シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100G3NU

有価証券報告書抜粋 株式会社島精機製作所 研究開発活動 (2019年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社の企業グループにおきまして幅広く研究開発活動を行っており、当連結会計年度における研究開発費の総額は、3,250百万円であります。
セグメントに関連付けた研究開発費については、当社の研究開発活動が開発課題に対応したプロジェクトを必要に応じてフレキシブルに編成して取り組んでおり、セグメント別に関連付けることが困難であるため記載しておりません。
当連結会計年度における主な研究開発活動の概要は次のとおりであります。
当社グループのコア・ビジネスである横編機分野では、国際繊維機械見本市(ITMA 2019)(2019年6月開催)に向けて、生産効率向上や省電力を両立させた新機種や新機能の開発を行ってまいりました。
昨今、ファッション業界では、サステイナブルをテーマに取り組みが見られてきており、当社も業界に対して、ホールガーメント横編機と高精細な3次元バーチャルサンプルを生み出すデザインシステムを活用した「トータルファッションシステム」でサステイナブルなもの創りを訴求しております。
このような中、製品作りの無縫製化の機運が高まっており、そのニーズに対応したホールガーメント横編機のエントリーモデル「MACH2VS」を新たに開発しました。自走式キャリアを採用し、色柄の作成を可能にします。成型編機においては、「SSR」「SVR」などの主力機種でキャリッジシステムを改良し、生産効率を高めた新機種をそれぞれ開発しました。
またデザインシステムは、3次元のバーチャルシミュレーションのさらなる高速化、操作性の向上を図った新製品「SDS-ONE APEX4」の開発に取り組みました。システム上で、よりリアルなサンプル作成につなげ、企画・デザインから生産までのもの創りを一気通貫でサポートします。
ニット編成面の開発を進めるトータルデザインセンターでは、最先端の横編み技術を駆使し、ホールガーメントサンプルの開発を中心に行ってまいりました。ITMA 2019に向けて、当社独自の機能を活用したサンプル開発や、ファッション業界にとどまらずスポーツやメディカル、インテリア業界、産業資材など異業種への提案を行うためのサンプルの開発も強化しました。
一方、自動裁断機の「P-CAM」シリーズは、「Total Cutting Solution」を確立させるため、裁断機の開発にとどまらず、延反からラベリング、そしてピックアップと裁断の前後工程において生産性向上や省人化につながる開発を継続しています。
当期は一枚断ち自動裁断機の「P-CAM160」をリニューアルしました。これまでと違い、密閉ビニールを使用せず裁断できるようにしたことで、効率化に加え、ビニールの廃棄ロスもなく環境にやさしい仕様となりました。また、海外販売を強化するため、市場のニーズに応じた最適な機能改良にも取り組みました。
今後も性能の向上に加え、お客様の要望に合わせた開発を継続することで、アパレル業界のみならず、航空宇宙関連、自動車産業、産業資材など様々な業界への浸透を図ってまいります。
以上のように、当社では創業以来、「Ever Onward ― 限りなき前進」の経営理念のもと、「創造性にもとづく独自の技術開発」を基本に、ハードウエア、ソフトウエアを開発してまいります。また、外部リソースを有効に活用しながら開発スピードを高め、常に顧客の立場に立った製品及びノウハウを生み出すための研究開発に努めております。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01531] S100G3NU)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。