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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100FUWG

有価証券報告書抜粋 株式会社マルゼン 研究開発活動 (2019年2月期)


経営上の重要な契約等メニュー株式の総数等

当社グループは多様化するニーズに応えかつオリジナリティのある高付加価値製品を合理的な価格で提供することを基本方針としております。この目的の達成のために次の項目を主眼において研究開発活動を進めております。
(1)顧客ニーズに合致した製品の開発
(2)省エネ・エコロジー・合理化製品の開発
(3)人手不足対策に対応した自動化・省人化製品の開発
(4)職場環境の衛生改善に対応した製品の開発
(5)既存製品の改善において新技術を取り入れた信頼性の高い製品への改良
(6)原価低減のため、海外の協力工場への丹念な技術指導により、高品質低価格製品提供のための基盤を構築
このような方針のもと、当連結会計年度の業務用厨房機器製造販売業においては、外食産業、中食産業、官公庁、病院、福祉施設、学校、給食、ホテル、旅館など様々な分野への製品開発を積極的に進め、作業の改善・合理化のための製品需要および昨今の人手不足対策に対応するため、自動化・省力化機器の開発に努めました。併せて安全性、利便性を考慮してコンピュータソフトを内蔵した機器の開発も行いました。
これら研究開発活動に携わるスタッフは、グループ全員で36名にのぼり、これは総従業員の2.7%に相当しております。
当連結会計年度における各セグメント別の研究の目的、主要な課題、研究成果および研究開発費は業務用厨房機器製造販売業並びにベーカリー機器製造販売業におけるものであり、内容は次のとおりであります。
なお、当連結会計年度の研究開発費の総額は4億9百万円となっております。
(1)新製品の開発
①コンベアトースターリターンタイプ、スルータイプ(熱機器) 発売日 2018年4月2日
リターンタイプは、パンを投入するだけで、1分間に6枚の食パンがトースト出来ます。スルータイプは、一度に3枚の食パンを並べたトーストが可能で、また具材をトッピングしたメニューにも対応します。2機種共にコンベア式の採用で、追加注文も待たずに連続投入が可能です。リターンタイプは省スペース設計でカウンターや狭小厨房でもお使いいただけます。また庫内に設けた波型反射板がヒーターからの熱をバランス良く反射することで、均一な焼成を実現。スルータイプは、熱量バランスを調整したヒーターと当社独自形状の反射板で均一な焼成を実現。少人数オペレーションに対応した人手不足対策にも最適です。ビュッフェなどのセルフサービスやカフェ・ホテル・レストランに最適な製品であります。
②コンベアオーブン(熱機器) 発売日 2018年4月2日
間口寸法が1020㎜と超小型のコンベアオーブンです。パン類のトーストだけでなく、ハンバーグやピザ、グラタンなども調理出来ます。コンベア式なので、追加注文も待たずに連続投入でき、食材を投入すれば後は自動で焼き上げるため、少人数オペレーションに対応した人手不足対策にも有効です。高出力カーボンランプの採用で、立ち上がりも素早く、また遠赤外線効果で美味しく調理出来ます。開口部にはヒートプロテクターを設置したことで、接触時の火傷を防止。また過熱防止装置搭載で、万が一の時も安心です。省スペース設計と安心安全装備で、狭小厨房にも対応した製品であります。
③ガス式コンベクションオーブン「ビックオーブン」(熱機器) 発売日 2018年6月1日
操作パネル位置を本体上部に設置することで、従来機種と同等の間口寸法でもワイドな庫内寸法を実現。フルサイズのシートパンを最大4枚収納出来ます。熱風が上下左右にバランス良く循環するシステムで、焼きムラの少ない理想的な仕上がりは従来機種と同様です。従来のコンベクションオーブンシリーズへ機種追加し、機能とバリエーションでいっそうの充実を図り、シートパンを使用した調理オペレーションの厨房に最適であり、人手不足対策にも貢献致します。
④日本そば釜コンパクトタイプ(熱機器) 発売日 2018年6月1日
そば釜と給水カランのみのシンプルなコンパクトタイプです。本体寸法を大幅に抑え、限られた厨房スペースを有効活用出来ます。更に高火力バーナーを搭載し、沸騰力も抜群。熱効率に優れた噴流釜がそばを効率良く対流させ、美味しく茹で上げます。従来の日本そば釜シリーズへ機種追加し、機能とバリエーションでいっそうの充実を図った製品であります。
⑤NEWパワークックガスレンジ立ち消え安全装置搭載タイプ(熱機器) 発売日 2018年7月2日
とろ火や噴きこぼれ時に万が一、バーナーの炎が消えた場合は、自動的にガスの供給を遮断する安全装置を搭載しました。またバーナーへの点火は連続スパーク方式を採用し、確実に点火します。従来NEWパワークックシリーズへ機種追加し、高火力・耐久性・操作性はそのままに機能とバリエーションでいっそうの充実を図った製品であります。
⑥電気卓上スープウォーマー・電気スープウォマーカート(熱機器) 発売日 2018年11月1日
スープウォーマーは、コンパクト設計な卓上タイプで、レードルが使いやすい割り蓋仕様。効率良く盛り付け出来ます。スープウォーマーカートは、カートタイプなので、寸胴を本体にセットすることで厨房から盛り付けスペースまで楽に移動することが出来ます。共にフロートスイッチを内蔵した安心安全設計です。従来ウォーマーシリーズへ機種追加し、機能とバリエーションでいっそうの充実を図った製品であります。
⑦ベジタブルリフレッシャー(熱機器) 発売日 2019年2月19日
スーパーマーケットなどで販売する野菜を入荷時に冷水冷却するための機器です。冷水冷却することで、野菜の鮮度保持と品質向上の効果があり、商品の価値を高めて廃棄の削減にもつながります。従来のような従来のような手作業で野菜の入ったカゴを氷水に貯めたシンクに浸漬し引き上げるなどの作業がなくなるので、作業環境も改善し、人手不足対策にも有効です。電源ボタンを押すと自動で給水、冷却を行い、後はスタートボタンを押すだけの簡単操作。冷却室のカゴ受けやノズルは、工具なしで簡単に取り外せるので清掃性にも優れた設計です。スーパーマーケットなどのバックヤードへの導入に適した省力化製品であります。

