小林製薬株式会社 研究開発活動 (2017年12月期)

当社グループは「“あったらいいな”をカタチにする」をブランドスローガンに、お客様の潜在的ニーズを掘り起こし、今までにない付加価値のある新製品を提供することで、お客様の生活を豊かにしていくことが使命と考えています。
当連結会計年度のグループ全体の研究開発費は7,239百万円であり、研究開発活動ならびに研究開発費は次のとおりであります。

国内家庭用品製造販売事業
当事業では、お客様が健康で快適な生活を送るために役立つ製品を提供すべく、ヘルスケア、日用品、スキンケア、カイロの4つのカテゴリーを研究開発対象として積極的な研究開発活動を行っております。
そして当社では、新製品寄与率(全売上高に占める新製品の割合)を10%以上とすることを目標としており、当連結会計年度は29品目の新製品を発売し、新製品寄与率は5.4%となりました。
主なカテゴリーの研究開発活動の成果は次のとおりであります。
ヘルスケア
物忘れ改善薬「ワスノン」や鎮咳除痰薬「ダスモック錠」、ひじ・ひざの黒ずんだ角質を除去する塗り薬「クロキュア」、皮脂枯れ肌改善薬「ヒシモア」、いぼ痔を根元から小さくする「ヘモリンド」など15品目を開発いたしました。
日用品
鼻呼吸に誘導し、安眠を促す鼻呼吸テープ「ナイトミン 鼻呼吸テープ」やこだわりの厳選フレグランスオイルで贅沢な香りをお部屋に広げる室内芳香消臭剤「Sawaday(サワデー)香るStick(スティック)フラワーアロマ」、トイレ用芳香消臭剤「トイレの消臭元パルファム」など12品目を開発しました。
スキンケア
濃厚プレミアムクリームが浸透しシミを防ぐ「ケシミンクリームEX(イーエックス)」など2品目を開発いたしました。

結果、当事業に係る研究開発費は6,692百万円となりました。

海外家庭用品製造販売事業
当事業では、海外のお客様が健康で快適な生活を送るために役立つ製品を提供すべく研究開発活動を行っており、当事業に係る研究開発費は292百万円となりました。

通信販売事業
当事業では、栄養補助食品、スキンケア製品を主な研究対象として、積極的な研究開発活動を行っており、当事業に係る研究開発費は254百万円となりました。

その他事業
当事業では、研究開発活動は行っておりません。