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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100G5FU

有価証券報告書抜粋 株式会社カワタ 研究開発活動 (2019年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社グループは「業界トップ技術」のカワタグループとして、「高機能かつ操作性に優れた」プラスチック加工合理化機器の独自製品の研究開発を進めるとともに、長期成長の基盤となるべき新技術の基礎的研究と新規分野製品の開発に取り組んでおります。
当連結会計年度における研究開発費の総額は178,061千円であり、主として日本及び中国(東アジア)において研究開発活動を行っております。その主な内容は、次のとおりであります。

(1) 日本

当該セグメントにおける研究開発費の金額は155,686千円であり、主な内容は次のとおりであります。
① 粉粒体計量用バッチ計量機を開発し上市いたしました。スクリュ先端部に切出し羽根構造を有しており、従来のバッチ式粉体計量機に比べて瞬間切り出し精度を向上させました。また、スクリュ及びホッパ本体を容易に取り外し・分解でき、さらに水洗対応によりメンテナンス性能が高く、プラスチック分野のみならず、食品・医薬品分野への応用も期待できます。
② 新型低速粉砕機を開発いたしました。従来機の高い清掃性を維持しながら構造をシンプル化し、コストの低減が可能になりました。また装置の剛性を高めることにより、安定性と信頼性を大幅に向上できました。翌期中に発売する予定です。
③ フレコン材料取出し装置を開発し上市いたしました。従来の装置に比べ装置構成はシンプルであり、電源・エアーなどの動力源を使わず、単純に重力とばねを利用することでフレコン中材料の完全吸引を達成いたしました。高さ制限のある工場でも使用でき、成形工場の省エネと省力化に貢献できます。
④ IoT対応として、通信技術を根幹とした省力化及び省エネ活動を「Kawata-Smart-Link」と称し、その一環としてスマートデータモニタシステムを開発いたしました。当システムを利用することにより、当社設備のデータ監視はもちろん、成形機など他社製品とも連動でき、成形工場の自動化、無人化の実現や生産性の向上に貢献できます。
⑤ 揮発成分の捕集・回収機能を有する脱湿乾燥機を開発いたしました。サイクロンを利用して材料中の揮発成分を回収することにより、揮発分の冷却固化による配管詰まりなどの運転トラブルを軽減することができました。翌期中に発売する予定です。
⑥ 金型温度調節機(TWF-LDaシリーズ)のマイナーチェンジを行い、容積の低減効果を高めることができました。


(2) 東アジア

当該セグメントにおける研究開発費の金額は22,375千円であり、主な内容は次のとおりであります。
① IoT化及びリモートコントロール機能を付加し、商品価値、商品競争力を高めるため、新機種(窒素乾燥機DNH-3(C)-KS、急冷急熱用温調機VTCH-400-KS、脱湿乾燥機DFH-100~300Z-KS)を開発し、上市いたしました。
② 商品価値、商品競争力を高めるため、光学分野に対応する新機種(高温金型温調機TCH-200SH)を開発し、上市いたしました。

なお、上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01694] S100G5FU)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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