有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100G99X
特殊電極株式会社 研究開発活動 (2019年3月期)
当社グループは、多様化された顧客ニーズに対応するため、溶接技術をキーワードに、地球環境、作業環境へ配慮した製品、商品、装置の研究開発を基本コンセプトとして取組んでおります。
研究開発体制は、開発委員会の統制のもと、尼崎研究所、白山研究所及び環境技術室において推進し、研究開発スタッフは17名で、これは総従業員の約7%に当たっております。
当連結会計年度における各セグメント別の主な開発テーマ、研究開発状況は次のとおりであります。また、当連結会計年度における各セグメント別の研究開発費は、①工事施工関係29百万円、②溶接材料関係23百万円、③環境関連装置関係10百万円であり、総額は65百万円となっております。
① 工事施工関係
② 溶接材料関係
③ 環境関連装置関係
研究開発体制は、開発委員会の統制のもと、尼崎研究所、白山研究所及び環境技術室において推進し、研究開発スタッフは17名で、これは総従業員の約7%に当たっております。
当連結会計年度における各セグメント別の主な開発テーマ、研究開発状況は次のとおりであります。また、当連結会計年度における各セグメント別の研究開発費は、①工事施工関係29百万円、②溶接材料関係23百万円、③環境関連装置関係10百万円であり、総額は65百万円となっております。
① 工事施工関係
研究・開発テーマ | 研究・開発状況 |
トッププレート施工法の開発 | 製鉄所設備用の新材料の開発を進めて、試作品による実機試験を目指しております。また耐摩耗性向上の開発も進めております。 |
2軸耐摩耗バレルの施工法の開発 | バレル内面への新たな高硬度材料及びその肉盛方法を開発するため、実ワークでの施工テストを実施し、施工法を確立いたしました。 |
② 溶接材料関係
研究・開発テーマ | 研究・開発状況 |
PTA粉末材料の開発 | 多層盛が可能であり、耐摩耗性が良好な鍛造用粉末材料の開発を進めております。 |
MTワイヤの作業性改善と生産性の向上 | フラックス入りワイヤにおける製造コスト削減に努めてまいりました。今後も原料調達を含めた総合的なコスト削減、生産性及び作業性の改善を進めてまいります。 |
新溶接材料の開発 | 土砂・金属の複合摩耗に対する新材料の開発を進めております。 |
③ 環境関連装置関係
研究・開発テーマ | 研究・開発状況 |
次世代型冷却装置の開発 | ワーク形状、サイズ等の変化に対して、応用可能な新設計根拠を確立し実機による能力確認で評価を得ております。今後は、新たな課題に対応し、更なる完成度向上に向け、開発を進めてまいります。 |
低圧鋳造機の金型加熱装置の開発 | 要求仕様の変化に対応した性能向上の新設計を行い、実機運転による確認を実施しております。今後は完成度向上を目指し、改善を実施してまいります。 |
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