有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100G6ZG
日立建機株式会社 研究開発活動 (2019年3月期)
当連結グループは、新たな付加価値の創造、品質・信頼性の向上を目的に、新技術や新製品の開発を積極的に推進しています。研究・開発本部の先行開発センタを主体に、研究・開発、生産・調達、品質保証の各本部、及びグループ会社の研究開発従事者が、緊密な連携を取りながら研究開発を推進しています。また、広範かつ高度な技術獲得のため、株式会社日立製作所、国内外の大学との依頼研究、共同研究を行っており、これらの研究活動を通して、高度技術人財の育成を同時に図っています。
当連結会計年度の研究開発費の総額は、24,774百万円です。
セグメントごとの研究開発活動を示すと次のとおりです。
(1)建設機械ビジネス
基軸製品である油圧ショベル、超大型ショベルに加え、ミニショベル、ホイールローダ等において、次期排ガス規制に対する技術開発を進めているほか、「低炭素」をキーワードに、クリーン化、省エネルギー化を考慮した製品開発を進め、国内の特定特殊自動車(オフロード法)排出ガス2014年基準に適合した中型油圧ショベル、ホイールローダ、道路機械を開発しています。
提出会社独自の技術で新たに開発した油圧蓄圧式ハイブリッドシステム「HIOS Ⅳ-HX(ハイオス フォー エイチエックス)」を搭載したハイブリッド油圧ショベルZH120-6を2018年10月1日に発売しました。油圧を蓄圧するアキュムレータを使用した回生システムにより、低燃費を実現しました。
地球温暖化防止や低炭素社会実現に積極的な欧州において、提出会社の代理店Kiesel GmbHのグループ会社であるKTEG Kiesel Technologie Entwicklung GmbHと、建設機械の電動化及び応用開発製品の開発を行う新会社であるEAC European Application Center GmbHの設立を2018年10月1日に発表しました。これまで、多数の電動化建機を開発・納入してきた提出会社と、欧州市場の電動化の規制動向や商品化のためのノウハウを豊富に有するKTEG Kiesel Technologie Entwicklung GmbHが技術的なノウハウを持ち寄ることで、現行機械のコンポーネントを活用しながら、お客様のニーズに対応した電動化が可能となり、環境負荷とライフサイクルコストの低減に貢献する電動化建機の開発を加速していきます。
近年の建設機械の潮流である情報・自動化技術関連では、機械の作業効率の向上、お客様の施工・管理コスト削減を目的とした機械の予防保全、施工支援システム等、建設機械のライフサイクル全体を視野に入れ、新たに顧客価値の創出を目的とした研究開発を推進しています。2018年1月に発売された20tクラスのICT油圧ショベルZX200X-6に続き、13tクラスの後方超小旋回型の特徴を生かしたZX135USX-6を2018年10月より発売しました。
提出会社独自のマシンコントロール機能である「Solution Linkage Assist(ソリューションリンケージ アシスト)」を搭載しており、GNSS受信機から得た機械の位置情報やバケット爪先の3次元情報を基に、3D(3次元)施工データに従って機械のフロント(ブーム、アーム、バケット)をリアルタイムで半自動制御し、施工目標面を掘り過ぎることなく、効率的な作業が可能となります。ZX135USX-6は、国交省が推進するi-Constructionに対応しています。
土木・建設業に携わるお客様の施工現場における「安全性向上」や「生産性向上」、「ライフサイクルコスト低減」に貢献する、ICT・IoTソリューション「Solution Linkage (ソリューション リンケージ)」の一環として、施工現場の見える化や進捗管理、指定エリアへの進入を通知する機能を持つICT施工ソリューション「Solution Linkage Mobile(ソリューション リンケージ モバイル)」の販売を2018年4月より国内向けに開始しました。Solution Linkage Mobileは、「もっと手軽に現場をIoT化」をコンセプトに、スマートフォンなどのモバイル端末を活用することで、施工現場を機械と人が「つながる現場」にすることを実現します。
提出会社は、日立グループの強みである制御システム及びICT・IoTの技術を活用する「One Hitachi」で取り組むと共に、さまざまなビジネスパートナーとのオープンイノベーションによる連携を推進します。身近で頼りになるパートナーとして、社会課題を解決するソリューション「Reliable solutions」を、お客様と協創し提供していくと共に、環境価値・企業価値の創出に努めていきます。
当連結会計年度の建設機械ビジネスにおける研究開発費は、22,819百万円です。
当連結会計年度の主な成果は、次のとおりです。
Solution Linkage Mobile(ソリューション リンケージ モバイル)
Solution Linkage Survey(ソリューション リンケージ サーベイ)
トロリー受電式リジッドダンプトラック EH5000AC-3
ICT油圧ショベル ZX135USX-6
ハイブリッド油圧ショベル ZH120-6
(2)ソリューションビジネス
マイニング設備向けの事業では、交換性、摩耗寿命、安全性を考慮した、競争力の高いバケット消耗品の爪やマイニングショベル用の足回り製品の開発を行っています。また、お客様の生産性向上に寄与する、油圧ショベルの特性とお客様の掘削条件を反映した高効率バケットの製品化開発も行っています。
固定プラント及び鉱物加工向けの事業では、電子厚さ測定装置やレーザースキャニング技術とディスクリート素子モデリングソフトウェアを使用して製品の設計を最適化し、ミルライナーや表面摩耗の寿命を延ばし、処理能力を向上させる開発を行っています。また、IoTを活用した製品ソリューションの提供についても研究を進めています。
