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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100G08F

有価証券報告書抜粋 株式会社きんでん 研究開発活動 (2019年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社グループにおいては、社会並びに顧客の複雑化、多様化するニーズに対応するとともに、安全、高品質、効率的施工の実現のために、工法・工具の改善から新技術の研究まで幅広い技術・技能の研究開発活動を行っている。
当連結会計年度における研究開発費は498百万円であった。また、当社は京都研究所をはじめ、技術企画室、技術本部、環境設備本部、情報通信本部及び電力本部に研究開発の部署を置き、研究開発活動に取り組んでいる。特に、電力関係については関西電力株式会社の支援・協力のもと研究開発活動に取り組んでいる。
当連結会計年度における当社グループの研究開発活動の主な結果は、次のとおりである。

(設備工事業)
(1)「照度測定ロボット」の開発
照明設備の照度測定作業は、従来、太陽光の影響を受けない夜間に、照度計の数値を読み上げる測定者とその数値を図面等に記録する記録者の2名1組で行っていた。当社は、労働環境改善のため、タブレット端末を用いて照度測定点等を容易に設定でき、自律走行により自動的に照度測定点に移動して計測及び記録を行う「照度測定ロボット」を開発した。外装デザインは、首都大学東京との共同研究により、近未来をイメージしたデザインとした。
このロボットを活用することで、同作業に1名で対応できるようになり省力化が図れる。さらに、ロボットの自律走行中は一切の操作が不要なため、作業者は照度測定中に別の作業に従事することも可能で、照度測定に関わる実質的な作業時間を大幅に削減することができる。

(仕 様)
・外形寸法:[W]380mm×[D]605mm×[H]260mm (照度計及び照度計取付治具を除く)
・本体重量:約12kg
・走行速度:1.125km/時(0.31m/秒)
・搭載センサ:2次元測域センサ(測域範囲:30m)、バンパセンサ、落下防止センサ
・連続走行時間:約2時間(バッテリ2個装着時)
・充電時間:約3時間(バッテリ1個あたり)
・照度計取付高さ:700~1,100mm(机上面照度測定時)
130mm(床面照度測定時)

(2)「階段用VCT揚重運搬車」の開発
VCT(高圧モールド形計器用変圧変流器)を需要家の高圧受電室やキュービクル内に設置及び交換する工事では、階段昇降時に3名程度の作業員がVCTを人力で運搬しており、作業員の身体的負担が大きくなっている。
そこで当社は、労働環境改善のため、「階段用VCT揚重運搬車」を開発した。この運搬車の荷台は階段走行中でも水平を保つよう自動的に調整する機能を備えている。さらに、キャスター付アウトリガーを装備しているため、階段の踊り場等の狭い場所でも旋回させることができるなど、VCTの階段での運搬作業を機械化することにより、作業員の身体的負担を軽減するとともに、運搬作業を安全に進めることができる。

(仕 様)
・最大積載量:100kg
・本体重量:約79kg
・昇降可能最大角度:38度
・電 池:リチウム電池
・連続使用時間:約2時間
・階段走行速度:上昇時 26段/分
下降時 32段/分


事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00075] S100G08F)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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