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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100G3BT

有価証券報告書抜粋 栄研化学株式会社 研究開発活動 (2019年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

「日本経済再生の柱として、医療、医薬品、医療機器を戦略産業として育成する」という政府方針のもとで日本発の技術輸出が求められる中、グローバル製品の開発を最重要課題として市場動向の把握に努め、既存の大型製品群の強化充実並びに独自技術と研究開発力の強化による製品開発を推進してまいりました。
遺伝子検査試薬では、三大感染症のひとつであるマラリアの克服を目指して熱帯熱マラリア原虫と全種のヒトマラリア原虫を同時に検出する欧州体外診断薬「Loopamp MALARIA Pan/Pf Detection kit」を既に発売しておりましたが、個別に測定したいとの市場のニーズより、それぞれを別キットとして製品化いたしました。また、治療薬が他と異なる三日熱マラリア原虫を検出する「Loopamp MALARIA Pv detection kit」も新たなラインアップとして加えました。今後これらの試薬の国内体外診断薬化を目指します。
「Near the patient」という医療ニーズに対応するための小型全自動遺伝子検査システム (Simprova)について装置及び多項目遺伝子検査チップの開発を推進し、2018年6月より順次、呼吸器感染症項目の製造販売承認申請を行っております。引き続き早期上市に向け取り組んでまいります。
細菌学的検査用試薬としては嫌気性菌検査ガイドラインに則した寒天培地4種を発売いたしました。また、薬剤耐性(AMR)対策がクローズアップされておりますが、適切な薬剤選択のため、耐性菌用プレート「ドライプレート‘栄研’(192)EPG1」を発売いたしました。研究用試薬としてカルバペネム耐性腸内細菌科細菌 (CRE)とカルバペネマーゼ産生腸内細菌科細菌(CPE)の鑑別が可能なプレート「CPEプレート‘栄研’」を発売いたしました。また、「ドライプレート‘栄研’」にチゲサイクリンを追加いたしました。イムノクロマト製品では、既発売品である「イムノキャッチ- 肺炎球菌」でご要望の多かった髄液対応品を出荷開始いたしました。また、肺炎球菌とレジオネラ菌を同時に測定できる「イムノキャッチ- 肺炎球菌/レジオネラ」を発売いたしました。
大塚製薬株式会社とは業務提携契約に基づき、両社が補完できる領域を中心に共同開発を引き続き検討中であります。
なお、当連結会計年度における研究開発費の総額は2,904百万円となりました。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00961] S100G3BT)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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