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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100G2S2

有価証券報告書抜粋 大建工業株式会社 研究開発活動 (2019年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

長期ビジョン「GP25」のもと、“エコ”と“空間の質的向上”への取組みを通して、SDGs(持続的な開発目標)の達成にむけた社会課題の解決に貢献する研究開発を進める一方で、将来の国内新設住宅着工に影響されない市場・分野に向けて、その土台となる技術の開発を進めております。
具体的には、当社保有技術の強みを活かし、循環利用可能な木材・木質材料を広く、多く利用するための技術開発や、住宅での快適性、安全性を追求しながらも生活のエネルギー消費を抑える技術開発、ユーザー目線でデザインを発想し、「くらしの価値(美しさ、使いやすさ、心地よさ)」を創造する製品開発を進め、住宅リフォーム市場、公共・商業建築分野や建築以外の市場・分野向けの新提案へと繋げております。
研究開発活動に直接携わる研究開発員は126名で、支出した研究開発費の総額は1,592百万円であります。なお、当社グループの研究開発活動は、主に素材事業と建材事業で実施しておりますが、研究開発内容は事業分野を跨り相互に関連していることから、研究開発員の人員数及び研究開発費については、セグメントに関連付けて記載しておりません。


(素材事業)
当社独自の素材であるダイライトをベースとした深彫調不燃壁材「GRAVIO EDGE(グラビオ エッジ)」を発売いたしました。彫りの深いエンボス形状と多色感のあるテクスチャーを持つ高い意匠性を実現すると共に、不燃性を有しており、住宅分野だけでなく、重点市場である公共・商業建築分野でもご使用いただけるようになりました。
また、防炎防火対象物に指定されている公共施設へ提案可能な防炎製品となっている規格畳「ここち和座 置き敷きタイプ 清流」に、新柄として栗色、灰桜色、白茶色、小麦色を追加し、より多くのニーズへの対応が可能になりました。

(建材事業)
住宅用内装建材「hapia(ハピア)」シリーズに銘木柄を全面展開し、デザイン提案の幅を拡大いたしました。また、この「hapia(ハピア)」シリーズと当社独自の不燃意匠壁材シリーズ「GRAVIO(グラビオ)」を組み合わせて、hapia×GRAVIOによる他社が真似できない壁を目玉にした11種類の空間提案を実現いたしました。
重点市場であるリフォーム市場では、若年層に人気のヴィンテージ調空間に対応するため、色柄・デザインの充実を行うと共に、マンションにおいてもインナーテラスの設置を可能とする間仕切り戸「ハピアラインフレーム」をアライアンス企業であるYKK AP社と共同開発し、発売いたしました。
公共・商業建築分野では、公共・商業空間用に特化した室内ドア「ハピアパブリック」に吊戸や不燃面材ドアを追加いたしました。また、マンション用床材と同等の防音性能を有する土足対応フロア「コミュニケーションタフ防音DW4」を発売し、幅広い対応が可能になりました。

(エンジニアリング事業)
医療施設向け天井材「メディカルトーン」に加えて、公共商業建築分野に幅広く対応できるよう製品開発を続けております。

(その他)
新たな研究開発の拠点として、2018年10月に岡山工場敷地内に「DAIKEN R&Dセンター」を開設しました。工場内の複数建屋、他拠点に設置していた実験設備・機器を集約し、新たな実験設備を導入したことにより、研究開発の強化及び効率化を図ると共に、テクニカルスペース(製品の機能・技術面を訴求する展示施設)の機能を集約し、当社の基盤技術や開発中テーマの展示スペースを設けることで、ステークホルダーとの対話や市場の声を新規アイデアにつなげるオープンイノベーションの創出を図ります。これにより長期ビジョン「GP25」に基づく事業拡大および新規事業開拓の取り組みを推進していきます。


事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00619] S100G2S2)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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