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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100FHE6

有価証券報告書抜粋 中野冷機株式会社 研究開発活動 (2018年12月期)


経営上の重要な契約等メニュー株式の総数等


当連結会計年度は研究開発費として329百万円を投入し、主に下記のような研究開発を行いました。

日本

(1) 省エネ法トップランナー制度対応の内蔵ケースの開発

2020年施行実施に対して製品開発と準備を進めました。主要内蔵ケースであるスポットケースのインバータ搭載、本体自体の省エネ性能改良などモデルチェンジを実施しました。
製品カタログにも達成率表示を行い全体機種の50%を達成しました。残りの機種につきましても2019度に達成する準備を進めています。

(2) 省力化ショーケースの開発

スーパーマーケット及びコンビニエンスストアの省力化の要望に対して、ケース清掃作業の軽減機能やショーケースへの陳列作業を容易にする軽量スライド棚など顧客提案を積極的に実施しました。
これら他社と差別化する機能考案は特許申請も行いました。

(3) 新冷媒への取組み

フロン排出抑制法対応として、当社で初めて自然冷媒CO2をスーパーマーケット及びコンビニエンスストアに導入しました。これらの実績を積み重ねながら、温暖化環境対策の法律が強化された場合にも顧客に安心して迅速に提案していける素地を構築できました。
また、温暖化係数が比較的低い低GWP冷媒についても省エネ性、運転安定性などを評価し当社のコンビニエンスストアに導入しました。

(4) 新実験棟利用による制御システム評価の確立

自然冷媒制御システムなど難しいシステムを確立できたのは2017年末に完成した大型コンビニエンスストア試験棟(店舗全体を収納)を利用できたことによります。試験では実店舗に近い各種環境を設定して制御方法を確立し、安定した運転の評価確認ができました。

(5) 自動化・AI企業や大学との共同開発連携

将来の無人店舗やスーパーの省人化に向けて、ロボティクス技術や制御技術を持つ企業や大学と共同開発を開始しました。
2019年度から具体的な計画を立てて、企業、大学、顧客との連携を図りながら具体的な貢献ができるシステム開発を進めていきます。

中国

(1) 円形タイプショーケースの開発

中国での顧客の高級志向に合わせ多段ケースの円形タイプに加え、更にSRM(自然対流式精肉クローズドケース)、平型ケースにも円形タイプの充実を図りました。

(2) 無人店舗向けケースの開発

中国の電子タグメーカーと共同開発を開始し無人店舗向けケースを試作しました。

(3) コンビニエンスストア用多段ケースの機種統合と生産性向上

コンビニエンスストア用多段ケースの機種を統合し、顧客ごとに各種対応していたものを本体の共通化を図り、またOEM製作に切り替えて生産性の効率化と一体発泡化による組立誤差の縮小化を実現しました。

(4) 低温スクロールマルチ冷凍機ユニットに液冷媒過冷却方式を採用し冷却効率向上

R404A対応の低温スクロールマルチ冷凍機ユニットに液冷媒過冷却方式を標準採用し冷却効率を向上させました。

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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01671] S100FHE6)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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