有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100G050
エステー株式会社 研究開発活動 (2019年3月期)
当社グループの研究開発活動の大部分は当社によるものであり、「世にない商品」の開発理念のもと、新製品の開発と既存製品の改良及びそのための基礎研究の充実に努めております。基礎研究では他社にはない技術を生み出す検討を行ってきました。具体的には介護悪臭の分析、対衣類害虫の独自成分の探索検討、新規防腐剤効果検討、ニオイの嗜好に関する検討などを行いました。お客様の購入意欲を引き出すためには差別化された高付加価値製品が必要であると確信し、「聞いてわかる、見てわかる、使ってわかる」製品づくりを各カテゴリーに展開しております。また、「機能性樹木抽出成分」を用いたクリアフォレストの研究を継続し、新市場創造並びに従来市場の拡大を目指し、より幅広い魅力的な商品開発を行っております。
なお、当連結会計年度における研究開発費の総額は、642,961千円となっております。その主なものは人件費であり、330,260千円となっております。
また、当社グループは「生活日用品事業」の単一セグメントですが、カテゴリー別の主な研究開発活動の概要は次のとおりであります。
エアケア(消臭芳香剤)は当社主要カテゴリーとして、主力ブランドである「消臭力」を中心に個別ニーズに特化したアイテムを拡充・新規投入し、エアケア全体の市場を活性化する施策を行いました。また「SHALDAN」ブランドの上市により、定着しつつある新たなユーザー層に対し更に魅力度を上げるべくデザインのリニューアルなどを行いました。
① 「消臭力」シリーズでは、情緒のプレミアムラインとして「憧れのライフスタイルを叶える」というテーマのもと、パフューマーが厳選したフレグランスオイルを配合し創りあげた香水調の「消臭力 Premium Aroma」シリーズに注力し、新しくトイレ用及びスティックタイプをラインアップし、マーケットを牽引いたしました。
また、機能プラスシリーズとしては、好調の「イオン消臭プラス」と「クエン酸プラス」において統一したパッケージに刷新するとともに、新たにプラグタイプを機能プラスシリーズに加えリニューアルし、市場の活性化を図りました。
② 女性の就業率UPに伴い、外出先での消臭をテーマに、「消臭力 トイレ用 携帯タイプ」を上市し、今までにはない潜在需要を開拓し売上に貢献しました。
③ 「SHALDAN」ブランドでは、植物本来の香りにこだわった「ボタニカル」シリーズを投入し、若年層を中心に新たな需要層を開拓、マーケット全体の活性化に努めました。
④ 車用市場に向けては、室内用市場で好調な「玄関・リビング用消臭力 Premium Aroma」とのシナジー効果を最大限に発揮することを目的に、「クルマの消臭力 Premium Aroma」を上市し、室内用ユーザーからの車用芳香剤マーケットへの誘導をすることで、クルマ用市場の活性化を図りました。
⑤ 介護現場の前向きな暮らしを応援する「エールズ」シリーズでは、昨年度発売した商品をもとに販売店舗の浸透を図っており、引き続きさらなる展開に向けた商品開発体制に強化しました。
⑥ 脱臭炭では、冷蔵庫関連商品について、使用時に買い替え時期がわかりやすくなるようパッケージを見直し、フィルムを全剥き仕様とすることで薬剤の減りが視覚的によくわかるようにデザインを変更し、マーケットの底上げを図りました。
衣類ケア(防虫剤)では、若年女性に向け、自分好みのクローゼットで大切な衣類をしっかり防虫出来る、デザイン性をプラスした防虫カバー「ムシューダ防虫カバー Cool style/Girly style」で既存品とは異なるターゲットに向けカバーのラインアップを強化し、マーケットの拡大を図りました。
サーモケア(カイロ)では、新たに30代の働く女性を中心に職場での「冷え」をケアし、働く女性の毎日をサポートする新ブランド「On Style」を立ち上げました。「おしり」から温めることでいつもの自分らしくなれる「On Style おしり41℃」と、「冷え」による不安からおなかを守る「On Style おなか40℃」を発売し、ビジネスシーンでのカイロの市場開拓に取り組みました。また、既存ブランドの「オンパックス」からは、これまでよりも発熱速度が速く、高い温度が持続する、厳冬下でもしっかり暖かい「オンパックス極熱」を投入し、屋外での使用シーンの拡大を図りました。
ハンドケア(手袋)では、手肌にやさしいヒアルロン酸を配合した「ファミリー プレミアムタッチ」を発売し、手肌への関心が高い女性にアプローチすることで、マーケットの活性化を図りました。
湿気ケア(除湿剤)では、これまでの除湿剤は機能一辺倒の意匠だったため、手に取っていただけなかった若年女性に向け、生活空間にマッチする見た目と気持ちをスッキリクリアにする新製品「ドライペット クリア」で、新たなターゲットの需要を掘り起こし、ユーザー拡大を図りました。
ホームケア(その他)では、前年度に立ち上げた新ブランド「洗浄力」で投入した泡で気軽にお掃除できる新製品「洗浄力 モコ泡わトイレクリーナー」と「洗浄力 モコ泡わノズル専用クリーナー」では泡の改良を行い、さらなる使用満足度を向上させ、継続使用を促進することでマーケットの拡大を図りました。
