有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100G8RT
株式会社ピエトロ 研究開発活動 (2019年3月期)
当社グループ(当社及び連結子会社)は、創業以来、パスタレストランとドレッシングを始めとする食品の製造販売を事業の柱としております。研究開発は一貫して『おいしいもの作り』と『楽しい食べ方の提案』の訴求をテーマとし、主として開発担当者7名を中心に各事業のスタッフを含めた体制で、食品事業向けの新製品開発とレストラン事業向けの新メニュー開発に中長期的な取り組みを行っております。
当連結会計年度におけるセグメントの研究開発活動は次のとおりであります。なお、研究開発費は販売費及び一般管理費に含まれており、その総額63百万円は各セグメントに配分できない全社的な研究費用であります。
(1) 食品事業
食品事業では、お客様の健康志向に応えるべく健康食材を使った高品質商品の開発に継続的に取り組むと共に、ご家庭の料理をより楽しく、また手軽においしく調理頂ける商品の開発をいたしました。流通商品として、ドレッシングの新商品6種類(原材料一部変更によるリニューアル品・個食対応サイズ商品を含む)、トッピング調味料1種類、ソース1種類を開発いたしました。また、ご家庭でレストランの味を手軽に楽しめる「洋麺屋ピエトロ」のレトルトパスタソースに新しい味とリニューアル品の合計6種類を開発、新デザインのパッケージで販売いたしました。さらに、ボトル入りパスタソース『おうちパスタ』2種類(うち1種類は、販売エリア限定品)を開発いたしました。
2018年度の流通向け新商品は、まず2018年9月に、秋の新商品として、BOSCO®シリーズに「濃厚シーザー®」を投入いたしました。ペコリーノロマーノ・チェダーチーズ・パルミジャーノチーズの3種類のチーズの濃厚な旨みと燻製の香りが楽しめる、大人向けのシーザードレッシングです。サラダはもちろん、チーズソースとしてもご活用いただける味わいの商品です。
また、お客様の食卓を楽しく彩るトッピング調味料「PATFUTTE(パットフッテ)」シリーズに「PATFUTTEフライドオニオン&ベリー」を1品投入いたしました。定番のピエトロドレッシングと同じ国産たまねぎで作るフライドオニオンに、3種類のベリーとかぼちゃの種を組み合わせました。レモンパウダーを加えたさっぱりとした味わいは、サラダはもちろんパンケーキなどにも合うテイストです。
パスタソースの秋の新商品は、2018年3月のリブランディング以来、順調に成長を続ける『おうちパスタ』に「カルボナーラ」を投入。レトルトタイプの『洋麺屋ピエトロ パスタソース』は、新商品として「うにの濃厚クリーム」「贅沢トリュフクリーム」の高価格帯商品を始め4種類を開発・発売いたしました。いつもの料理にかけるだけで、新しいおいしさを提供する『生ソース』には「しょうが」を投入し3種類のラインアップといたしました。
同年1月から通信販売でスタートしたプレミアム冷凍食品シリーズ『シェフの休日』は、百貨店、高質店との商談が進み、新たに冷凍パスタ「イベリコ豚のカルボナーラ」「オマール海老のクリーム仕立て」を加え、計6品のシリーズといたしました。さらに冷凍スープを開発し「オマール海老の濃厚ビスク」「国産牛肉と野菜のスープ」等4種類の品揃えといたしました。
2019年3月には春の新商品として、健康志向にお応えする商品「ピエトロドレッシング グリーン」にりんご酢を加えてリニューアル。よりまろやかな味わいになり、おいしさと健康性の両立を打ち出しました。また、個食サラダの需要の高まりや、単身世帯の増加に対応すべく、使い切りの個食タイプドレッシング(既存品4種類のリパック・各30ml入り)を発売いたしました。
