有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100G2NU
スーパーバッグ株式会社 研究開発活動 (2019年3月期)
当社グループ(当社及び連結子会社)は、お客様のニーズに的確にお応えするために、新素材の開発から製品の開発、さらには生産技術の開発に至るまで、積極的な研究開発活動を行っております。
現在、研究開発は、当社の開発プロジェクトチームと開発部商品開発室、製品デザインセンターを中心に推進されており、研究開発スタッフは、グループ全体で16名となっております。
当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は、20百万円であり、セグメントごとの研究開発活動について示すと、次のとおりであります。
(1) 紙製品事業
①持続可能性に配慮した製品開発
有限な資源を活用するために再生紙、森林認証紙、非木材紙等の利用推進、リサイクル素材の活用及び拡大に向け開発検討を行っております。また、自社製品の製造段階で発生するCO2の削減、省エネ化、節電、廃棄物削減の取り組みも継続的に進めております。②主要な研究課題
環境負荷の少ない水性フレキソ印刷をベースに高性能、高付加価値製品の開発研究を主要課題とした取り組みに加え、持ち帰りや商品保護、発送などの利便性を高めた製品開発に取り組んでおります。当事業に係わる研究開発費は、17百万円であります。
(2) 化成品事業
持続可能な開発目標(SDGs)、海洋プラスチック憲章等、世界的にプラスチックの利用方法が見直されております。当社グループでは以下の研究開発を行っております。①植物由来原料の研究開発
環境省が推奨するグリーン購入法などにより、植物由来の原料を使用した製商品が増加しております。当社グループにおいても、既に相当量を市場で販売しておりますが、利用範囲の拡大を目指し、更なるCO2削減に貢献する研究開発を行っております。②生分解樹脂の研究開発
植物や石油からの生分解樹脂、酸化分解型生分解樹脂添加剤等、それぞれの物性上の特徴を生かし、世界的な流れである脱プラスチックに対応する研究開発をしてまいります。③新素材の研究開発
国連サミットで採択された持続可能な開発目標(SDGs)などにより、様々な新素材が開発されております。加工性、コスト、強度、最終処理方法までを勘案し、かつ新素材が有する環境貢献度を確認して研究開発をしてまいります。④水溶性フレキソ印刷の研究開発
欧米比較で我が国は油性インキの使用比率が高い傾向にあります。油性インキにおいても環境負荷軽減インキ等の開発が行われておりますが、より環境にやさしい水溶性フレキソインキやボタニカルインキの研究開発を継続してまいります。高い評価を頂いている当社グループのフレキソ印刷の技術をさらに高め環境問題に貢献してまいります。
当事業に係わる研究開発費は、3百万円であります。
(3) その他事業
用度品の一括納入システムS・V・S(スーパーバッグ・ベンダー・システム)を中心とした事業部門であり、当事業に係わる研究開発費については、該当事項はありません。
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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