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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100FHC7

有価証券報告書抜粋 日本精蝋株式会社 研究開発活動 (2018年12月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社の研究開発活動は、経営方針Challenge 90に掲げる“創業100年に向けての構造改革・基盤強化”の一環として、石油ワックスは元より、合成ワックスや天然ワックスを含めた幅広い原料ソースをベースに、高度な分離・反応・配合技術を駆使することで、お客様に必要とされる商品の開発に取り組んでおります。
研究開発体制は、素材開発およびその素材を使った応用研究・工程研究を担当するグループ、水分散物の開発に特化したグループ、ゴム老化防止用ワックスの開発に特化したグループの3グループで構成されております。また、複数の大学への委託研究、お客様との共同研究及び技術交流を通じ、研究開発活動の活性化・高度化も図っております。

(1) ゴム老化防止用ワックス
特定の天然蝋を加水分解して得られたアルコール成分が、タイヤの外観性向上に非常に有効であることを見出し、特許申請に至りました。現在、大手タイヤメーカーにワーク中であり、各社において良好な評価結果が得られております。

(2) 希少天然蝋代替品
カルナバワックス、キャンデリラワックスは、その特徴である高硬度や融解特性において代替が難しいとされておりましたが、汎用天然蝋と特殊な合成ワックスの組合せによりほぼ同等の性能を有するワックスを製品にラインナップすることが出来ました。イメージング材料分野を中心にワークを開始しております。

(3) 新規消泡剤
高融点ワックスをベースとする新規消泡剤を共同開発中であり、商品化への見通しをつけるに至りました。既存のシリコン系や鉱油系消泡剤が有する問題点をクリア出来るものと期待しております。

(4) 分子蒸留品
成長分野であるトナーやインクジェット・熱転写といったイメージング材料分野、二次電池部品やホットメルト接着剤・エンジニアリングプラスチックといった樹脂添加剤分野、サーモキネティック分野をターゲットに、石油ワックスや合成ワックス、天然油脂類の分留・精製に継続的に取り組んでおります。

当連結会計年度における研究開発費は161百万円であります。


事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01005] S100FHC7)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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