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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100FFFQ

有価証券報告書抜粋 株式会社ソリトンシステムズ 研究開発活動 (2018年12月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社グループの研究開発活動には、基礎的な要素技術の開発と、現在の製品の改善のための開発があります。
なお、当連結会計年度の研究開発費は539百万円であり、この他売上原価に算入されているソフトウェア開発費用1,157百万円と合わせ、開発活動に関する費用の総額は1,697百万円であります。当連結会計年度における研究開発活動の主なものの概要は、セグメント別に以下のとおりです。

(1)ITセキュリティ事業
①InfoTrace Mark II for Cyberに関する米国特許を取得
サイバー攻撃対策に有用なエンドポイント機能を搭載したInfoTrace Mark II for Cyberで採用し、日本で特許(特許第5933797)を取得していた技術について、米国でも特許を取得しました。
②Soliton SecureGateway / SecureBrowserの新版の開発&リリース
当社より既にリリースしているSoliton SecureGateway/SecureBrowserの新バージョンV1.8を開発しリリースしました。新版では、運用を考慮した機能を搭載しています。
③NetAttest D3/D3Managerの新版の開発&リリース
当社より既にリリースしているNetAttest D3/D3Managerの新バージョンV5.0の開発しリリースしました。新版では、ファームウェアの品質向上やセキュリティ向上、およびIoTデバイスなどのネットワーク接続の考慮した機能追加もおこなっています。
④SmartOn ID for リモートアクセス 顔認証対応版の開発&リリース
当社より既にリリースしているSmartOn ID for リモートアクセスの認証方式に顔認証機能を搭載した新版を開発しリリースしました。本認証機能の対応によりCitrix XenApp/Citrix XenDesktop/Microsoft VDI/VMware HorizonなどのVDIを導入されている多くの企業や自治体での働き方改革にも貢献します。
⑤InfoTrace Mark II for Cyber 新版の開発&リリース
当社より既にリリースしているInfoTrace Mark II for Cyberのログ分析エンジンAnalyzer V2.0を開発しリリースしました。新版では、従来の機能に加え、情報漏洩のきっかけとなるユーザー操作、過重労働の可用性などいち早く気づく新機能を搭載しました。
(2)映像コミュニケーション事業
①Androidでのハードウエアエンコード技術の開発
Android版に関して、スマートホンのハードウエアコーデックを利用する技術を開発しました。従来のソフトウエアによるエンコード処理では、柔軟性はあるものの、処理負荷が重く電池の消耗が早いという欠点がありました。本開発では、RASCOWが要求する携帯回線の速度変動に柔軟に対応するというソフトウエア処理の良さをのこしつつ、スマートホンに搭載されているハードウエアコーデックを利用する事で処理負荷を大幅に低減することができました。このことにより、処理できる映像の解像度やフレームレートの向上、並びに省電力化を同時に達成することができました。
②RASCOW→WebRTC変換サーバーの開発
前期のRTSP変換サーバーに引き続き、独自プロトコルであるRASCOWからWebRTCに変換するサーバーを開発しました。WebRTCはChromeやSafariに標準的に内蔵されているテレビ会議機能です。本サーバーの開発により、WebRTCによるテレビ会議にSmart-telecasterが容易に連携できるようになります。また、受信側はプラグインの追加すらも必要なく、WebブラウザーだけでSmart-telecasterからの映像受信と音声通話ができるようになりました。
③RASCOW2
前期から引き続き開発を行っている短遅延伝送技術に対して、RASCOWが持っている冗長性やエラー訂正機能、帯域制御機能を付加したRASCOW2をエコ・デバイス事業と共同で開発しています。当期は2回線のLTEを用いてインターネット回線を経由した実用的な利用形態においても0.1秒で映像中継ができる性能を達成することができました。
(3)エコ・デバイス事業
①小型低消費電力、高性能映像伝送装置
テレワーク環境における卓上の自然なコミュニケ―ション装置、あるいは児童携帯用の身守り(見守り)監視カメラシステムへの応用を目指した、超小型で低消費電力の4K高画質画像伝送装置の開発を行いました。
②超短遅延映像伝送技術の開発
映像コム事業と共同でRASCOW2の開発に取り組みました。映像のカメラ入力から表示装置の出力までの時間(Glass to Glass)を40ミリ秒台(無線区間を含まない)まで短縮しました。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05592] S100FFFQ)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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