有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100G925
株式会社酉島製作所 研究開発活動 (2019年3月期)
当社グループ(当社及び連結子会社)の研究開発活動は、研究開発部及びプラントエンジニアリング部が中心となり、ポンプ事業、新エネルギー・環境事業に係る市場ニーズに応えるため、中長期製品計画等に基づく重点テーマを設定して推進しており、当連結会計年度の研究開発関連費用としては総額482百万円を投入しております。
海水淡水化分野では、2017年に市場投入した高効率型のRO法海水淡水化プラント向け高圧ポンプが好調に受注を伸ばしております。同市場でのさらなる受注拡大に向け、大容量化するポンプニーズに対応すべく、これまでに培ってきた流体および構造解析技術を駆使し、新たなポンプ開発に取り組んでおります。
送水分野においては、中東など長距離かつ高低差のある地形で高圧送水が可能な大型送水用ポンプの開発設計を行いました。過去の同用途のポンプと比較しても世界トップクラスの高揚程、高出力、高効率のポンプとなりました。引き続き、中東地域を中心として送水ポンプ需要が見込まれることから、今回開発設計した製品が新規受注に貢献することが期待されます。
エネルギー分野では、全般的に火力発電所への投資は減少しているものの、アメリカを中心としてコンバインドサイクル用高負荷変動対応型ボイラ給水ポンプを複数台受注しており、引き続きお客様から評価をいただいております。
ポンプの高性能・高速化への対応かつ、お客様のニーズにあった製品をどこよりも速く開発するために、大規模クラスタシステムを2018年に更新しました。さらに、大学と共同で開発を行った多目的最適化システムをクラスタシステムと組合せ、性能と開発スピード両方を同時に向上させることに成功しました。
ポンプの高速化時に課題となるキャビテーションエロージョンについては、検証用試験ループを活用して物理データを収集し、壊食速度予測の高精度化を図ることで新製品の品質向上に努めております。
また、ロータダイナミクス、構造及び材料関連の要素技術については、大学やコンサルタント等の外部機関を積極的に活用することで、基礎的研究を共同で実施中であります。さらに、開発効率向上を目的として、新たな水力要素開発システムの構築を進めております。
海水淡水化分野では、2017年に市場投入した高効率型のRO法海水淡水化プラント向け高圧ポンプが好調に受注を伸ばしております。同市場でのさらなる受注拡大に向け、大容量化するポンプニーズに対応すべく、これまでに培ってきた流体および構造解析技術を駆使し、新たなポンプ開発に取り組んでおります。
送水分野においては、中東など長距離かつ高低差のある地形で高圧送水が可能な大型送水用ポンプの開発設計を行いました。過去の同用途のポンプと比較しても世界トップクラスの高揚程、高出力、高効率のポンプとなりました。引き続き、中東地域を中心として送水ポンプ需要が見込まれることから、今回開発設計した製品が新規受注に貢献することが期待されます。
エネルギー分野では、全般的に火力発電所への投資は減少しているものの、アメリカを中心としてコンバインドサイクル用高負荷変動対応型ボイラ給水ポンプを複数台受注しており、引き続きお客様から評価をいただいております。
ポンプの高性能・高速化への対応かつ、お客様のニーズにあった製品をどこよりも速く開発するために、大規模クラスタシステムを2018年に更新しました。さらに、大学と共同で開発を行った多目的最適化システムをクラスタシステムと組合せ、性能と開発スピード両方を同時に向上させることに成功しました。
ポンプの高速化時に課題となるキャビテーションエロージョンについては、検証用試験ループを活用して物理データを収集し、壊食速度予測の高精度化を図ることで新製品の品質向上に努めております。
また、ロータダイナミクス、構造及び材料関連の要素技術については、大学やコンサルタント等の外部機関を積極的に活用することで、基礎的研究を共同で実施中であります。さらに、開発効率向上を目的として、新たな水力要素開発システムの構築を進めております。
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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