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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100GC73

有価証券報告書抜粋 飛島建設株式会社 研究開発活動 (2019年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等


当社は、≪~未来の産業振興・発展を支える企業となるべく~ 「飛島建設」から「飛島(トビシマ)」への企業変革を推進し 「New Business Contractor」へ進化≫という経営ビジョンのもと、土木・建築・環境分野を柱に、防災・減災、環境保全、効率化・高品質化、社会資本の再生・長寿命化に資する技術の研究開発に取り組んでいる。
当連結会計年度における研究開発費は521百万円であった。また、当社の研究開発体制及び当連結会計年度の主な研究開発成果は以下のとおりであるが、一部の研究開発については、連結子会社と共同で開発活動を行っている。

(土木事業)
〔合成桁橋のRC床版取替えにおける急速撤去技術「Hydro-Jet RD工法」〕
「Hydro-Jet RD工法」は、一般車両を通行させながら、床版下面より鋼桁とRC床版の接合部をウォータージェットにて分離し直後に鋼製補強材を装着させる工法である。本工法を採用することで、従来工法の約1/2の期間で床版の急速撤去を行うことが可能となった。

〔トンネルの覆工コンクリート脱枠強度管理システム「パルストメーター」〕
「パルストメーター」は、覆工コンクリートを伝搬する超音波の最大振幅から、その時点のコンクリートの強度を推定するシステムである。これにより、脱枠時に必要な強度の発現を直接的に確認することが可能となり、より高品質な覆工コンクリート施工を実現した。


(建築事業)
〔接合面のせん断耐力を定量評価可能な低騒音・低振動・低粉塵型の目荒らし「ブラストキー工法」〕
本技術は、ブラストキー(径50mm程度の円柱状のシアキー)を接合部に配置し、そのブラストキーの形状や配列を管理することにより、接合面のせん断抵抗機構を定量的に評価するものである。建築物全般の接合面を対象として、従来のチッピングによる目荒らしをブラストキーに置換する手法について技術(性能)評価を取得した。
これにより、目荒らしの品質及び構造性能を確保することが容易となり、ブラストキー工法を管理のできる目荒らし工法として確立した。

(開発事業等)
1 開発事業
当連結会計年度においては、研究開発活動は特段行っていない。

2 その他の事業
〔共創プラットフォームの構築〕
働き方改革のシステムを備えるとともに、EC(電子商取引)機能を併せ持つデジタルサイネージシステムである「e-Stand」を共同開発し、建設現場の生産性向上と利便性向上を推進しているが、今般株式会社MCデータプラスとパートナープログラム契約を締結することによって、「e-Stand」は「グリーンサイト」の通門管理デバイスとしての利用が可能となった。また、将来的に「グリーンサイト」が建設キャリアアップシステム(以下、CCUSという。)の「就業履歴データ連携認定システム」として認定されると、「e-Stand」で登録された「グリーンサイト」の就業履歴がCCUSの履歴情報として連携されることにもなる。
CCUSの本運用が開始されると、建設現場では就労履歴管理業務の効率化が重要な課題となる。「e-Stand」は、それらの課題解決の一助となって入退場管理の効率化を実現し、さらには多言語による安全教育サービスやECサービス等を備えることにより、建設現場のグローバル化をも視野に入れて現場監督、作業スタッフの大幅な負担軽減、労働時間削減・生産性向上が実現可能となる。また企業向けECサービスの展開で、発注業務等に費やす時間削減を目指し、同業他社を含めた各現場へのシステム導入も随時進めており、今後は共創プラットフォームとして、建設現場以外のホテル、病院、学校などへのサービス展開も検討していく。

(注) 「グリーンサイト」は株式会社MCデータプラスの登録商標である。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00063] S100GC73)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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