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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100D70L

有価証券報告書抜粋 日本電設工業株式会社 研究開発活動 (2018年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー株式の総数等


研究開発は部門ごとに、「設備工事業としての事業活動に資する開発」、「鉄道電気工事の特異性を活かした開発」、「安全な施工方法に関する開発」、「働き方改革に資する開発」、「関連企業との共同開発」を中心に進めている。
当連結会計年度における研究開発費の総額は、2億53百万円であり、部門ごとの主な研究開発の内容は次のとおりである。

(1) 鉄道電気工事部門1億24百万円

「重量物トラフ運搬・施工用アタッチメントの開発」
地中送電線路に使われているコンクリート製のトラフ蓋は、26㎏から89㎏と重量があり、人力でトラフ蓋を取り換える作業は腰部への負担や指を挟まれる危険性がある。
今回の開発は鉄道電気工事の特異性を考慮し、トラフ蓋敷設専用のバキューム吸引方式のアタッチメントと落下防止のため二重防護としてロック機能を備えた「重量物トラフ運搬・施工用アタッチメント」を開発し、軌陸車に搭載し使用できるようにした。
本開発により、作業員の安全と作業効率の向上を図った。
「分解式電線ドラムの開発」
電車線工事の架線張替作業は新線を張った後、旧線を木製ドラムに巻き取り、その後木製ドラムから電線を引き出し、短く切断し束ねるのに時間を要している。
今回の開発は鉄道電気工事の特異性を考慮し、巻き取った電線をそのまま束ね直接ドラムから取外すことができる「分解式電線ドラム」を開発した。
本開発により、作業効率の向上を図った。

(2) 一般電気・情報通信工事部門1億29百万円

「積算業務支援プログラムの開発」
電気工事を受注するにあたり、図面(PDF)から使用器具名称と数量を手作業で拾い出し、積算書類を作成するのに時間を要している。
今回の開発はICT技術を活用し、図面(PDF)からシンボルマークを読み取らせ、使用器具名称と数量を自動集計できる「積算業務支援プログラム」を開発した。
本開発により、自動集計により拾い出し誤り防止と、積算書類作成作業の軽減を図った。
「工具管理システム(忘れ物防止)の開発」
電気工事の現場作業では使用工具の持ち込み、持ち出しを手集計し現物確認に時間を要している。
今回の開発はICT技術を活用し、使用する工具個々に識別コード(カメレオンコード)を貼付けⅰPadのカメラ機能を活用し、持ち込み時の映像と持ち出し時の画像比較により、不足工具の判別が瞬時に行える「工具管理システム(忘れ物防止)」を開発した。
本開発により、作業現場で使用する工具の忘れ物防止と作業効率の向上を図った。

経営上の重要な契約等株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00115] S100D70L)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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