有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100FZJP
株式会社マンダム 研究開発活動 (2019年3月期)
当社グループは、国内および海外各国の生活者へのお役立ちのために、製品価値を高める独自技術の創出を目指し、積極的な研究開発活動を展開しております。
当連結会計年度におきましても、生活者にとっての価値を重視し、生活者にお役立ちできる機能を持った製品の創出に向けた活動を行いました。具体的には「頭髪」・「皮膚」・「体臭」の3つの主要な科学分野に対してそれぞれ以下の項目に重点を置き、マンダムらしい独自の研究開発に注力し製品開発を行ってまいりました。
①頭髪科学分野では、
・ヘアダメージに対するケア技術の開発
・トレンドに合わせたスタイリング剤の開発とその機能性評価技術の開発
・毛髪の加齢変化に対応したスタイリング剤の開発
・男性の頭皮状態と頭皮状態の改善に関する研究
・機能・使いやすさに優れたヘアカラー技術の開発
②皮膚科学分野では、
・安心・安全に繋げる刺激低減技術の開発
・男性特有の皮膚生理や加齢変化に着目した印象肌研究とスキンケア機能素材の開発
・女性特有の肌変化のメカニズム解析とその変化に対応できる機能素材の開発
・皮膚浸透性の向上を図るスキンケア製剤技術開発
・快適な使用感や使い心地に関わる製剤技術の開発
③体臭科学分野では、
・若年男性およびミドル男性、および女性の体臭に関する研究
・男女ボディケア素材およびデオドラント素材の開発
・次世代のグルーミング・ボディケアを想定した製剤技術の開発
また、当社グループにおける研究開発は、生活者へのお役立ちを目指した、新しい価値創造を支える独自技術の開発や、新素材の探索と応用に関して中長期的な活動も展開しております。化粧品(医薬部外品を含む)の機能や使用感の向上を目指した、皮膚における感覚刺激に着目した研究取り組みから、当連結会計年度は、清涼成分や防腐剤などにより引き起こされる不快刺激を効果的に低減し、さらに臭気の少ない新規成分を見出しました。本技術は、より快適な清涼化粧品や、使用感の優れた女性化粧品の開発に活用していく予定です。
2015年6月に大阪大学大学院薬学研究科に設置しました「先端化粧品科学共同研究講座」においても引き続き、再生医療に用いられる幹細胞関連技術などの化粧品への応用を目指した共同研究を進めております。当連結会計年度は、ヒト汗腺のコイル構造に着目し、生体に近い状態の汗腺における発汗収縮の動きを可視化、数値化することにより、汗腺収縮評価法を初めて確立することに成功しました。この成果は、発汗時の汗腺収縮を抑える次世代型制汗剤への応用に活かしてまいります。
一方で、「動物実験を全廃し、実施しない方針とする」当社の考働規範の下に研究開発を進めていく中で、さらなる安全性確保と機能性追求をはかるため、2018年度で11回目となる「マンダム動物実験代替法国際研究助成」の継続取り組みと新規代替法開発に向けた共同研究に参画するなど、新たな代替法の導入に向けた取り組みを継続的に進めております。
さらに、研究開発活動の推進に際し、国内外の大学等の公的研究機関および企業との技術開発ネットワークの拡充をはかっており、最新研究設備の導入と合わせて、より一層の研究開発体制の充実・強化にも努めております。
当連結会計年度における研究開発活動と結果の概略は以下のとおりです。なお、当社の研究開発活動については、特定のセグメントに関連づけられないため、全社一括で記載しております。
(1) 国内マンダム化粧品事業
国内化粧品業界は、経済産業省化粧品月報の出荷データによりますと、当連結会計年度におきましては、数量、金額ともに増加し、回復基調で推移しましたが、競争環境は引き続き激化しております。このような市場状況のもと、当社の製品開発は以下に重点を置き、新製品の投入に努めました。
① 男性化粧品市場
当社のコア事業である男性化粧品におきまして、スタイリング製品では「GATSBY(ギャツビー)」ブランドから、ヤング男性に最近人気の適度なツヤでラフ感のある「ネオクラシカルヘア」を実現し、長時間持続させる「弾力性ポリマー」を配合した「スタイリンググリース」シリーズ全4品をリニューアル発売致しました。また、「LUCIDO(ルシード)」ブランドの、40歳頃から感じる髪質変化の悩みに対応する「スタイリング」シリーズから、「浸透性アミノ酸」を配合したエイジングケア処方の「ヘアワックス」4品を発売致しました。
