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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100FGP9

有価証券報告書抜粋 ミヨシ油脂株式会社 研究開発活動 (2018年12月期)


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当社グループの研究開発活動は、食品から地球環境関連製品に至るまで、多方面にわたる産業のニーズに応えるため、新素材開発の基礎研究と商品化に向けた応用研究を積極的に展開しております。研究開発体制は、食品事業では、新技術に繋がるシーズの探索、中長期的な新技術開発テーマに取り組む食品油脂研究所とマーガリン、粉末油脂、ホイップクリーム等の新技術開発および製品開発に取り組む技術開発部門、市場のニーズに即応した製品開発、提案活動を行うソフト開発部門の3部門で構成されております。また、油化事業では、界面活性剤、環境産業、新規開発関連用途別の技術部から構成されております。
なお、当連結会計年度に研究開発に要した費用総額は、13億9千9百万円であります。
セグメントの研究開発活動は、次のとおりであります。

食品事業では、「美味しさ・健康・安全・安心・環境・機能・簡便」をキーワードとして、マーガリン、ショートニング、ホイップクリーム、粉末油脂などの食用加工油脂を主体としてお客様に役立つ製品開発、新製品の投入、用途開発、プレゼンテーション、展示会、講習会などの技術活動の推進をしております。さらに油脂製品開発における基盤技術の構築と新技術の研究から学会発表や論文投稿、特許出願等を積極的に進めております。
当連結会計年度におきましては、2019年上市予定の新製品を含めた全体の行動計画の策定を進めました。
特に乳加工製品の部分硬化油不使用配合への切替えの遅れから、ホイップクリームの切替えに向け検討を重ね、工場でライン試験を行い、現行品と風味・物性において差がなく合格が得られました。
また、他社から受託品生産の話が進み、工場での生産の可能性がつかめた事から、工場試作に向け準備を進めました。
さらに、2019年1月開催のメディケアフーズ展への出展に向けて、αリノレン酸高含有粉末油脂の検討を進め、粉末化の可能性が確認された事から、粉末油脂の添加有無を含めた展示会用のソフト開発およびデータ取りを含めた資料、パンフレット等の作成を進めました。
当セグメントに係る研究開発費は9億1千2百万円であります。

油化事業では、紙パルプ用薬剤、香・化粧品基剤などの各種界面活性剤のほか、工業用エステル基剤や重金属処理剤などの環境関連製品の開発を進めるとともに、新規事業創出に向けた研究開発を推進しております。
界面活性剤関連では、紙パルプ分野の家庭紙用柔軟剤「ソフティーナ」、香・化粧品基剤のクレンジング基剤「Mファインオイル」、両性界面活性剤「アンホレックス」が、国内外の市場で高い評価を獲得しました。同時に工業用エステル「Mファインエステル」、土壌用撥水防止剤「土のオアシス」の開発にも注力しました。
環境関連薬剤関連では、廃水処理剤「エポラス」、「エポフロック」、飛灰処理剤「エポルバ」の改良開発に加え、植物由来樹脂の水系分散体「ランディ」の応用開発を進めました。
また、新規事業の創出に向けた取り組みでは、長波長吸収に優れた高機能紫外線吸収剤「MYUA」、イオン液体、機能性界面活性剤などの製品開発・用途開拓に注力し、成果を上げました。
当セグメントに係る研究開発費は4億8千7百万円であります。

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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00881] S100FGP9)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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