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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100GCYR

有価証券報告書抜粋 積水樹脂株式会社 研究開発活動 (2019年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社グループの研究開発は、基礎研究と製品開発に分けられ、基礎研究については技術研究所において新規素材や機能性材料の創出をめざした研究開発、並びに既存コア技術の高度化と拡大に取り組んでいる。製品開発は機能・コスト・施工・デザイン等、多角的な観点から、主に各セグメントに所属するそれぞれの開発部門が新製品の開発を推進している。
当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は1,013百万円であり、各事業分野別の研究開発目的、主要課題、研究開発成果及びそれらの費用は次のとおりである。なお、研究開発費については技術研究所で行っている基礎研究等の各事業分野に配分できない費用329百万円が含まれている。
(1)公共分野
交通・景観関連製品:騒音対策製品は、高架桁下騒音対策として耐衝撃性能を備えた日照阻害対策レンズ板を使用した「高衝撃アルミ枠レンズ板」を上市した。交通安全製品は、市場ニーズが高い防カビ・防汚性能を特殊コーティングにより向上させた車線分離標「ポールコーンプラス」や、リチウムイオン電池を搭載し長寿命化した太陽電池式小型照明灯「ソーラールミL1」、インバウンド対策として直感的にわかりやすいピクト・アニメーション表示を標準搭載し、スマートフォン型リモコンにてメンテナンス性を向上させ、従来製品の更新需要にも対応したLED電光表示板「オプトマーカーⅤ」を上市した。路面標示材製品は、高速道路にて逆走対策ニーズに対応した立体に見える貼付式路面標示材「逆走対策ソリッドシート」を上市した。景観製品は、照明灯の支柱頂部にLED灯具とソーラーパネル、および長寿命なリチウムイオン電池をワンパッケージとして搭載し、冠水時にも対応した「リチウムイオン電池一体型ソーラーLED照明灯」を上市した。通路シェルター製品は、交通バリアフリー法の設置ニーズに対応したアルミフラットルーフシェルター「スカイウイング」について、新たにコーナー部に対応し、車道を跨ぐ大屋根仕様を追加して製品ラインナップを強化し、通路シェルターとしての製品の完成度を高めた。一方、人工木材製品では、温暖化に伴うデッキ製品の遮熱対策ニーズの高まりに対応した温度上昇抑制機能に加え、樹脂特有の静電気の発生を抑制する機能を付加した「帯電抑制・遮熱デッキ」を上市した。
スポーツ施設関連製品:人工芝は、大型スポーツイベントに向けてフィールドホッケー人工芝「Poligras Tokyo GT」を開発・上市した。また新材料・新製法のヤーンによるドリームターフ「MFX」をラインナップし、人工芝の基盤であるスポーツ用途の更なる強化を図るとともに、夏場のフィールド温度の上昇を抑制する「Viuシステム」の販売にも注力し、より快適なスポーツ環境創りに取り組んだ。
公共分野に係る研究開発費は358百万円である。

(2)民間分野
住建材関連製品:外構製品は、マンションなどの集合住宅や施設外構に向けて、アルミ縦格子の意匠を持ち施工性・軽量化を考慮しながらスチールの強度を確保した縦格子フェンス「アルミ・スチールハイブリッド縦格子フェンスETH50HC」の品揃えを進めて上市し、安全性と機能性を持ったフェンス周辺製品である門扉シリーズの拡充を行った。また装飾建材製品は、メタカラー建材における主力製品「ステンレス複合建材」の更なる差別化仕様として、建築市場の施工性向上や省人化に向け、直線-曲面連続施工と長尺対応が可能で巻き取りのできる「ワンラインシリーズ」の新たな展開を進めて上市した。
総物・アグリ関連製品:梱包作業の省力・省人化に向けて、フィルム交換作業を自動で行う「全自動ストレッチ包装機」を進化させ、フィルム交換時にフィルムを最後まで使い切る「フィルム残量ゼロ化タイプ」を開発した。また生産現場の安全・安心に貢献するために、ISO45001に対応したセキスイ安全柵「ロックアウトシステム安全柵」において、より狭い安全柵にも対応できる「縦型ロックアウトシステム」や、既存の安全スイッチに対応した「簡易タイプ」を開発・上市し、安全柵の専用ドアとして工場内のクレーン設備やフォークリフトに対応した「ノンレールスライドドア」を開発・上市した。大規模化する農業市場のハウス栽培に向けた高機能製品の開発に注力し、換気用巻上げパイプの凍結防止機能をアップした「寒冷地パイラインパイプ」を上市し、ステンレス仕様の品揃えも行った。林業の植林における獣害対策製品として、携帯性と施工性に優れた「幼齢木保護チューブ」、「成木保護ネット」を開発し、新市場開拓を行い上市した。
民間分野に係る研究開発費は324百万円である。

事業等のリスク株式の総数等


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