フェイスケア製品としましては、「GATSBY」ブランドの、男性特有の肌悩みと洗顔時の気持ち良さを徹底追及した「洗顔」シリーズから、顔のアブラ除去に注目した「ストロングクリアフォーム」と、毛穴汚れの除去に注目した「ディープクリーニングスクラブ」を加えた全5品をリニューアル発売致しました。さらに、長年の男性肌研究および、マンダム独自の印象肌研究の知見を活用し、「いつでもすぐに見た目印象を高めたい」「今よりいい肌状態になりたい」「肌トラブル(乾燥、肌荒れ、ベタつき、ニキビなど)を何とかしたい」という3大肌ウォンツに対応した「スキンケア」シリーズから、テカリ・乾きのない好印象肌をすぐに実現できる「クリアアップスキンローション」と日差しやヒゲそりダメージ、汗・皮脂によるトラブルから肌を守る「パーフェクトスキンプロテクター」を加えた全6品をリニューアル発売致しました。また、「LUCIDO」ブランドの「洗顔」シリーズから、マンダム独自の男性肌研究から生まれた、40歳からの男のエイジングケア(年齢に応じたお手入れ)洗顔料として、特にアブラが気になる方への「オイルクリア洗顔フォーム」と、年齢とともにさまざまな肌変化が気になる方への「トータルケア泡洗顔」を発売致しました。さらに、「スキンケア」シリーズから、ベタつかずスーッと爽快な使用感で春夏でも心地良く使え、年齢とともに気になる7つの肌悩み(カサつき、シミ、乾燥小じわ、カミソリ負け、テカリ、くすみ、ハリ不足)を1本の使用ですべて対策する「薬用 トータルケアひんやり化粧水」を発売致しました。
ボディケア製品としましては、「GATSBY」ブランドから、マンダム独自のデオドラント技術「クリーンフィルター処方」で制汗・殺菌作用を長時間持続させ、出てきた汗もキレイな汗(ニオイの抑えられた汗)に保ち、さらに、マンダム独自の素材「白色活性炭」配合で、ニオイの元となる汗・皮脂を徹底吸着する「プレミアムタイプデオドラント」シリーズとして、ワキなどの集中ケアにおすすめのロールオン、スティックと、全身のニオイを簡単にケアできるスプレーの全6品のラインアップに加え、肌に押し当てて噴射させる新感覚ジェットロールオンを発売致しました。さらに、既存の「デオドラントスプレー」シリーズにも「クリーンフィルター処方」を採用し、特長の異なる3種のパウダーを配合しサラサラ感の持続効果を向上させた「パウダータイプ」3品と、原液、噴射剤の調整により、瞬間冷却効果とクール感の持続効果を向上させた「アイスタイプ」3品をリニューアル発売致しました。また、「LUCIDO」ブランドの「ニオイケア」シリーズから、マンダム独自の体臭研究から生まれた、日本初、3種の有効成分(リゾチーム塩酸塩、イソプロピルメチルフェノール、パラフェノールスルホン酸亜鉛)で頭皮汗臭まで防ぐ「薬用 頭皮とカラダのデオドラントジェットスプレー」を発売致しました。
白髪ケア製品としましては、「LUCIDO」ブランドから、染色を妨げないコンディショニング成分の配合と、髪は良く染まるが肌は染まりにくい染料を新配合するという2つの独自技術によって、スピーディ染色が可能な「カラーリンス」2品を発売致しました。
② 女性トイレタリー市場
女性トイレタリーにおきましては、ヘアメイク&ヘアケア製品では、「LUCIDO-L(ルシードエル)」ブランドから、まとめ髪だけでなく気になる浮き毛、前髪キープにも使えるスタイリングスティック「#マルチアレンジスティック」を発売致しました。さらに「超高圧処理アルガンオイル」を配合でしなやかに輝く美髪に仕上げる「オイルトリートメント」シリーズから、浸透ダメージ補修タイプの「#EXヘアリペアオイル」を発売致しました。
ボディケア製品としましては、モワッとした頭周りの脂っぽいニオイが気になる女性のために、日本初、3種の有効成分(リゾチーム塩酸塩、イソプロピルメチルフェノール、パラフェノールスルホン酸亜鉛)で、頭皮汗臭まで防ぐ「モワトレ」シリーズ「薬用 デオドラントショット」全2品を発売致しました。さらに、使う時も持ち歩く時もハッピーな気分に変えてくれる「ハッピーデオ」シリーズから、マンダム独自の「Kai-tech技術」により女性がより快適に感じるクール感を実現した「ボディシート」8品のリニューアル発売に加え、止まらない顔汗をスーッと冷やし、メイクの上からでも使える「フェイスシート」を発売致しました。また、持ち運びに便利な携帯サイズでいつでもどこでも汗やニオイが気になった時にサッと使える「ボディミスト」4品をリニューアル発売致しました。さらに、フラワーオイルでやわらか肌に導く「ディアフローラ」シリーズから、フラワーオイルのヴェールで手肌はもちろん、爪までツヤやかにうるおう「ハンド&ネイルクリーム」の新香調を発売致しました。
③ 女性コスメティック市場