『おうちパスタ』は、販売店への導入を更に推し進めるため、「ごま醤油ガーリック」「ペペロンチーノ」「ジェノベーゼ」「ナポリタン」の4種類の賞味期限を既存品から2ヶ月延ばす検証を進め、製造日から6ヶ月の賞味期限を実現いたしました。2018年10月から俳優・中村倫也氏をテレビCMに起用し、現在では、リピート購入の頻度もさらに上がっています。また、販売エリア限定で「高菜しょうゆ」を開発し、九州発祥のピエトロの商品として、地元メディアからの注目を集めました。さらに『洋麺屋ピエトロ』のレトルトタイプ新商品には、原材料の産地を商品名に打ち出すことで、おいしさと共に安全・安心をお客様に訴求した「鹿児島産黒豚のチーズクリーム」「瀬戸内レモンのカルボナーラ」の2品を加え、全8種類のシリーズといたしました。
通信販売の新商品では、原材料と調理方法にこだわったプレミアムブランド『PIETROFARMERS』(ピエトロファーマーズ)シリーズの各カテゴリーに、季節に合わせた限定商品を投入いたしました。パスタソースは「春薫る桜海老と筍のペペロンチーノ 駿河湾産桜海老と九州産筍」(2018年4~5月)、「真鰯とトマトのペペロンチーノ風〔夏限定 絶望スパゲティ〕」(2018年6~8月)、スープ・シチューは、「能古島トマトと国産野菜のガスパチョ」(2018年6~8月)、「北海道産ベビー帆立のチャウダ―」(2018年9月~2019年3月)、「牛ばら肉のデミグラスシチュー」(2018年11月~2019年3月)、「牛すじと4種豆のシチュー 国産牛すじのデミグラスソース仕立て」(2019年2月)、カレーは「トマトキーマカレー 国産粗びき肉と香味野菜」(2018年6~8月)、「牛すじ肉のカレー国産牛すじのピエトロ風」(2019年2月)をそれぞれ開発・販売いたしました。
女性の社会進出や少子高齢化を視野に入れ、自宅でレンジ調理だけで食べられる冷凍食品の開発にも引き続き注力し、冷凍ドリア「海老とほうれん草のバジルドリア」(2018年6~8月限定)、冷凍ピザ「ベーコンとほうれん草のカルボナーラソース」(2018年9月~2019年3月限定)を開発・販売いたしました。
なお、百貨店や高質店にて取扱いが始まったプレムアム冷凍シリーズ『シェフの休日』は、流通商品と同じ冷凍パスタ2品、冷凍スープ4品を通信販売でも新しく販売しました。
(2) レストラン事業
① パスタレストラン業態
季節ごとの「フェア」として、「冷製パスタフェア」や「カルボナーラフェア」等を実施いたしました。また、冬季には前年度、新たな冬季フェアとして初の取り組みをした「CRAB Festival~旬の蟹づくし」を拡大して「シュリンプ&クラブ フェスティバル」と題し、海老と蟹のおいしさを堪能できる季節限定メニューを展開致しました。2019年春には、前年度初めて展開し好評を博した「春のたらこ&明太子フェア」をパワーアップし、3月からいち早く冷製パスタを1品投入するなど新しい試みを継続しました。
夏季(2018年5月23日~9月19日)は、「冷製パスタフェアPart1」「同Part2」にて、「冷製 蒸し鶏と香味野菜の梅みぞれ〔カッペリーニ〕」や「冷製 フローズントマト〔カッペリーニ〕」等6種のパスタを開発いたしました。
秋季(9月20日~11月30日)は「カルボナーラフェア」にて、「4種きのこと4種チーズの“幸せ”カルボナーラ」等パスタ3種を開発いたしました。
クリスマスセット(12月3日~25日)として、ランチではサラダとデザート、ディナーではクリスマス限定のアンティパスト(オードブル:ミートソースとポテトのグラタン他2品)とデザート・ミスト(盛り合わせ:いちごと生クリームのふんわりケーキ他2品)をセットしたメニューを開発いたしました。
続く冬季(2019年1月8日~2月28日)には、前年度、新たな冬季フェアとして初めて取り組んだ「CRAB Festival~旬の蟹づくし」を拡大して「シュリンプ&クラブ フェスティバル」と題し、海老や蟹のおいしさを堪能できる季節限定メニュー「海老とトマトのアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ」やドリア、スパゲティグラタン等3種のメニューを展開致しました。
