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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100G7EB

有価証券報告書抜粋 株式会社テレビ東京ホールディングス 研究開発活動 (2019年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等


当社グループでは、デジタル化により多様化する放送サービスへの対応と、今後の更なる高度化を目指した次世代放送サービスの実現、配信による新たなサービスの提供に向けて、幅広い分野における利用技術の研究開発に取り組んでおります。
特に㈱テレビ東京技術局技術推進部を中心に、各放送サービスに関わる番組制作、伝送、送出技術等に於いて、研究開発を推進すると共に、超高精細度テレビジョン放送(4K放送)と地上デジタル放送(2K放送)の両方式に対応した番組の同時制作の検討や、将来的に番組配信にも利用できることを可能とする効率的なシステム設計を行うなど、地上、BS、配信の3つのメディアを効率的に運用していく体制作りに力を入れております。
また、2018年12月開始したBS4K放送におけるサービスの充実と、ハイブリッドキャストなどの放送と通信の連携サービスを利用した4K番組の配信や、字幕放送のサービスをはじめ、㈱テレビ東京IT推進局配信技術部を中心に、放送の枠を越えた通信による動画配信サービスに関する技術検討を進めるなど、新たな放送技術にも積極的に取り組んでおります。
今後も引き続き放送機関として、地上・BSデジタル放送の普及と更なる高度化、また視聴者のニーズに柔軟かつ速やかに対応することを目標とし、研究開発活動の成果を反映することで放送事業に役立てて行きます。
当連結会計年度の研究開発費の総額は84百万円であり、セグメントごとの活動は次のとおりであります。

(地上波放送事業)
① デジタル放送の普及、促進関連
・東京スカイツリーと中継局、ネットワーク設備の安定的な運用を目指した在京局による共同検討
・大規模災害時における放送の安定送出を目指した、十分な冗長系を考慮した設備検討
②番組制作関連
・超高精細度テレビジョン放送におけるHDR番組とSDR番組の同時制作に関する技術的な課題の検討
・IP網や携帯キャリア網を利用した番組中継や素材伝送の実証実験
・次世代FPU装置による伝送方式の検討
・テープレス(ファイル化)システムの導入における設備構築とワークフローの検証
・クラウドを利用した番組素材チェック、番組編集システムの検討
③新技術調査、研究関連
・超高精細度テレビジョン放送システムの標準規格、運用規定の策定・改定
・放送と通信の連携サービスの為の規格検討、実証実験
・国内外の標準化機関への参画を通じてのIPTV技術仕様の検討
・地上波テレビ放送の高度化に向けた方式検討
・クラウドを利用したプレイアウトシステムの検証
・音声を利用した字幕放送の補助システムの実証実験
・データ放送を利用した視聴ログ取得に関するシステムの構築
・動画配信サービスに向けたシステムの開発と技術検証
・周波数有効利用におけるテレビジョン放送、放送業務用設備への影響調査
・CMを含む番組交換用メタデータの体系化検討、関連アプリケーションの開発
・CM字幕の規格化と対応する設備の導入および運用体制の検討
・CMや番組など放送素材ファイルのオンライン伝送に関する運用体制の検討


(放送周辺事業)
該当事項はありません

(BS放送事業)
・BS右旋円偏波の新規参入に係る周波数再編対応の検討
・地上波放送事業と情報共有しながらの番組制作の高度化・効率化

(コミュニケーション事業)
該当事項はありません

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E24545] S100G7EB)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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