有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100G03L
パラマウントベッドホールディングス株式会社 研究開発活動 (2019年3月期)
当社グループの「先進の技術と優しさで、快適なヘルスケア環境を創造します。」という企業理念に基づき、研究開発活動を行っております。当社グループの研究開発活動は、中核子会社であるパラマウントベッド株式会社 技術開発本部の研究開発部、要素技術部、開発部、デザイン部、試験評価室、及びグローバル開発部の合計6部門が担当しております。なお、役割分担の概要は以下のとおりです。
研究開発部は、睡眠に関する研究、及び看護・介護業務の効率化と安全に役立つ製品の先行開発を行っております。要素技術部は、ベッドや周辺機器を構成するメカトロニクス技術の開発や情報ネットワーク技術の開発を行っております。開発部は、医療看護現場や介護現場の問題解決やニーズに対応した製品開発及び褥瘡予防や快適な睡眠を提供するためのマットレスの開発を行っております。デザイン部は、ユニバーサルデザインによる安全で使い勝手の良いデザイン開発を行っております。試験評価室は、試作品の要求に対する評価方法の策定と評価を行っております。グローバル開発部は海外各国の医療看護現場での問題解決やニーズに対応した製品開発を行っております。
当連結会計年度の研究開発費は1,642百万円であり、主な成果は以下の通りであります。
国内市場において、在宅介護市場に機能と価格のバランスをとった介護用ベッド「rento(レント)シリーズ」を2018年8月に発売いたしました。このベッドは、洋室にも和室にも馴染む新たなデザインを提案するとともに、ボードの形状やベッドの昇降方式を工夫して省スペースでの設置を実現しました。また、さらなる顧客要望に応えるため、2019年2月にボードとサイドパネルに新たな3色を追加いたしました。
マットレスでは、累計60万枚の販売実績を持つ「エバーフィットマットレス」の後継機種である「エバーフィットC3マットレス」を2018年7月に発売開始いたしました。ソフトフィット面・ハードフィット面といった、かたさの異なる2つの面を使い分けられるリバーシブル仕様を踏襲し、従来品に比べて体圧分散性、寝返りのしやすさ、ベッドサイドに座る姿勢(端座位)の安定性を向上させております。また、従来からの通気・通水性を持ち丸洗いが可能な「通気タイプ」と、カバー表面が耐薬品・防水性に優れ清拭消毒に対応する「清拭タイプ」に加え、新たに清拭可能でありながら蒸れを軽減した「ドライタイプ」を開発・追加いたしました。
その他、電源を入れるだけで寝た人の体重や状態を検知し、床ずれ予防に効果的なかたさに調節する機能「i-fitting」を搭載したエアマットレス「ここちあ利楽」を2018年11月に発売いたしました。従来必要だった体重や、かたさなどの設定を自動化することで、煩雑な操作が無くなり、専門知識がない方でも適切に使えるようにいたしました。また、従来の「清拭タイプ」に加え、エアマットレスとしては業界で初めて「通気タイプ」のカバーの機種をご用意いたしました。これは、床ずれの原因となる皮膚の蒸れを軽減し、カバーを洗浄することもできます。
医療分野では、歩行訓練時の足底にかかる圧力の状況をリアルタイムで測定できるリハビリテーション用足底圧センサー「Waltwin(ワルツイン)」を2018年11月に発売いたしました。これは、脳卒中や整形疾患、パーキンソン病などにより、歩行機能に障害を負った方の歩行訓練を効果的に行うために開発いたしました。患者の靴に入れたインソールタイプのセンサーによって、通常は目視できない歩行時の足底圧の状況を測定し、客観的に把握するものです。測定データに基づいたフィードバックによって、より効果的なリハビリプログラムを医師が提供できるよう支援します。
海外市場では、世界戦略機種としての「A5シリーズベッド」をインド市場に向けてバリエーション展開を図りました。2018年5月より「手動2クランクベッド」、同年9月より「手動3クランクベッド」、翌年3月より「電動3モーターベッド」を、パラマウントベッド インディアにて量産を開始しています。これにより、従来よりある「電動4モーターベッド」を含め、「A5ベッドシリーズ」のラインナップの拡充が図られました。今後もインドを含むアジア市場をターゲットにした製品開発を行ってまいります。
また、手術室で使用される「メーヨーテーブル」を2018年10月に発売いたしました。本製品は容易に手術台の高さに合わせることが可能な高さ調整機能、感染予防のために洗浄可能なステンレス化、手術室内で移動・固定をするためのロック付きキャスターなど、手術室で使いやすい機能を搭載しています。本製品は手術台と合わせて、インドネシアを中心とした東南アジア市場に提案してまいります。
