有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100FGKZ
株式会社不二家 研究開発活動 (2018年12月期)
当社グループは、「常により良い商品と最善のサービス(ベストクオリティ・ベストサービス)を通じて、お客様ご家族に、おいしさ、楽しさ、満足を提供する」という経営理念のもと、品質・価格など幅広い消費者のニーズに対応するべく、食品分析、製品開発、品質安定・向上に関する研究等に積極的に取り組んでおります。
また、自社製品の栄養成分表示、賞味期限設定の裏付けとなる製品の経時変化の分析を中心に、食の安全を確立するための食品分析を実施しております。
なお、当連結会計年度末の研究開発従事者は41名、研究開発費は4億9百万円であります。
セグメント別の主な研究開発内容は、次の通りであります。
(洋菓子事業)
洋菓子事業においては、既存の主力製品を中心とした基本品質の向上と品揃えの強化をはかってまいりました。
主力製品では、プレミアムシリーズのショートケーキに使用するクリームについて、風味豊かで口溶けが良く、さらに製造ラインでの作業性も向上したクリームを開発・導入しました。また、同シリーズの「ベイクドチーズケーキ」では、生地の撹拌工程に新規設備を導入し、一層滑らかな口あたりに焼き上がる生地を開発しました。
焼菓子では、多層生地製品の新規設備を導入し、スティックタイプやシートタイプなど従来にはないバウムクーヘンを開発し、ギフト製品の充実をはかりました。
広域流通企業向け製品では、「生ミルキー」など、当社ならではのブランド力・技術力を活用した製品に注力し、基本品質の向上と生産設備の省力化をはかりつつ、広域流通企業と一体となって市場競争力の高い新製品の開発に取り組んでおります。
以上の結果、洋菓子事業の研究開発費は1億97百万円となりました。
(製菓事業)
製菓事業においては、ブランド価値のさらなる向上に向け、製品分野ごとに高品質・高付加価値製品の開発に注力いたしました。
チョコレート分野においては、カカオ豆の焙煎条件を見直し、カカオ感と風味の向上をはかるとともに、前期に発売した「ルック4」に続き、ルックチョコレートで培った製造技術を活用した3種のハイカカオチョコレートのアソート「ルック3」を開発しました。
キャンディ分野においては、「ミルキー」の原料配合を変更し、豊かな風味とすっきりした後味への改善につとめました。ビスケット分野においては、新規設備を導入し、パイの食感を活かしつつ製品全面にチョコレートを掛けた「ホームパイ(大人のリッチチョコ)」を開発し、さらに「カントリーマアム」では、原料の見直しによりソフトな口あたりとすっきりした後味への改善をはかりました。
以上の結果、製菓事業の研究開発費は、2億12百万円となりました。
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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00374] S100FGKZ)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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