シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100G9W3

有価証券報告書抜粋 矢作建設工業株式会社 研究開発活動 (2019年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当連結会計年度における当社グループが支出した研究開発費は、411百万円であります。
当社グループは、研究開発プロジェクトを一元管理するエンジニアリングセンターを中心に、建築・土木分野における生産性向上や事業領域の拡大に加え、多様化するニーズへ対応するための新工法・新技術の研究開発を、施工部門・グループ企業と連携を図りながら進めております。また、企業や大学等との技術交流・共同開発にも注力しており、更なる技術メニューの拡充を推進しております。
当連結会計年度におけるセグメント別の主な研究開発活動は、以下のとおりです。

1.建築セグメント
(1)鉄筋コンクリート造超高層建築に関する技術の拡充
工場や工事現場であらかじめ製造するプレキャスト鉄筋コンクリート部材を活用することに加え、更なる効率化を図る新設計法を開発することで、超高層マンションなどの施工の生産性向上や品質向上に取組んでおります。省力化・省人化、コスト低減など競争力確保につながるプレキャスト化技術を中心に、新しい設計法・施工法の開発や実用化を引き続き推進してまいります。

(2)鉄骨造における大規模・超高層建築に関する技術の拡充
鉄骨造大規模建築の競争力向上を目的とした経済的かつ省力化を実現できる新設計法の技術的検証を終え、第三者機関による性能証明審査を実施しております。引き続き、超高層鉄骨造建築に関する技術の拡充に向けて、設計・施工技術の底上げと、新工法開発を進めてまいります。

(3)ICT(情報通信技術)を活用した業務効率化の推進
3次元モデルデータにコストや仕上げ・管理情報などの属性データを兼ね備えたBIMシステムの活用を推進し、設計業務、施工計画、品質管理への本格的な運用に移行しております。更なる業務効率化を目指し、ウェアラブル端末やAI(人工知能)の実用化などを視野に入れた具体的な取組みを進めてまいります。

2.土木セグメント
(1)建設ICT(情報通信技術)、AI(人工知能)等を活用した業務効率化への取組み
生産性向上と働き方改革の両立を目的に、業務の効率化と標準化を図るべく、ICT(BIM・CIM)さらにはAIを活用した施工管理システムや積算システム等の実用化を視野に入れた取組みを推進しております。将来的にはシステムと連動したウェアラブル端末の携行により現場業務の大幅な効率化を目指しております。

(2)防災・減災や維持補修分野での独自技術の拡充
防災・減災機能に優れ、全国で数多くの施工実績を持つ当社独自技術である地山補強土工法「パンウォール工法」に加え、社会インフラの維持・補修に向けた当社独自のコンクリート剥落対策工法「ウォールプロテクト工法」について、耐久性・施工性・経済性などの更なる向上に向けた改良を推進しております。

(3)省人化・省力化による生産性向上を目的とした機械化施工技術の開発
パンウォール工法などの事業拡大を図るうえで課題となる労務不足問題を解消すべく、機械化施工の研究と試験施工の活動を推進しております。将来的には、工法の一連作業を完結できる施工機械の開発を目指しております。

3.不動産セグメント
研究開発活動は特段行われておりません。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00148] S100G9W3)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。