2019年春季(2019年3月5日~5月15日)には、前年度初めて展開し好評を博した「春のたらこ&明太子フェア」をパワーアップし、旬の桜海老を使った「香ばし桜海老とコーンのたらこペペロンチーノ」や、いち早く3月から導入した冷製の「博多明太子とスモークサーモンの美活スパゲティ」等3種のパスタと、セットメニューのサラダ「ブロッコリーとたまごのポテトサラダ ミモザ風」、デザート「あまおうのジェラート」を開発いたしました。また、今回のフェアから、ドリンクとパスタのペアリングを提案し、春らしい香りと色味の「桜のハーブティー」も開発いたしました。
2017年9月からディナータイムの集客を図る目的で、KITTE博多のPREMIOピエトロにて試験的に提供を始め、その後直営店でも提供を始めた「Otsumami(おつまみ)メニュー」は「パスタの前のちょっと一皿」と改称し、人気メニュー4品を絞り込んで、2018年12月にグランドメニューに組み込みました。前菜として、また、アルコールのおつまみとして、お客様にご好評頂いています。
その他、個店ごとに新しい試みをしています。おひとり様でもバランスよくいろいろなメニューが食べられる「パスタ定食」(福岡3店舗)、コース料理のような構成の料理を少しずつ楽しめる「バランスプレート」(福岡6店舗・関東2店舗)、ハード系の丸型パンをくりぬき、スープの器代わりにして食べる「ブレッドボウル」(福岡3店舗)、ヴィーガンメニュー(福岡市内・近郊3店舗)など、店舗ごとのエリアや客層、ディナー需要に対応するメニューを開発・販売いたしました。
さらに、アイドルタイムやアフターディナーのカフェ利用に対応する「デザート」を強化する店舗には、「ピエトロティラミス」「ズッパイングレーゼ」「ブルーベリータルト&バニラアイス」など17種類を開発し、季節に合わせて提供いたしました。
② ファストフード業態
パスタ専門ファストフードの「ミオミオ」では、おいしさとヘルシーさの両方を兼ね備えたサラダパスタや、季節メニューの開発を行いました。
サラダパスタの新メニューとして、「さっぱり!蒸し鶏と梅おかかのおろしサラダパスタ」(2018年6月発売)等9種類を開発いたしました。さらに、健康を気遣う女性を主なターゲットに、たんぱく質も入ったバランスの良いサラダ「低糖質ライスのロコモコ風サラダ」(2019年2月発売)等、健康性の高いメニュー4品を開発・販売いたしました。また、温製の新メニューとしては「ホットパスタ:とろ~り半熟たまごの明太カルボナーラ」(2018年12月発売)等3種類の新メニューを開発いたしました。
ヤフオク!ドーム内店舗では、年間を通して、福岡ソフトバンクホークスとのコラボメニュー「上林選手のモンスターBIGカツサラダパスタ」や「甲斐選手の勝負メシ とろっと卵とロースカツのサラダパスタ」など9種類のサラダパスタを、ホットパスタは1種類「ホームランボロネーゼ」を開発・販売いたしました。
③ テイクアウトショップ「ピエトロデリ」
本店レストラン併設のピエトロデリ天神店では、テイクアウト商品として、焼成パンのラインアップにミニパンシリーズ(リンゴカスタードデニッシュ・ストロベリーデニッシュ・小豆パン)を加え、合計18種類を開発・販売いたしました。
④ 百貨店テナント「PIETRO DRESSING(ピエトロドレッシング)岩田屋店」
福岡・天神の百貨店「岩田屋」本店地下2階食料品フロアにある同店では、近隣の会社勤めの女性をターゲットに食べ応えのある食事系のサラダ「ベーコンとさつまいものパルミジャーノサラダ」、「やみつきチキンとたっぷり卵のサラダ」の2品、“O・BEN・TO(おべんと=お弁当)”の商品名で「たらこクリームペンネ&きのこハンバーグ・ベーコン」「かぼちゃのペンネ&国産サラダチキンのキノコマリネ」2品を開発いたしました。また、サラダパスタは、ミオミオ業態の新商品のうち6品を販売いたしました。