※「エバーフィット」、「rento」、「ここちあ」、「i-fitting」、「Waltwin」、「エバープラウド」はパラマウントベッド株式会社の登録商標です。
研究開発部は、睡眠に関する研究、及び看護・介護業務の効率化と安全に役立つ製品の先行開発を行っております。要素技術部は、ベッドや周辺機器を構成するメカトロニクス技術の開発や情報ネットワーク技術の開発を行っております。開発部は、医療看護現場や介護現場の問題解決やニーズに対応した製品開発及び褥瘡予防や快適な睡眠を提供するためのマットレスの開発を行っております。デザイン部は、ユニバーサルデザインによる安全で使い勝手の良いデザイン開発を行っております。試験評価室は、試作品の要求に対する評価方法の策定と評価を行っております。グローバル開発部は海外各国の医療看護現場での問題解決やニーズに対応した製品開発を行っております。
当連結会計年度の研究開発費は1,642百万円であり、主な成果は以下の通りであります。
国内市場において、在宅介護市場に機能と価格のバランスをとった介護用ベッド「rento(レント)シリーズ」を2018年8月に発売いたしました。このベッドは、洋室にも和室にも馴染む新たなデザインを提案するとともに、ボードの形状やベッドの昇降方式を工夫して省スペースでの設置を実現しました。また、さらなる顧客要望に応えるため、2019年2月にボードとサイドパネルに新たな3色を追加いたしました。
マットレスでは、累計60万枚の販売実績を持つ「エバーフィットマットレス」の後継機種である「エバーフィットC3マットレス」を2018年7月に発売開始いたしました。ソフトフィット面・ハードフィット面といった、かたさの異なる2つの面を使い分けられるリバーシブル仕様を踏襲し、従来品に比べて体圧分散性、寝返りのしやすさ、ベッドサイドに座る姿勢(端座位)の安定性を向上させております。また、従来からの通気・通水性を持ち丸洗いが可能な「通気タイプ」と、カバー表面が耐薬品・防水性に優れ清拭消毒に対応する「清拭タイプ」に加え、新たに清拭可能でありながら蒸れを軽減した「ドライタイプ」を開発・追加いたしました。
その他、電源を入れるだけで寝た人の体重や状態を検知し、床ずれ予防に効果的なかたさに調節する機能「i-fitting」を搭載したエアマットレス「ここちあ利楽」を2018年11月に発売いたしました。従来必要だった体重や、かたさなどの設定を自動化することで、煩雑な操作が無くなり、専門知識がない方でも適切に使えるようにいたしました。また、従来の「清拭タイプ」に加え、エアマットレスとしては業界で初めて「通気タイプ」のカバーの機種をご用意いたしました。これは、床ずれの原因となる皮膚の蒸れを軽減し、カバーを洗浄することもできます。
医療分野では、歩行訓練時の足底にかかる圧力の状況をリアルタイムで測定できるリハビリテーション用足底圧センサー「Waltwin(ワルツイン)」を2018年11月に発売いたしました。これは、脳卒中や整形疾患、パーキンソン病などにより、歩行機能に障害を負った方の歩行訓練を効果的に行うために開発いたしました。患者の靴に入れたインソールタイプのセンサーによって、通常は目視できない歩行時の足底圧の状況を測定し、客観的に把握するものです。測定データに基づいたフィードバックによって、より効果的なリハビリプログラムを医師が提供できるよう支援します。
海外市場では、世界戦略機種としての「A5シリーズベッド」をインド市場に向けてバリエーション展開を図りました。2018年5月より「手動2クランクベッド」、同年9月より「手動3クランクベッド」、翌年3月より「電動3モーターベッド」を、パラマウントベッド インディアにて量産を開始しています。これにより、従来よりある「電動4モーターベッド」を含め、「A5ベッドシリーズ」のラインナップの拡充が図られました。今後もインドを含むアジア市場をターゲットにした製品開発を行ってまいります。
また、手術室で使用される「メーヨーテーブル」を2018年10月に発売いたしました。本製品は容易に手術台の高さに合わせることが可能な高さ調整機能、感染予防のために洗浄可能なステンレス化、手術室内で移動・固定をするためのロック付きキャスターなど、手術室で使いやすい機能を搭載しています。本製品は手術台と合わせて、インドネシアを中心とした東南アジア市場に提案してまいります。
※「エバーフィット」、「rento」、「ここちあ」、「i-fitting」、「Waltwin」、「エバープラウド」はパラマウントベッド株式会社の登録商標です。
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E25664] S100G03L)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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