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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100GAH1

有価証券報告書抜粋 電気興業株式会社 研究開発活動 (2019年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社グループの研究開発活動は、創造的なアイデアと技術力で、恒久的成長・発展に寄与することを目的としており、市場ニーズを捉えた競争力のある製品開発、スピード感のある製品開発及び将来の事業拡大の基盤となる研究開発に重点を置き取り組んでまいりました。これらは、中長期的視点からは、移動通信関連・固定無線関連・放送関連・高周波関連のコア技術を柱としつつ、各々の周辺分野への拡大を図るものであり、営業・現業・開発部門が連携し、横断的に研究開発を推進しております。
当社グループの研究開発体制は、当社並びに連結子会社の開発・設計部門が、各々の関連部門と連携・協力し合って課題に取り組むことを基本としております。また、産学連携等、外部の研究機関との連携の強化により、新技術開発の加速化を図っております。
当連結会計年度で実施したセグメントごとの研究開発活動の内容は、以下のとおりであります。

電気通信関連事業では、移動通信関連分野は、既存周波数に新周波数を追加した多周波共用のアンテナ開発、無線機開発、さらに海外展開に伴う国際仕様のアンテナの開発、及び5G導入に向けたSub6帯アンテナ、多値MIMOやビームフォーミングアンテナに関する研究開発を実施しております。放送関連分野は、FMアンテナ、DTV用アンテナ、及び予備用アンテナの開発、さらに海外向けアンテナの低価格化を実施しております。固定無線関連分野は、公共ブロードバンド用アンテナ、PS-LTE用アンテナ、衛星通信用パラボラアンテナなどの研究開発を実施しております。製品の開発に当たっては、小型化・高性能化・低価格化は勿論、当社独自技術の追求を重視し市場競争力の強化に努め、顧客ニーズをいち早く捉えつつ、タイムリーな技術提案、製品提案を行ってまいりました。また、新事業の開拓についても、防災関連システム、赤外線カメラシステム、LED航空障害灯、光無線通信システム、無線電力伝送等の開発について、各部門が連携し取り組んでまいりました。基礎研究では、今後の技術動向を見据え、大学や外部の研究機関と連携し、先進技術を応用した通信システムの研究開発にも積極的に取り組んでおります。
高周波関連事業では、IoT技術等を含め、新しい技術を積極的に取り込み、高性能化と小スペース化、低コスト化、並びに多様な要求に対応できる設備の開発を行っております。また、加熱コイルの新手法の製造方法や熱処理シミュレーション技術等、加熱コイルの低コスト化と熱処理品質の向上のための研究開発を継続して取り組んでおります。さらに、広範囲な産業をターゲットにした誘導加熱の用途開発や新技術の開発に取り組んでおります。
なお、当連結会計年度において支出した研究開発費の総額は1,438百万円であります。
セグメントごとの研究開発活動は、次のとおりであります。

(電気通信関連事業)
当連結会計年度における研究開発費の金額は1,281百万円であります。
・移動通信、放送、固定通信関連
(1)移動通信市場における新事業領域の開発
(2)アンテナ新技術および開口面アンテナの開発
(3)国内向け4G・5G用アンテナシステムの開発
(4)海外市場向けアンテナシステムの開発
(5)新需要向け放送、通信アンテナの開発
・施設関連
(1)鉄構、工事の競争力強化に関する開発
・新分野
(1)カメラ・IoTソリューション開発
(2)小型風力・WPT、他電源システムの開発
(3)LED航空障害灯の開発
(4)光無線通信システムの開発

(高周波関連事業)
当連結会計年度における研究開発費の金額は156百万円であります。
・誘導加熱関連
(1)新方式のカムシャフト、ラックバー移動焼入設備の開発
(2)CVJ高周波焼入焼戻設備の開発
(3)熱処理技術の用途開発
(4)高周波電源と高周波応用技術を用いた加熱技術の開発
(5)市場拡大に向けた新技術の開発

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01897] S100GAH1)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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