さらに百貨店の季節催事に合わせて、2018年12月に、自家製チキンコンフィが入った高価格帯の「クリスマスオードブル」、自家製の野菜オムレツやチキンのガランティーヌなど9種類が入ったオードブルセットを開発・販売いたしました。2019年2月には、毎年完売になるほど人気の「ピエトロ恵方巻き」(具材は人気のため昨年のものを継続)を販売いたしました。
⑤ 能古島プロジェクト商品
自社グループ農場「のこベジファーム」がある能古島で大切に育てた食材で作る、シェフとっておきの一品を“おすそわけ”したい、そんな想いから生まれた、若手社員中心の「能古島おいしいPROJECT」が、販路・数量・季節限定の商品を開発いたしました。
「おいしいものは人の手からしか生まれない」を合言葉に、農作業から商品化まで社員の手でひとつひとつ丁寧に行っているという“ピエトロのものづくりの姿勢”を、このプロジェクトからお客様へ発信しています。
2018年7月~9月に「すもものコンフィチュール」等6種類のジャムと「たまねぎ酢の万能調味料」を開発・販売、2018年12月には、能古島で育てた唐辛子とローズマリーを使用したハーブの香りと唐辛子の辛みが楽しめる「辛味オイル」を開発・販売しました。販路は、福岡の百貨店1社と、自社レストラン2店、東京・有楽町の自社直販店のみの限定販売商品です。
⑥ ミスタードーナツでのパスタメニューのパスタソース
株式会社ダスキンが運営する「ミスタードーナツ」は、2018年2月16日から、食事メニュー「ミスドゴハン」を打ち出し、4種類のパスタメニューを販売していますが、このパスタに使用するパスタソースをピエトロが開発し、店舗での調理・提供方法などを監修しております。2018年度は、5月18日発売開始の春・夏向けパスタメニュー『蒸し鶏のジェノベーゼ』『蒸し鶏とアスパラのレモンクリーム』、10月12日発売開始の秋・冬メニュー『ゴロゴロなすのミートソース』『いわしと香味野菜のペペロンチーノ』の計4品に使用するパスタソースを開発・提供いたしました。
当連結会計年度におけるセグメントの研究開発活動は次のとおりであります。なお、研究開発費は販売費及び一般管理費に含まれており、その総額63百万円は各セグメントに配分できない全社的な研究費用であります。
(1) 食品事業
食品事業では、お客様の健康志向に応えるべく健康食材を使った高品質商品の開発に継続的に取り組むと共に、ご家庭の料理をより楽しく、また手軽においしく調理頂ける商品の開発をいたしました。流通商品として、ドレッシングの新商品6種類(原材料一部変更によるリニューアル品・個食対応サイズ商品を含む)、トッピング調味料1種類、ソース1種類を開発いたしました。また、ご家庭でレストランの味を手軽に楽しめる「洋麺屋ピエトロ」のレトルトパスタソースに新しい味とリニューアル品の合計6種類を開発、新デザインのパッケージで販売いたしました。さらに、ボトル入りパスタソース『おうちパスタ』2種類(うち1種類は、販売エリア限定品)を開発いたしました。
2018年度の流通向け新商品は、まず2018年9月に、秋の新商品として、BOSCO®シリーズに「濃厚シーザー®」を投入いたしました。ペコリーノロマーノ・チェダーチーズ・パルミジャーノチーズの3種類のチーズの濃厚な旨みと燻製の香りが楽しめる、大人向けのシーザードレッシングです。サラダはもちろん、チーズソースとしてもご活用いただける味わいの商品です。
また、お客様の食卓を楽しく彩るトッピング調味料「PATFUTTE(パットフッテ)」シリーズに「PATFUTTEフライドオニオン&ベリー」を1品投入いたしました。定番のピエトロドレッシングと同じ国産たまねぎで作るフライドオニオンに、3種類のベリーとかぼちゃの種を組み合わせました。レモンパウダーを加えたさっぱりとした味わいは、サラダはもちろんパンケーキなどにも合うテイストです。
