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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100FEW8

有価証券報告書抜粋 GMOペパボ株式会社 研究開発活動 (2018年12月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等


当事業年度における研究開発費の総額は、24,591千円となりました。主な用途は、研究員の人件費、業務委託費、研究会参加に関する旅費交通費、及び共同研究に関する費用です。
当社では、事業を差別化できる技術の創出を目的とする研究開発組織「ペパボ研究所」において、アカデミックな水準における新規性・有効性・信頼性を追求する研究を行っております。さらに、研究開発した技術を実際のシステムとして実装及び提供することにより、事業貢献に繋げております。
当事業年度におけるサービスに関する主な取り組みとして、「minne」において2017年に提供を開始した新方式の作品レコメンド機能を高速化する新しい検索エンジンのリリース、及び2018年4月に正式版としてリリースした「ロリポップ!」における新プラン「マネージドクラウド」に関する新方式のクラウドサーバ運用についての研究開発が挙げられます。
前者は、画像そのものの類似度に基づく関連作品レコメンドにより、CTRの改善を実現する機能です。minneのサービス成長に伴う作品数の増加にも十分に耐えられるよう、検索エンジンの見直しを行い、機能改善を図りました。後者は、クラウドプラットフォームにおいて、アプリケーションの可用性を担保する上で最重要となる起動速度を大幅に改善可能とする基礎技術です。
また、2018年1月に発生したセキュリティインシデントを受け、全社的な再発防止策の実施を行ってまいりましたが、ペパボ研究所においても重点課題として研究を行ってまいりました。その結果として、新たに開始したデータベースに対する不正クエリ検出に関する研究について、国内の情報技術に関する主要なシンポジウムにおいて査読付き論文が採択される等の成果を残すことができました。
一方、当社外の研究機関との取り組みとして、2017年より引き続き九州大学との共同研究を行っております。当事業年度においては、新たに「minne」における新方式の作品レコメンド手法についての研究を開始いたしました。また、10月よりセキュリティ技術に強みを持つココン株式会社の研究開発組織「ココン技術研究室」との共同研究も開始し、主にセキュリティ面に関する新技術の創出を目指して取り組んでおります。
その他、研究所としてのアウトプットも積極的に行っており、当事業年度においては、国際会議論文1報、国内査読付き論文2報を始めとして、多数の研究報告や口頭発表を行い、アカデミズムの世界に対しても、一般の学術機関にもひけをとらない質・量の成果を上げております。また、研究開発した技術をオープンソースソフトウェアとして公開することで、オープンイノベーション方式による研究開発成果のレバレッジにも取り組んでおります。
今後は、ハンドメイド事業やホスティング事業のみならず、EC支援事業やセキュリティに関する研究開発にも取り組みを広げ、世の中にない、真に新しい技術によって、当社のより一層の成長に寄与したいと考えております。また、引き続き大学等の研究機関とも積極的に連携を図り、共同研究等を通じて、より幅広い活動を行ってまいります。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E22101] S100FEW8)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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