有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100HN1M
川岸工業株式会社 研究開発活動 (2019年9月期)
当事業年度は、溶接組立箱形断面柱(4面BOX柱)の角継手溶接施工の高能率化を図るために、柱板厚85mmを対象に2パスSAW法による溶接実験を実施し、健全溶接継手で良好な機械的性能が得られており、溶接施工法の一つとして2パスSAW法の有効性が確認できました。引き続き、実用化を考慮して、柱板厚60mm、65mmを用いた1パスSAW法による溶接実験を実施し、健全な溶接継手で良好な継手性能を有することを確認しました。
来年度は、鉄骨製作(溶接施工)の高能率化を目的として、以下の研究を計画しております。
①4面BOX柱の内ダイアフラム溶接部に着目して、柱スキンプレートと内ダイアフラムの板厚差(3、4、5サイズ差)による溶接部の冷却速度が、エレクトロスラグ溶接部の機械的性能に与える影響に関する確認実験
②4面BOX柱角継手の生産性向上の一環として、板厚80mm(550N/mm2級鋼材)を用いた 2パスSAWによる溶接実験
③550N級の冷間成形角形鋼管(SBCP385、SBCP385TF)溶接施工試験
一方、外部活動としては、日本建築学会の鉄骨工事運営委員会、日本鋼構造協会の研究委員会及び鉄骨建設協会の技術研究委員会にも積極的に参加し、当社技術レベルアップに努めております。
当事業年度における研究開発費は、5百万円であります。
来年度は、鉄骨製作(溶接施工)の高能率化を目的として、以下の研究を計画しております。
①4面BOX柱の内ダイアフラム溶接部に着目して、柱スキンプレートと内ダイアフラムの板厚差(3、4、5サイズ差)による溶接部の冷却速度が、エレクトロスラグ溶接部の機械的性能に与える影響に関する確認実験
②4面BOX柱角継手の生産性向上の一環として、板厚80mm(550N/mm2級鋼材)を用いた 2パスSAWによる溶接実験
③550N級の冷間成形角形鋼管(SBCP385、SBCP385TF)溶接施工試験
一方、外部活動としては、日本建築学会の鉄骨工事運営委員会、日本鋼構造協会の研究委員会及び鉄骨建設協会の技術研究委員会にも積極的に参加し、当社技術レベルアップに努めております。
当事業年度における研究開発費は、5百万円であります。
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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