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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100G18U

有価証券報告書抜粋 桂川電機株式会社 研究開発活動 (2019年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等


当社グループは、市場やお客様の要望や期待を的確に把握して、お客様の期待を超える高品質・高性能かつ安全性の高い商品を開発し提供することにより、お客様の満足を得ることを基本理念としております。この理念に基づき、積極的な研究開発活動を推進しております。
(1)大判プリンタ
当社は、今後一段とカラープリント要求の拡大する市場に応えるため、新たな普及モデルとなるカラープリンタの製品開発を進めてまいりました。すでに上市したカラーモデル群と合わせて更なるカラーラインナップの充実を図り、より幅広いユーザーニーズに応えてまいります。この新製品開発では、コストダウンを徹底的に追求し、電気配線材料の削減をはじめペーパーパスを見直し従来モデルとまったく違ったペーパーパスを採用し、用紙搬送部品点数の大幅削減を実現しております。新技術の取り組みとしましては、帯電プロセスにおいて従来のコロナ帯電方式から帯電ローラ方式を採用し、帯電ローラの制御技術は安定画質が得られるだけでなく、オゾン発生の大幅低減を可能にする技術、現像プロセスにおいては主要部品の改良により画像再現性品質を大幅に改善した改良技術、転写プロセスにおいては転写ベルトを積極的に安定走行制御を可能にするアクティブスキュー制御技術、定着プロセスにおいては従来機の用紙搬送負荷検知方法を見直して搬送モータの電流検知による制御技術等これらの研究開発に注力してまいりました。
一方、近い将来のための研究開発においては、定着性向上をテーマに熱源の定着ローラとは別に外部熱源を加えた技術開発に取り組んでおります。また、省エネをテーマとした低温定着トナーやアイドリング時に余熱を必要としないマイクロ波による定着技術についても研究開発活動に取り組んでいます。今後もますます顧客満足度を高めるため、市場、ユーザーニーズ、期待をより的確に把握し、高品質で価格競争力を持った製品開発を行ってまいります。

(2)新規事業
製品の用途拡大、多様化への対応のため、既存技術、先行技術およびシステムの導入、応用を行い、繊維、セラミック、建材用途などの素材への加工製品として工業・産業分野への用途拡大と新規市場への参入を図るべく、付加価値の高い製品開発を検討しています。また並行して客先ニーズに応じるべく、客先工程における業務効率化、省スペース化、省エネ化といった生産面、環境面での特長も合わせ持った製品開発の検討を進め、競合他社との差別化も図ります。

(3)環境対応
当社グループは、環境マネジメントシステムを活用して環境負荷や環境リスクを低減し、その発生を防止するための行動を継続的に改善してまいりました。具体的な環境負荷低減の取組として、開発段階より環境に配慮した設計基準を基に省資源化、廃棄物の削減、等に取り組み、省エネルギー化においては国際エネルギースターの取得を標準化しており、環境負荷の少ない製品作りを目指し開発を行ってまいりました。また、調達面においては、REACH規制を含め主要各国の最新の規制動向を取り入れた「桂川電機グリーン調達部品納入基準」を随時改版運用し、素材や部品の段階から環境に影響を及ぼす化学物質の排除に取り組んでおり、この基準は当社の製品、消耗部品、保守部品を構成するすべての部品、原材料、包装資材および副資材に含有する化学物質について、使用禁止物質および使用管理物質を明確にして製品の環境負荷の低減を目的としております。これからも引き続き地球環境保全を考えた環境にやさしい製品の開発製造を進めてまいります。
当連結会計年度の研究開発費は、403百万円であります。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02000] S100G18U)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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