有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100FPTD
株式会社小森コーポレーション 研究開発活動 (2019年3月期)
研究開発活動は、当社グループの事業戦略に基づき重要度及び緊急度の高い課題に重点的に取組んでおります。
当連結会計年度における当社の重要な研究開発成果は次の通りであります。
A全判オフセット枚葉印刷機に、新たに反転機構を備え、両面ワンパス印刷を可能にした「LITHRONE G37P」の8色機モデルを開発しました。
「LITHRONE G37P」は、新しい反転機構を採用することにより高品質な両面印刷を行うことができます。さらにこの新反転機構は、構造もシンプルで、耐久性やメンテナンス性を格段に向上させています。
銀行券印刷用コンビネーションマルチプロセス番号コーター印刷機「CURRENCY NV32」が国際通貨協会(IACA)の「最優秀技術賞2018」を受賞しました。
「CURRENCY NV32」は、最高印刷速度12,000回転/時間、番号印刷品質評価システム「PQA-N」を有し、銀行券印刷の最終プロセスである番号印刷を高速で安定した品質で行います。各印刷ユニットは、単独駆動モーターとクラッチを有することで、同時並行でジョブ替えを進めることができます。これにより当社の従来方式に比べ準備時間を50%以上短縮することに成功しました。
また、2018年12月3日から3日間、ベトナムのハノイで開催された「アジアハイセキュリティー印刷会議(High Security Printing Asia) 2018」では、銀行券印刷品質検査技術を紹介しました。オンライン検査では印刷品質評価システム「PQA-C」を、オフライン検査では検査専用機「CURRENCY QA」を紹介し、技術の優位性をアピールしています。
2018年7月26日から31日までの6日間、東京ビッグサイトにおいて開催された国際総合印刷テクノロジー&ソリューション展「IGAS2018」にて、新製品4機種(「H-UV L (LED)」搭載A全判反転機構付8色オフセット枚葉印刷機「LITHRONE G37P」、「H-UV」搭載A全判4色オフセット枚葉印刷機「LITHRONE G37」、プログラム油圧クランプ大型断裁システム「Apressia(アプリシア) CTX132」、ハイパフォーマンス ブランキング システム「Apressia MB110」)を含む10台の機器を展示しました。これらすべての機器をソリューションクラウド「KP-Connect」でつなぐことによって、ブース全体を印刷工場に見立てたスマートファクトリーを再現し、工場全体の動きが一元管理される優位性を来場者にご覧いただきました。
また、2018年10月12日には、当社つくばプラント・KGC(小森グラフィックテクノロジーセンター)において、「Autumn Fair 2018」を開催しました。この内覧会では「H-UV L (LED)」搭載菊全判両面8色オフセット枚葉印刷機「LITHRONE GX40RP」を用いて、複数のジョブをワンマン操作でノンストップ生産する「オートパイロット」の実演を行いました。ジョブ切り替えでは、切り替え制御システム「パラレルメイクレディ」により①全色同時刷版交換装置「A-APC」の版交換、②ブランケット洗浄、③インキ設定の3つの作業を同時に処理し、作業時間の大幅削減をご確認いただきました。
2018年8月のニュースリリースでご案内の通り、40インチ枚葉ナノグラフィックプリンティングシステム「Impremia NS40」は2019年中のフィールドテストの実施に向けて開発が進んでいます。「Impremia NS40」は、最大紙サイズ750×1,050mmでありながら最高印刷速度6,500回転/時間という、優れた生産性を実現するデジタル印刷システムです。drupa2016に技術展示として発表してから3年が経過した現在、当社はLanda社とのライセンス契約に基づき、Nanography®技術をコアとして採用しつつ、信頼性の高い、安定した使いやすいシステムにすべく、当社独自の制御技術を盛り込んだ開発を進めています。
KOMORIグループのPE(プリンテッドエレクトロニクス)・精密機器事業を担うセリアコーポレーションは、2018年11月21日、22日の2日間、内覧会「2018 EXPO SERIA」をセリアエンジニアリング各務原工場にて開催し、モデルチェンジした新製品のプリント基板(PCB)向けCCD カメラ付き全自動印刷機「SFA-PC610CTN」のほか、真空コーター「SVM-6151IP」、縦型両面スクリーン印刷機「SSA-DSV650」を展示しました。また、各種消耗資材・機材及び製版では、電子部品、プリント基板製造等多岐にわたる製造プロセスでの連動、マッチングをテーマとした展示に加え、お客様の基幹システムと連携し、生産機械の稼働状況を「見える化」する生産管理システムもご提案しました。
KOMORIの提供する革新的乾燥システム「H-UV」シリーズが、2009年の発売以来、2019年1月で1,000台の受注を突破しました。優れた速乾性能により高付加価値印刷・パッケージ印刷にも威力を発揮するH-UVシステムは、小ロット・多品種・短納期化が進む昨今の印刷業界の急激な変化の中で、導入された多くのお客様から高い評価を得ています。近年ではLEDタイプであるH-UV L (LED) を開発し、さらなる省電力化、印刷効率の向上、メンテナンスの負担軽減などの要求に応えています。
KOMORIは、当社標準のインキ「K-サプライインキ」など、H-UVシステムに最適な消耗資材を「K-サプライ」として一括して提供することで、品質維持、トラブル解決、コスト低減までをサポートする体制を整えています。
なお、当連結会計年度の研究開発費は、4,740百万円(売上高比5.3%)であります。
