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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100D9B4

有価証券報告書抜粋 飯田グループホールディングス株式会社 研究開発活動 (2018年3月期)


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当連結会計年度のグループ全体の研究開発費は376百万円であります。
研究開発の主な内容は下記のとおりであり、主に報告セグメントに帰属しない当社において発生した研究開発費であります。
(1)2つの独自工法の開発
主に海外での住宅事業向けに自社開発した「オリジナルコンクリートブロック工法」「オリジナルツーバイフォー(I.D.S-8型)工法」につきまして、2017年8月1~8日、茨城県つくば市の国立研究開発法人土木研究所の振動実験施設において「実物大振動実験」を実施し、その耐震性能の高さを実証しました。
① 日本とは異なる高温多湿な国での住宅建築向けに開発した独自の「コンクリートブロック工法」の実験棟は、延床面積65.80㎡の2階建て住宅で、東日本大震災(東北地方太平洋沖地震/築館観測波)、熊本地震本震(益城観測波)を始めとする極めて稀にしか発生しない震度7の大地震波を連続で実験棟に与えましたが、構造体に損傷を生じることなく、建物の高い耐震性、安全性が実証されました。
② 北米やオセアニア等で普及しているツーバイフォー工法の構造材を使って、日本の在来工法の「軸組方式」「仕口接合」を作り出した「I.D.S-8型工法」の実験棟は、延床面積116.28㎡の2階建て住宅で、こちらも①と同様に熊本地震本震、東日本大震災等の震度7の大地震波を連続で実験棟に与え、高い耐震性、安全性を有する事を確認しました。
現在、「オリジナルコンクリートブロック工法」はASEAN地域、「I.D.S-8型工法」はロシア連邦沿海州地域での活用開始に向け、オリジナル部材の供給体制の構築や現地技術者への啓蒙活動などの準備作業を行っております。

(2)ウラジオストク市に「I.D.S-8型工法」によるモデルハウスを建築
ロシア連邦沿海州ウラジオストク市に建築したモデルハウスに「I.D.S-8型工法」を採用しました。
ロシア極東地方においては、安価で良質な木造戸建住宅の供給を目指して、住宅建築だけではなく、木材調達・加工から戸建住宅の建築・販売まで一貫した体制の構築を進めており、今回竣工したモデルハウスは、その販売体制構築の部分に位置付けられます。
本工法の採用により、現地技術者の技能に依存することなく、高品質・高性能な木造住宅の供給を実現します。

(3)IGパーフェクトエコハウスの研究開発
「水素」は、電気や熱を作るエネルギーとして利用でき、しかも発電等の際に二酸化炭素を排出しない「環境に優しい次世代エネルギー」として着目されています。
2017年12月、日本の府省庁横断の国家戦略として「水素基本戦略」が打ち出されました。これは世界に先駆けた「水素社会」の実現に向けた2030年までの行動計画です。
当社はこの「水素社会」実現に向け、独自の人工光合成技術により、空気中から採取した二酸化炭素と水から、水素源となるギ酸を生成・貯蔵し、更にこのギ酸から生成した水素により発電した電気で、家庭の消費電力の全てを賄うことができる住宅の開発を目指し、これを「IGパーフェクトエコハウス」と命名、先般、基本技術が完成しました。
この技術は、二酸化炭素の排出を抑制することはもとより、二酸化炭素の活用を可能とします。
私達は、2020年の技術確立、2025年の装置供給を目指し、今後も本研究活動を行ってまいります。

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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E27759] S100D9B4)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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