パスタソースの秋の新商品は、2018年3月のリブランディング以来、順調に成長を続ける『おうちパスタ』に「カルボナーラ」を投入。レトルトタイプの『洋麺屋ピエトロ パスタソース』は、新商品として「うにの濃厚クリーム」「贅沢トリュフクリーム」の高価格帯商品を始め4種類を開発・発売いたしました。いつもの料理にかけるだけで、新しいおいしさを提供する『生ソース』には「しょうが」を投入し3種類のラインアップといたしました。
同年1月から通信販売でスタートしたプレミアム冷凍食品シリーズ『シェフの休日』は、百貨店、高質店との商談が進み、新たに冷凍パスタ「イベリコ豚のカルボナーラ」「オマール海老のクリーム仕立て」を加え、計6品のシリーズといたしました。さらに冷凍スープを開発し「オマール海老の濃厚ビスク」「国産牛肉と野菜のスープ」等4種類の品揃えといたしました。
2019年3月には春の新商品として、健康志向にお応えする商品「ピエトロドレッシング グリーン」にりんご酢を加えてリニューアル。よりまろやかな味わいになり、おいしさと健康性の両立を打ち出しました。また、個食サラダの需要の高まりや、単身世帯の増加に対応すべく、使い切りの個食タイプドレッシング(既存品4種類のリパック・各30ml入り)を発売いたしました。
『おうちパスタ』は、販売店への導入を更に推し進めるため、「ごま醤油ガーリック」「ペペロンチーノ」「ジェノベーゼ」「ナポリタン」の4種類の賞味期限を既存品から2ヶ月延ばす検証を進め、製造日から6ヶ月の賞味期限を実現いたしました。2018年10月から俳優・中村倫也氏をテレビCMに起用し、現在では、リピート購入の頻度もさらに上がっています。また、販売エリア限定で「高菜しょうゆ」を開発し、九州発祥のピエトロの商品として、地元メディアからの注目を集めました。さらに『洋麺屋ピエトロ』のレトルトタイプ新商品には、原材料の産地を商品名に打ち出すことで、おいしさと共に安全・安心をお客様に訴求した「鹿児島産黒豚のチーズクリーム」「瀬戸内レモンのカルボナーラ」の2品を加え、全8種類のシリーズといたしました。
通信販売の新商品では、原材料と調理方法にこだわったプレミアムブランド『PIETROFARMERS』(ピエトロファーマーズ)シリーズの各カテゴリーに、季節に合わせた限定商品を投入いたしました。パスタソースは「春薫る桜海老と筍のペペロンチーノ 駿河湾産桜海老と九州産筍」(2018年4~5月)、「真鰯とトマトのペペロンチーノ風〔夏限定 絶望スパゲティ〕」(2018年6~8月)、スープ・シチューは、「能古島トマトと国産野菜のガスパチョ」(2018年6~8月)、「北海道産ベビー帆立のチャウダ―」(2018年9月~2019年3月)、「牛ばら肉のデミグラスシチュー」(2018年11月~2019年3月)、「牛すじと4種豆のシチュー 国産牛すじのデミグラスソース仕立て」(2019年2月)、カレーは「トマトキーマカレー 国産粗びき肉と香味野菜」(2018年6~8月)、「牛すじ肉のカレー国産牛すじのピエトロ風」(2019年2月)をそれぞれ開発・販売いたしました。
女性の社会進出や少子高齢化を視野に入れ、自宅でレンジ調理だけで食べられる冷凍食品の開発にも引き続き注力し、冷凍ドリア「海老とほうれん草のバジルドリア」(2018年6~8月限定)、冷凍ピザ「ベーコンとほうれん草のカルボナーラソース」(2018年9月~2019年3月限定)を開発・販売いたしました。
なお、百貨店や高質店にて取扱いが始まったプレムアム冷凍シリーズ『シェフの休日』は、流通商品と同じ冷凍パスタ2品、冷凍スープ4品を通信販売でも新しく販売しました。
(2) レストラン事業
① パスタレストラン業態