当連結会計年度における当社の重要な研究開発成果は次の通りであります。
A全判オフセット枚葉印刷機に、新たに反転機構を備え、両面ワンパス印刷を可能にした「LITHRONE G37P」の8色機モデルを開発しました。
「LITHRONE G37P」は、新しい反転機構を採用することにより高品質な両面印刷を行うことができます。さらにこの新反転機構は、構造もシンプルで、耐久性やメンテナンス性を格段に向上させています。
銀行券印刷用コンビネーションマルチプロセス番号コーター印刷機「CURRENCY NV32」が国際通貨協会(IACA)の「最優秀技術賞2018」を受賞しました。
「CURRENCY NV32」は、最高印刷速度12,000回転/時間、番号印刷品質評価システム「PQA-N」を有し、銀行券印刷の最終プロセスである番号印刷を高速で安定した品質で行います。各印刷ユニットは、単独駆動モーターとクラッチを有することで、同時並行でジョブ替えを進めることができます。これにより当社の従来方式に比べ準備時間を50%以上短縮することに成功しました。
また、2018年12月3日から3日間、ベトナムのハノイで開催された「アジアハイセキュリティー印刷会議(High Security Printing Asia) 2018」では、銀行券印刷品質検査技術を紹介しました。オンライン検査では印刷品質評価システム「PQA-C」を、オフライン検査では検査専用機「CURRENCY QA」を紹介し、技術の優位性をアピールしています。
2018年7月26日から31日までの6日間、東京ビッグサイトにおいて開催された国際総合印刷テクノロジー&ソリューション展「IGAS2018」にて、新製品4機種(「H-UV L (LED)」搭載A全判反転機構付8色オフセット枚葉印刷機「LITHRONE G37P」、「H-UV」搭載A全判4色オフセット枚葉印刷機「LITHRONE G37」、プログラム油圧クランプ大型断裁システム「Apressia(アプリシア) CTX132」、ハイパフォーマンス ブランキング システム「Apressia MB110」)を含む10台の機器を展示しました。これらすべての機器をソリューションクラウド「KP-Connect」でつなぐことによって、ブース全体を印刷工場に見立てたスマートファクトリーを再現し、工場全体の動きが一元管理される優位性を来場者にご覧いただきました。
また、2018年10月12日には、当社つくばプラント・KGC(小森グラフィックテクノロジーセンター)において、「Autumn Fair 2018」を開催しました。この内覧会では「H-UV L (LED)」搭載菊全判両面8色オフセット枚葉印刷機「LITHRONE GX40RP」を用いて、複数のジョブをワンマン操作でノンストップ生産する「オートパイロット」の実演を行いました。ジョブ切り替えでは、切り替え制御システム「パラレルメイクレディ」により①全色同時刷版交換装置「A-APC」の版交換、②ブランケット洗浄、③インキ設定の3つの作業を同時に処理し、作業時間の大幅削減をご確認いただきました。
2018年8月のニュースリリースでご案内の通り、40インチ枚葉ナノグラフィックプリンティングシステム「Impremia NS40」は2019年中のフィールドテストの実施に向けて開発が進んでいます。「Impremia NS40」は、最大紙サイズ750×1,050mmでありながら最高印刷速度6,500回転/時間という、優れた生産性を実現するデジタル印刷システムです。drupa2016に技術展示として発表してから3年が経過した現在、当社はLanda社とのライセンス契約に基づき、Nanography®技術をコアとして採用しつつ、信頼性の高い、安定した使いやすいシステムにすべく、当社独自の制御技術を盛り込んだ開発を進めています。
KOMORIグループのPE(プリンテッドエレクトロニクス)・精密機器事業を担うセリアコーポレーションは、2018年11月21日、22日の2日間、内覧会「2018 EXPO SERIA」をセリアエンジニアリング各務原工場にて開催し、モデルチェンジした新製品のプリント基板(PCB)向けCCD カメラ付き全自動印刷機「SFA-PC610CTN」のほか、真空コーター「SVM-6151IP」、縦型両面スクリーン印刷機「SSA-DSV650」を展示しました。また、各種消耗資材・機材及び製版では、電子部品、プリント基板製造等多岐にわたる製造プロセスでの連動、マッチングをテーマとした展示に加え、お客様の基幹システムと連携し、生産機械の稼働状況を「見える化」する生産管理システムもご提案しました。
KOMORIの提供する革新的乾燥システム「H-UV」シリーズが、2009年の発売以来、2019年1月で1,000台の受注を突破しました。優れた速乾性能により高付加価値印刷・パッケージ印刷にも威力を発揮するH-UVシステムは、小ロット・多品種・短納期化が進む昨今の印刷業界の急激な変化の中で、導入された多くのお客様から高い評価を得ています。近年ではLEDタイプであるH-UV L (LED) を開発し、さらなる省電力化、印刷効率の向上、メンテナンスの負担軽減などの要求に応えています。
KOMORIは、当社標準のインキ「K-サプライインキ」など、H-UVシステムに最適な消耗資材を「K-サプライ」として一括して提供することで、品質維持、トラブル解決、コスト低減までをサポートする体制を整えています。
なお、当連結会計年度の研究開発費は、4,740百万円(売上高比5.3%)であります。
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01667] S100FPTD)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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