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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100G2CX

有価証券報告書抜粋 リケンテクノス株式会社 研究開発活動 (2019年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

技術本部は、『全ての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して』という課題のもと、カスタマーディライト商品の研究開発活動を推進しております。
今年度に開発組織を刷新しました。これからの研究開発の指針として、「美しく、軽く、安全に」+「環境」をキーワードと決め進めてまいります。グローバル化が進み、弊社の海外比率は既に50%を超える見込みであり、我々素材メーカーの役割として、地球環境全体を鑑みながら、新規商材を開発していくことが重要と考えています。既に、最前線の開発部隊は、環境配慮化を意識して新商品化を進めております。また、社会的に課題となっている感染症対策として、リケガードシリーズ(抗菌、抗ウィルス、防虫)の開発も進み、本格的な販売開始に至っています。更に、バイオマスやリサイクルの視点にも重点をおいた素材(コンパウンド、フィルム)の開発をスタートしています。
「美しく、軽く、安全に」という指針においては、全分野共通の世界的ニーズになるであろう、次世代のエネルギー、モビリティを創造する上で重要なファクターとなると考えます。デジタル化革命、特にAI、IoTによる革新は、急激なスピードで発展しつつあります。そこでの素材メーカーとしての役割は、美しいデザインやディスプレイを創造し、更に軽くすることでのエネルギー損失を抑制し、人々が安全であるべき製品へのイノベーションを創造することです。
また、食品包装分野における複層高機能フィルムの開発や医療包装分野におけるフィルム新商品の開発を推進しています。食の安全を守る、また薬剤包装における安全を守る考えもまた重要と考えています。
光学事業における事業化の確立において、REPTY DC100のシリーズにより、100%ガラス代替を達成し、また大型物件受注、拡販を成功させました。この技術を更に発展し、次世代モビリティの世界を創造し、モビリティの軽量化は近未来においては必須であると考えます。3D成型グレードも完成度を高め、高い耐熱性を持つREPTY DC100の優位性を生かした製品に展開しています。また、モビリティ自体に美しさをフィルムで追及していく、高意匠性を持つフィルムの開発です。建装分野で培ったデザイン力をベースに、自動車内装加飾、外装加飾などフィルムのデザインと機能性を兼ね備えたフィルムの開発を進めております。
また、電材・電装の分野も新製品を続々と出し続ける。ここには、自動車のEV化の波があり、まさに、高速充電用の素材においては、既に実績化しており、カスタマイズ開発と共に更なる高機能化の開発を推進しています。ここには、トリニティFR、動的架橋の更なる高耐熱化の技術付与を進めています。
更に、グローバル競争において、収益率向上を伴う事業拡大を実現することをめざしており、科学技術や市場の中長期的動向を見据えた材料・プロセスの研究開発が、ますます重要になっています。また、グローバル事業の拡大を支援する研究開発機能(グローバルテクニカルセンター機能)を充実する必要性が増してきています。また、優れた人材の確保の点も重要と考え、2020年10月完成を目指して東京都大田区にある研究開発センターの増築(鉄骨3階建て、延べ床面積:約1200㎡)も進めております。

当連結会計年度の成果として、

コンパウンド関係
1.完全架橋エラストマーである新アクティマーGの開発
2.高耐熱・柔軟EV車用充電ケーブルの販売拡大
3.ハイブリット架橋エラストマーであるリクロマーの上市
4.PVC混錬機の基礎研究
5.自動車用グラスランチャンネル部材の全日系車への搭載
6.リケガード(抗菌・抗ウイルス・防虫)コンパウンドの実績化
7.触感に優れるPVC(A触感軟質PVC)の流動
等で開発が進み、一部流動することができました。研究開発費は、879百万円であります。

フィルム関係
1.各種塗装代替フィルムの開発
2.リケガード(抗菌・抗ウイルス・防虫)フィルムの完成
3.建装材用意匠性フィルムの流動
4.医薬品包装用フィルムの開発
5.高耐湿・高耐熱性FFC用フィルムの流動
6.ガラス代替フィルムREPTY DC100の製品化展開
7.プロジェクション投影用フィルムの流動
等で開発が進み、一部の製品を流動できました。研究開発費は、525百万円であります。

食品包材関係
1.自動包装機メーカー向け純正ノンストレッチPVCラップフィルムの開発と採用決定
2.食品加工業向けピロー包装用PVCラップフィルムの開発
3.食品スーパーマーケット・バックヤード向け小型包装機用PVCラップフィルムの開発と採用決定
4.業界団体とのコラボレーションによるPVCラップフィルムの広報活動
5.製膜加工機における混練技術の基礎研究
等の活動に要した研究開発費は、65百万円であります。


事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00838] S100G2CX)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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