季節ごとの「フェア」として、「冷製パスタフェア」や「カルボナーラフェア」等を実施いたしました。また、冬季には前年度、新たな冬季フェアとして初の取り組みをした「CRAB Festival~旬の蟹づくし」を拡大して「シュリンプ&クラブ フェスティバル」と題し、海老と蟹のおいしさを堪能できる季節限定メニューを展開致しました。2019年春には、前年度初めて展開し好評を博した「春のたらこ&明太子フェア」をパワーアップし、3月からいち早く冷製パスタを1品投入するなど新しい試みを継続しました。
夏季(2018年5月23日~9月19日)は、「冷製パスタフェアPart1」「同Part2」にて、「冷製 蒸し鶏と香味野菜の梅みぞれ〔カッペリーニ〕」や「冷製 フローズントマト〔カッペリーニ〕」等6種のパスタを開発いたしました。
秋季(9月20日~11月30日)は「カルボナーラフェア」にて、「4種きのこと4種チーズの“幸せ”カルボナーラ」等パスタ3種を開発いたしました。
クリスマスセット(12月3日~25日)として、ランチではサラダとデザート、ディナーではクリスマス限定のアンティパスト(オードブル:ミートソースとポテトのグラタン他2品)とデザート・ミスト(盛り合わせ:いちごと生クリームのふんわりケーキ他2品)をセットしたメニューを開発いたしました。
続く冬季(2019年1月8日~2月28日)には、前年度、新たな冬季フェアとして初めて取り組んだ「CRAB Festival~旬の蟹づくし」を拡大して「シュリンプ&クラブ フェスティバル」と題し、海老や蟹のおいしさを堪能できる季節限定メニュー「海老とトマトのアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ」やドリア、スパゲティグラタン等3種のメニューを展開致しました。
2019年春季(2019年3月5日~5月15日)には、前年度初めて展開し好評を博した「春のたらこ&明太子フェア」をパワーアップし、旬の桜海老を使った「香ばし桜海老とコーンのたらこペペロンチーノ」や、いち早く3月から導入した冷製の「博多明太子とスモークサーモンの美活スパゲティ」等3種のパスタと、セットメニューのサラダ「ブロッコリーとたまごのポテトサラダ ミモザ風」、デザート「あまおうのジェラート」を開発いたしました。また、今回のフェアから、ドリンクとパスタのペアリングを提案し、春らしい香りと色味の「桜のハーブティー」も開発いたしました。
2017年9月からディナータイムの集客を図る目的で、KITTE博多のPREMIOピエトロにて試験的に提供を始め、その後直営店でも提供を始めた「Otsumami(おつまみ)メニュー」は「パスタの前のちょっと一皿」と改称し、人気メニュー4品を絞り込んで、2018年12月にグランドメニューに組み込みました。前菜として、また、アルコールのおつまみとして、お客様にご好評頂いています。
その他、個店ごとに新しい試みをしています。おひとり様でもバランスよくいろいろなメニューが食べられる「パスタ定食」(福岡3店舗)、コース料理のような構成の料理を少しずつ楽しめる「バランスプレート」(福岡6店舗・関東2店舗)、ハード系の丸型パンをくりぬき、スープの器代わりにして食べる「ブレッドボウル」(福岡3店舗)、ヴィーガンメニュー(福岡市内・近郊3店舗)など、店舗ごとのエリアや客層、ディナー需要に対応するメニューを開発・販売いたしました。
さらに、アイドルタイムやアフターディナーのカフェ利用に対応する「デザート」を強化する店舗には、「ピエトロティラミス」「ズッパイングレーゼ」「ブルーベリータルト&バニラアイス」など17種類を開発し、季節に合わせて提供いたしました。
② ファストフード業態
パスタ専門ファストフードの「ミオミオ」では、おいしさとヘルシーさの両方を兼ね備えたサラダパスタや、季節メニューの開発を行いました。
