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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100G7P4

有価証券報告書抜粋 アイダエンジニアリング株式会社 研究開発活動 (2019年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等


当社グループでは、開発本部を中心に技術本部等と連携し基盤技術の強化・確立及び基幹商品の強化と次世代主力製品開発を基本方針として研究開発に取り組んでおります。

当連結会計年度の研究開発費の総額は、1,067百万円であり、そのほとんどを日本セグメントで計上しております。なお、当連結会計年度においては「プレス成形によるスプロケットのネットシェイプ加工」が日本鍛圧機械工業会のMF技術大賞を受賞し、「冷間鍛造工法によるシートベルト部品のネットシェイプ化」が同じくMF技術優秀賞を受賞いたしました。

当連結会計年度の研究開発活動の主なものは、次のとおりであります。
新技術・基盤技術の開発

(1) プレス用サーボモーターシステムの開発

当社ではサーボプレスに求められる多様な能力を最大限発揮させるために、その駆動源であるサーボモーター及びサーボシステムを自社開発しております。コンパクトで大出力なサーボモーターや、さらなる大トルク低速サーボモーター、環境にやさしい高効率なサーボモーター等の研究・開発を継続して進めております。

(2) 軽量化素材の成形システム開発

自動車の軽量化や安全性能の向上を狙い、当社においても軽量・高強度材・難成形材の成形工法を追及しており、サーボプレスを活用した高精度・高強度アルミ合金部品の生産システムや、より生産性の高い超高張力鋼板(ハイテン)の冷間プレス成形システムの実用化に向けた開発を進めております。

(3) IoT(モノのインターネット)システムの開発

インターネットを通じての機械監視や機械保全、稼動監視等を行う機械情報管理システムとして「Ai CARE」を商品化し、その後も継続的に機能向上や改善を行っており、さらなるコスト削減や品質向上に役立つシステムへと進化を続けております。昨年度は複数台の大型プレスと機体間搬送装置で構成するタンデムラインに「Ai CARE」適応し、稼動を開始しました。

基幹商品の強化

(1) 新分割フレーム方式大型ULプレス機(UL-20000)の開発

高精度・高剛性で定評のあるULプレス機に新分割フレーム方式を採用した大型ULプレス機を開発しました。従来の高精度・高剛性を維持しながら、従来機でのダイハイト制限に対して柔軟に対応することが可能になりました。

(2) 省スペースメカ式高速タンデムライン(SMX-S2-8000+TMX-S2-15000)の開発

従来からのメカ式プレスによるタンデムラインにおいて、連続運転での高速な同調運転が可能なシステムを開発しました。このシステムは新開発の高速多間接搬送装置を採用しており、搬送装置はスタックされたブランク材を直接第一ステージに投入することで省スペース化を実現しました。さらにビジョンシステムを搭載し搬送中にブランク材の位置補正を行うことで正確にブランク材を投入でき、高い生産性を発揮します。

(3) 非磁性体対応大型ディスタックフィーダーの開発

磁気吸着やマグネットフローターが使用できない非磁性体(アルミ材)でも高速安定搬送が可能な大型ディスタックフィーダーを開発しました。最大4100mm×2100mmの外板用アルミ材に対応し、独自機構により2枚分離性能も格段に向上しました。


事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01545] S100G7P4)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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