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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100G7R2

有価証券報告書抜粋 株式会社あじかん 研究開発活動 (2019年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

近年、食品業界におきましては、各社の販売競争が激しさを増すなか、安全・安心の確保、高品質かつ低価格な製品の開発といった顧客ニーズに加え、人手不足や食品ロス削減に向けた取り組みなど、幅広く、きめ細やかな対応がより重要なものとなっております。
このような状況のなか、当社開発本部では、安全性・嗜好性を追求しつつ、当社独自技術を用いた付加価値の高い製品の開発を引き続き志向し、玉子焼類をはじめ、ごぼうを中心とした野菜加工品、巻き寿司用具材など多様な製品の開発に注力しております。

当連結会計年度におきましては、当社の重点施策であります「営業基盤の拡充と市場開拓」、「商品の研究開発と技術開発およびマーケティング力の強化」、「利益構造の改善」への取り組みとして、以下の3点に重点を置き、研究開発活動を実施してまいりました。

① つくば工場の安定稼働に寄与する製品の開発
② 価格競争力のあるプロパー製品の開発
③ 新市場、新業態に向けた製品の開発

なお、研究開発費につきましては、各セグメントに配分できない基礎研究費用19百万円が含まれており、当連結会計年度の研究開発費の総額は397百万円となりました。

(1)業務用食品等
プロパー製品におきましては、前連結会計年度につくば工場へ導入した、特許製法を用いてごぼうを連続調理する製造ラインの活用や、当社独自製法の玉子焼焼成機の導入などを行ってまいりました。その結果、手作りの食感や風味に近いきんぴら牛蒡や筑前煮、ロール玉子焼など、9アイテムを開発し、市場へ投入しております。
他方、顧客限定製品におきましては、広島の開発本部に加え、静岡工場や守谷工場に常駐するニーズ開発チームにおいて顧客対応力のさらなる強化を図り、製品の開発に注力してまいりました。その結果、131アイテムを開発し、市場へ投入しております。

これらの活動の結果、業務用食品等に係る研究開発費は、359百万円となりました。

(2)ヘルスフード
当連結会計年度におきましては、当社主力製品である焙煎ごぼう茶の品揃え強化と、さらなるおいしさの追求に重点を置いた研究開発を進めてまいりました。この結果、「おいしいごぼう茶 生姜ブレンド」、「おいしいごぼう茶 黒豆ブレンド」、「おいしいごぼう茶 ルイボスブレンド」、「焙煎ごぼう茶 瀬戸内レモンブレンド」など、ごぼう茶のおいしさを引き出すブレンド品を中心に製品化が進み、市場へと投入する事ができました。
また、ごぼうの効能について当社は長年の研究を重ねており、ごぼうに含まれるイヌリンとクロロゲン酸が、お通じ(便量)改善の機能を有することを確認しておりました。当連結会計年度におきましては、臨床試験などによって効能に関する科学的根拠の実証を行い、2019年3月に「国産焙煎ごぼう茶 ごぼうのおかげ」および「つくば山﨑農園産あじかん焙煎ごぼう茶」の2品が機能性表示食品として消費者庁に受理されました。

これらの活動の結果、ヘルスフードに係る研究開発費は、19百万円となりました。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00480] S100G7R2)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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