サラダパスタの新メニューとして、「さっぱり!蒸し鶏と梅おかかのおろしサラダパスタ」(2018年6月発売)等9種類を開発いたしました。さらに、健康を気遣う女性を主なターゲットに、たんぱく質も入ったバランスの良いサラダ「低糖質ライスのロコモコ風サラダ」(2019年2月発売)等、健康性の高いメニュー4品を開発・販売いたしました。また、温製の新メニューとしては「ホットパスタ:とろ~り半熟たまごの明太カルボナーラ」(2018年12月発売)等3種類の新メニューを開発いたしました。
ヤフオク!ドーム内店舗では、年間を通して、福岡ソフトバンクホークスとのコラボメニュー「上林選手のモンスターBIGカツサラダパスタ」や「甲斐選手の勝負メシ とろっと卵とロースカツのサラダパスタ」など9種類のサラダパスタを、ホットパスタは1種類「ホームランボロネーゼ」を開発・販売いたしました。
③ テイクアウトショップ「ピエトロデリ」
本店レストラン併設のピエトロデリ天神店では、テイクアウト商品として、焼成パンのラインアップにミニパンシリーズ(リンゴカスタードデニッシュ・ストロベリーデニッシュ・小豆パン)を加え、合計18種類を開発・販売いたしました。
④ 百貨店テナント「PIETRO DRESSING(ピエトロドレッシング)岩田屋店」
福岡・天神の百貨店「岩田屋」本店地下2階食料品フロアにある同店では、近隣の会社勤めの女性をターゲットに食べ応えのある食事系のサラダ「ベーコンとさつまいものパルミジャーノサラダ」、「やみつきチキンとたっぷり卵のサラダ」の2品、“O・BEN・TO(おべんと=お弁当)”の商品名で「たらこクリームペンネ&きのこハンバーグ・ベーコン」「かぼちゃのペンネ&国産サラダチキンのキノコマリネ」2品を開発いたしました。また、サラダパスタは、ミオミオ業態の新商品のうち6品を販売いたしました。
さらに百貨店の季節催事に合わせて、2018年12月に、自家製チキンコンフィが入った高価格帯の「クリスマスオードブル」、自家製の野菜オムレツやチキンのガランティーヌなど9種類が入ったオードブルセットを開発・販売いたしました。2019年2月には、毎年完売になるほど人気の「ピエトロ恵方巻き」(具材は人気のため昨年のものを継続)を販売いたしました。
⑤ 能古島プロジェクト商品
自社グループ農場「のこベジファーム」がある能古島で大切に育てた食材で作る、シェフとっておきの一品を“おすそわけ”したい、そんな想いから生まれた、若手社員中心の「能古島おいしいPROJECT」が、販路・数量・季節限定の商品を開発いたしました。
「おいしいものは人の手からしか生まれない」を合言葉に、農作業から商品化まで社員の手でひとつひとつ丁寧に行っているという“ピエトロのものづくりの姿勢”を、このプロジェクトからお客様へ発信しています。
2018年7月~9月に「すもものコンフィチュール」等6種類のジャムと「たまねぎ酢の万能調味料」を開発・販売、2018年12月には、能古島で育てた唐辛子とローズマリーを使用したハーブの香りと唐辛子の辛みが楽しめる「辛味オイル」を開発・販売しました。販路は、福岡の百貨店1社と、自社レストラン2店、東京・有楽町の自社直販店のみの限定販売商品です。
⑥ ミスタードーナツでのパスタメニューのパスタソース
株式会社ダスキンが運営する「ミスタードーナツ」は、2018年2月16日から、食事メニュー「ミスドゴハン」を打ち出し、4種類のパスタメニューを販売していますが、このパスタに使用するパスタソースをピエトロが開発し、店舗での調理・提供方法などを監修しております。2018年度は、5月18日発売開始の春・夏向けパスタメニュー『蒸し鶏のジェノベーゼ』『蒸し鶏とアスパラのレモンクリーム』、10月12日発売開始の秋・冬メニュー『ゴロゴロなすのミートソース』『いわしと香味野菜のペペロンチーノ』の計4品に使用するパスタソースを開発・提供いたしました。
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