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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100GA3J

有価証券報告書抜粋 株式会社テクノ菱和 研究開発活動 (2019年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等


当社では空調衛生設備工事に関して、「空気と水のテクノロジー」を基本理念として、お客様のニーズに応える最適な環境システムの提供を目指しております。従来からの主力開発分野であるクリーンルーム関連技術及び静電気障害対策に関して、個別のニーズに適応した開発活動を継続しつつ、産業用空調分野全般における省エネルギー空調システム、エネルギーの遠隔監視や分析・設備診断技術の研究開発に注力しております。
この結果、当連結会計年度における研究開発費の総額は283百万円でした。
なお、子会社においては、研究開発活動は特段行われておりません。
また、冷熱機器販売事業及びその他の事業に関する研究開発活動は行っておりません。

主な研究開発成果
○ 多目的クリーンルーム(医薬・化学合成施設向け実験室)
横浜市都筑区に竣工したテクノ菱和R&Dセンター内に多目的クリーンルームを設置いたしました。施設は3室から構成され、うち2室を同容積とすることで温湿度条件など各種環境条件の異なる比較実験ができる施設となります。また、当社開発製品のデモンストレーションを行えるほか、多室間の差圧制御実験や無菌対応の実験を行うことができます。主な仕様は以下の通りです。

(1)Room AおよびRoom B
・清浄度 クラス7相当
・床面積 24m2(天井高3.5m)
・デモ用システム REAFS(高速VAVシステム)、TecBEAMS(高機能設備管理システム)

(2)Room C
・清浄度 クラス7相当
・床面積 12m2(天井高2.5m)
・デモ用システム HALiSCANNER(HEPA管理システム)、FOTRAM(ホルムアルデヒド常温分解装置)、
過酸化水素殺菌対応空調システム、残留ホルムアルデヒド対策システム

今後は技術開発の実験施設として利用するとともに、お客様への技術アピールや共同実験にも活用していく予定です。

○ メンテナンス・バリデーションサポートシステム「VM-Scope」
2018年からメンテナンス・バリデーション対象設備を一元管理し、メンテナンスの見える化・共有化をはかるための業務支援ツールとして開発・導入してまいりました。当システムはクラウドサーバーを利用して、当社担当者間だけでなく、お客様も含めた双方間でメンテナンス・バリデーション情報を共有することができます。
当期はさらに機能を強化するため、製薬会社向けHEPAフィルターのリーク測定を自動的に行う「HALiSCANNER」との連携機能を開発しました。メンテナンス結果をインターネット経由で自動的にVM-Scopeの台帳に保存することにより、HEPAフィルターのバリデーション計画から実施結果を見える化し、HEPAフィルターごとの履歴管理を容易にすることで、メンテナンス作業の効率化を図るものです。
また、iPadを利用したメンテナンス部門向けの業務支援ツール「R-Reporter」との連携機能も開発し、VM-Scopeのメンテナンス計画に基づき、R-Reporterから点検データを入力するだけで、点検表を自動的にVM-Scopeの台帳に作成、保存できます。これらの開発によって当社の強みであるメンテナンス部門の業務効率化、品質向上により、お客様に質の高いメンテナンスサービスを提供します。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00225] S100GA3J)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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