(2)既存製品の見直しおよび改良
①大型モルダー(クロスモルダー)(ベーカリー機器) 発売日 2018年6月12日
大手製パン工場の食パンラインで使用される中間醗酵後の生地をロールで薄く圧延しながらガス抜きをする機械です。品質の良し悪しを左右するロールは消耗品で約6カ月から12カ月での交換が必要となります。このロール交換作業とロール交換後のロールとスクレーパー調整作業が非常に難しく、従来機では長時間のライン停止が必要でした。そこでロール交換およびロールとスクレーパー調整の作業時間を短縮するために「ロールとスクレーパーをユニット化した圧延部で交換時にはユニットごと入れ替える方式を採用」「ユニットに関してはスムーズな交換作業を目指して前後のユニットを分離し軽量化を計った」などの構造見直しで従来機よりも大幅に交換作業時間の短縮が可能となりました。
②ガスフライヤーエクセレントシリーズ(熱機器) 発売日 2018年9月3日
「高カロリー用ホイールヒートパイプをレギュラータイプにも採用することで、油量を5~9%削減」「レギュラータイプは150㎜、ファーストフードタイプは200㎜へ床面高さを変更し、清掃性の向上」などの改良を行い、より優れた性能向上を図った製品であります。
③IH炊飯器(熱機器) 発売日 2019年1月4日
「電気用品安全法の改正に伴う電気部品の変更、炊飯釜の釜底R部の形状変更、加熱コイルを立体形状へ変更」などの改良を行い、より美味しく炊き上げる性能向上を図った製品であります。

経営上の重要な契約等株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02438] S100FUWG)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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