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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100FH7N

有価証券報告書抜粋 多木化学株式会社 研究開発活動 (2018年12月期)


経営上の重要な契約等メニュー株式の総数等

当社グループは、「研究開発は企業価値向上の原動力」と位置づけ、新製品・新技術の研究開発に注力しております。特に、将来の成長が期待されている高機能性材料及びそれらの先端応用技術について、大学等の研究機関とも連携・共同して研究開発を進めております。
当社グループの研究開発要員は62名で、グループ総従業員数の約10%にあたります。研究開発要員のうち29名は製造技術支援要員で、現製品の改良業務に割り当て、既存製品に対するユーザーからの要求に対応して、品質向上やコストの低減などを進めております。
当連結会計年度における研究開発活動の主なものは、以下のとおりであります。

(1) アグリ
各種肥料、周辺農業資材に関する研究開発を推進しました。主な成果としては、次世代農業に関連する新肥料を開発、上市しました。また、肥料製品の品質向上に寄与する新技術を確立、設備化しました。

(2) 化学品
① 水処理薬剤
水処理薬剤、各種排水処理技術に関する研究開発を引き続き推進しました。主な成果としては、新規アルミ系水処理薬剤(PAC700A)の拡販を目指し、浄水用膜ろ過システムや各種排水処理等への使用を検討し、適用範囲の拡大につながりました。また、本剤の製造に関して製造工程の効率化を図り、製造能力の向上を果たしました。

② 機能性材料
各種機能性材料に関する研究開発を引き続き推進しました。主な成果としては、メディカル材料では、新たな生分解性ポリマーに関するユーザーとの共同開発が進み、商品化が近づきました。ナノ材料では、リチウムイオン電池の正極用材料としてリチウム・酸化ニオブ系酸化物ゾルを新たに開発し、電池討論会に出展し注目を浴びました。微粉末ケイ酸、高塩基性塩化アルミニウム、高純度酸化タンタル・酸化ニオブ等では、需要増加への対応として能力増強や製造効率化によるコストダウンの検討を行い、実施しました。

(3) その他の研究開発活動
生活の質を高めるライフサイエンス領域の研究開発を進めています。魚うろこ由来3重らせんコラーゲン材料では、化粧品原料としての提供を続けながら、大学との共同研究によりコラーゲンの保湿メカニズムの解明を進めています。生活用資材に関しては、新たな防カビ・消臭性能を有する日用品の開発が進み、資材供給先での製品販売が開始されました。また、バカマツタケの完全人工栽培に世界で初めて成功しました。3年後の事業化を目指し、研究に注力しています。

当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は、以下のとおりであります。
セグメントの名称金額(百万円)
アグリ21
化学品257
その他の研究開発費108
合計387
(注)上記には、製造技術支援にかかる費用は含まれておりません。

経営上の重要な契約等株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00762] S100FH7N)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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