当連結会計年度のソリューションビジネスにおける研究開発費は、1,955百万円です。
当連結会計年度の研究開発費の総額は、24,774百万円です。
セグメントごとの研究開発活動を示すと次のとおりです。
(1)建設機械ビジネス
基軸製品である油圧ショベル、超大型ショベルに加え、ミニショベル、ホイールローダ等において、次期排ガス規制に対する技術開発を進めているほか、「低炭素」をキーワードに、クリーン化、省エネルギー化を考慮した製品開発を進め、国内の特定特殊自動車(オフロード法)排出ガス2014年基準に適合した中型油圧ショベル、ホイールローダ、道路機械を開発しています。
提出会社独自の技術で新たに開発した油圧蓄圧式ハイブリッドシステム「HIOS Ⅳ-HX(ハイオス フォー エイチエックス)」を搭載したハイブリッド油圧ショベルZH120-6を2018年10月1日に発売しました。油圧を蓄圧するアキュムレータを使用した回生システムにより、低燃費を実現しました。
地球温暖化防止や低炭素社会実現に積極的な欧州において、提出会社の代理店Kiesel GmbHのグループ会社であるKTEG Kiesel Technologie Entwicklung GmbHと、建設機械の電動化及び応用開発製品の開発を行う新会社であるEAC European Application Center GmbHの設立を2018年10月1日に発表しました。これまで、多数の電動化建機を開発・納入してきた提出会社と、欧州市場の電動化の規制動向や商品化のためのノウハウを豊富に有するKTEG Kiesel Technologie Entwicklung GmbHが技術的なノウハウを持ち寄ることで、現行機械のコンポーネントを活用しながら、お客様のニーズに対応した電動化が可能となり、環境負荷とライフサイクルコストの低減に貢献する電動化建機の開発を加速していきます。
近年の建設機械の潮流である情報・自動化技術関連では、機械の作業効率の向上、お客様の施工・管理コスト削減を目的とした機械の予防保全、施工支援システム等、建設機械のライフサイクル全体を視野に入れ、新たに顧客価値の創出を目的とした研究開発を推進しています。2018年1月に発売された20tクラスのICT油圧ショベルZX200X-6に続き、13tクラスの後方超小旋回型の特徴を生かしたZX135USX-6を2018年10月より発売しました。
提出会社独自のマシンコントロール機能である「Solution Linkage Assist(ソリューションリンケージ アシスト)」を搭載しており、GNSS受信機から得た機械の位置情報やバケット爪先の3次元情報を基に、3D(3次元)施工データに従って機械のフロント(ブーム、アーム、バケット)をリアルタイムで半自動制御し、施工目標面を掘り過ぎることなく、効率的な作業が可能となります。ZX135USX-6は、国交省が推進するi-Constructionに対応しています。
土木・建設業に携わるお客様の施工現場における「安全性向上」や「生産性向上」、「ライフサイクルコスト低減」に貢献する、ICT・IoTソリューション「Solution Linkage (ソリューション リンケージ)」の一環として、施工現場の見える化や進捗管理、指定エリアへの進入を通知する機能を持つICT施工ソリューション「Solution Linkage Mobile(ソリューション リンケージ モバイル)」の販売を2018年4月より国内向けに開始しました。Solution Linkage Mobileは、「もっと手軽に現場をIoT化」をコンセプトに、スマートフォンなどのモバイル端末を活用することで、施工現場を機械と人が「つながる現場」にすることを実現します。
提出会社は、日立グループの強みである制御システム及びICT・IoTの技術を活用する「One Hitachi」で取り組むと共に、さまざまなビジネスパートナーとのオープンイノベーションによる連携を推進します。身近で頼りになるパートナーとして、社会課題を解決するソリューション「Reliable solutions」を、お客様と協創し提供していくと共に、環境価値・企業価値の創出に努めていきます。
当連結会計年度の建設機械ビジネスにおける研究開発費は、22,819百万円です。
当連結会計年度の主な成果は、次のとおりです。
Solution Linkage Mobile(ソリューション リンケージ モバイル)
Solution Linkage Survey(ソリューション リンケージ サーベイ)
トロリー受電式リジッドダンプトラック EH5000AC-3
ICT油圧ショベル ZX135USX-6
ハイブリッド油圧ショベル ZH120-6
(2)ソリューションビジネス
マイニング設備向けの事業では、交換性、摩耗寿命、安全性を考慮した、競争力の高いバケット消耗品の爪やマイニングショベル用の足回り製品の開発を行っています。また、お客様の生産性向上に寄与する、油圧ショベルの特性とお客様の掘削条件を反映した高効率バケットの製品化開発も行っています。
固定プラント及び鉱物加工向けの事業では、電子厚さ測定装置やレーザースキャニング技術とディスクリート素子モデリングソフトウェアを使用して製品の設計を最適化し、ミルライナーや表面摩耗の寿命を延ばし、処理能力を向上させる開発を行っています。また、IoTを活用した製品ソリューションの提供についても研究を進めています。
当連結会計年度のソリューションビジネスにおける研究開発費は、1,955百万円です。
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01585] S100G6ZG)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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