グローバル展開におきましては、ASEAN、韓国ではエアケアを中心に、欧米では手袋を中心に、各国に対応した商品開発体制を強化しております。
(注) 研究開発費及びその内訳には消費税等は含んでおりません。
なお、当連結会計年度における研究開発費の総額は、642,961千円となっております。その主なものは人件費であり、330,260千円となっております。
また、当社グループは「生活日用品事業」の単一セグメントですが、カテゴリー別の主な研究開発活動の概要は次のとおりであります。
エアケア(消臭芳香剤)は当社主要カテゴリーとして、主力ブランドである「消臭力」を中心に個別ニーズに特化したアイテムを拡充・新規投入し、エアケア全体の市場を活性化する施策を行いました。また「SHALDAN」ブランドの上市により、定着しつつある新たなユーザー層に対し更に魅力度を上げるべくデザインのリニューアルなどを行いました。
① 「消臭力」シリーズでは、情緒のプレミアムラインとして「憧れのライフスタイルを叶える」というテーマのもと、パフューマーが厳選したフレグランスオイルを配合し創りあげた香水調の「消臭力 Premium Aroma」シリーズに注力し、新しくトイレ用及びスティックタイプをラインアップし、マーケットを牽引いたしました。
また、機能プラスシリーズとしては、好調の「イオン消臭プラス」と「クエン酸プラス」において統一したパッケージに刷新するとともに、新たにプラグタイプを機能プラスシリーズに加えリニューアルし、市場の活性化を図りました。
② 女性の就業率UPに伴い、外出先での消臭をテーマに、「消臭力 トイレ用 携帯タイプ」を上市し、今までにはない潜在需要を開拓し売上に貢献しました。
③ 「SHALDAN」ブランドでは、植物本来の香りにこだわった「ボタニカル」シリーズを投入し、若年層を中心に新たな需要層を開拓、マーケット全体の活性化に努めました。
④ 車用市場に向けては、室内用市場で好調な「玄関・リビング用消臭力 Premium Aroma」とのシナジー効果を最大限に発揮することを目的に、「クルマの消臭力 Premium Aroma」を上市し、室内用ユーザーからの車用芳香剤マーケットへの誘導をすることで、クルマ用市場の活性化を図りました。
⑤ 介護現場の前向きな暮らしを応援する「エールズ」シリーズでは、昨年度発売した商品をもとに販売店舗の浸透を図っており、引き続きさらなる展開に向けた商品開発体制に強化しました。
⑥ 脱臭炭では、冷蔵庫関連商品について、使用時に買い替え時期がわかりやすくなるようパッケージを見直し、フィルムを全剥き仕様とすることで薬剤の減りが視覚的によくわかるようにデザインを変更し、マーケットの底上げを図りました。
衣類ケア(防虫剤)では、若年女性に向け、自分好みのクローゼットで大切な衣類をしっかり防虫出来る、デザイン性をプラスした防虫カバー「ムシューダ防虫カバー Cool style/Girly style」で既存品とは異なるターゲットに向けカバーのラインアップを強化し、マーケットの拡大を図りました。
サーモケア(カイロ)では、新たに30代の働く女性を中心に職場での「冷え」をケアし、働く女性の毎日をサポートする新ブランド「On Style」を立ち上げました。「おしり」から温めることでいつもの自分らしくなれる「On Style おしり41℃」と、「冷え」による不安からおなかを守る「On Style おなか40℃」を発売し、ビジネスシーンでのカイロの市場開拓に取り組みました。また、既存ブランドの「オンパックス」からは、これまでよりも発熱速度が速く、高い温度が持続する、厳冬下でもしっかり暖かい「オンパックス極熱」を投入し、屋外での使用シーンの拡大を図りました。
ハンドケア(手袋)では、手肌にやさしいヒアルロン酸を配合した「ファミリー プレミアムタッチ」を発売し、手肌への関心が高い女性にアプローチすることで、マーケットの活性化を図りました。
湿気ケア(除湿剤)では、これまでの除湿剤は機能一辺倒の意匠だったため、手に取っていただけなかった若年女性に向け、生活空間にマッチする見た目と気持ちをスッキリクリアにする新製品「ドライペット クリア」で、新たなターゲットの需要を掘り起こし、ユーザー拡大を図りました。
ホームケア(その他)では、前年度に立ち上げた新ブランド「洗浄力」で投入した泡で気軽にお掃除できる新製品「洗浄力 モコ泡わトイレクリーナー」と「洗浄力 モコ泡わノズル専用クリーナー」では泡の改良を行い、さらなる使用満足度を向上させ、継続使用を促進することでマーケットの拡大を図りました。
グローバル展開におきましては、ASEAN、韓国ではエアケアを中心に、欧米では手袋を中心に、各国に対応した商品開発体制を強化しております。
(注) 研究開発費及びその内訳には消費税等は含んでおりません。
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01019] S100G050)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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