女性コスメティックにおきましては、クレンジング・洗顔製品では、「Bifesta(ビフェスタ)」ブランドから、美容オイルの効果で濃いメイクもするんと落としながら、もっちりとしたツヤ美肌に導く「クレンジングオイル」2品を発売致しました。さらに、ワントーン明るいつるすべ素肌に導く「ブライトアップ洗顔」シリーズとして、角質柔軟成分配合で毛穴・角質ケアができる「クリア」、天然保湿因子配合でしっとりうるおう「モイスト」、そして、保湿性洗浄成分配合で洗顔と同時にライトメイクも落とせる「デュアルクレンジング」の全3品のラインアップで発売致しました。
フェイススキンケア製品としましては、「Barrier Repair(バリアリペア)」ブランドの、なりたい肌の仕上がり感と配合美容成分で選べる「シートマスク」シリーズから、ビタミンC誘導体(アスコルビン酸硫酸2Na)及びボタンエキス配合でみずみずしくパッと明るい肌仕上がりの「透明肌」と、ローヤルゼリー配合でやわらかく超ふっくらな肌仕上がりの「やわらか」を発売致しました。さらに、「スキンケア」シリーズから、洗顔後、化粧水前のひと塗りで、肌のすみずみまで浸透(角質層まで)して潤いを引き込む導入美容液「ナノショットブースター」を発売致しました。
(2) インドネシア事業
インドネシア事業では、男性化粧品市場におきまして洗顔製品では、「GATSBY」ブランドからインドネシアの男性洗顔市場では初となる若者の洗顔意識の変化に対応した泡タイプ洗顔「FACIAL MICRO FOAM」2品を発売致しました。また、デオドラント・フレグランス製品では、「GATSBY」ブランドから、ロングセラー商品となっている「URBAN COLOGNE」の資産を活用したデオドラント効果と香りの両方を重視する若者へ対応したデオドラント「URBAN ICE DEO STONE&SPRAY」シリーズ全12品を発売致しました。
女性コスメタリー市場におきまして、フレグランス製品では、「PUCELLE(ピュセル)」ブランドから、若者女性のトレンド変化を踏まえた「PUCELLE MIST COLOGNE」シリーズにつきまして新アイテム3品を加えリニューアル発売致しました。女性コスメティック市場におきましては、「PIXY(ピクシー)」ブランドのリブランディングを実施し、新たなブランドイメージに基づいてベースメイクカテゴリーに新たな2シリーズを発売し、さらにターゲットセグメントをより細分化して棲み分けた「UV WHITENING 4 BEAUTY BENEFITS」シリーズ、「MAKE IT GLOW」シリーズを発売致しました。また、クレンジング製品では、日本を含めたアジア周辺各国で高い支持を得ている「Bifesta」ブランドからHalal対応処方の「CLEANSING LOTION」シリーズ4品を発売致しました。
(3) 海外事業
中国事業では、事業の中核であるスタイリング剤の更なるシェア拡大を目指し、男性向けスタイリング市場で「GATSBY」ブランドで好調に推移する「DRESSING POMADE」シリーズからシリーズNo.1の整髪力となる「DRESSING POMADE ULTIMATE LOCK」1品を追加発売しました。また、伸長率の高い「ヘアスプレー」剤型から着実に実績を伸ばしている「GATSBY STYLING SPRAY EX-ULTRA TOUGH」のミニサイズ1品を追加発売し、より多くの生活者が購入しやすい商品企画の提案を行なっております。
香港事業では、2017年のVOC(揮発性有機化合物)規制に対応したヘアスプレー「SET&KEEP SPRAY ULTRA HARD」の発売に引き続き、2018年は、ヘアスプレー特有のツヤを抑えて自然な風合いでスタイルを固定できる「SET&KEEP SPRAY MAT & HARD」1品を発売しております。 また、女性向け「Barrier Repair」ブランドから既存「Facial Mask」シリーズとは異なる、仕上がりタイプ別に機能成分を配合した「Barrier Repair Facial Mask」シリーズ5品を発売致しました。
韓国事業では、アジア各国へのトレンド発信の影響力を高めつつある韓国ヤング男性の調査を実施しており、新たなトレンドスタイルに対応した「ウォーターベースのノンエアゾールスプレー」剤型の「GATSBY WATER SPRAY ULTRA HOLD」1品を発売致しました。
タイ事業では、女性向け「Bifesta」ブランドから現地生活者の嗜好を調査し、日本では、まだ展開をしていない「Bifesta Cleansing Lotion Sensitive」を3品(270ml、60ml、Refill)発売致しました。
アジア各国においても、日本市場同様に現地生活者の調査をベースとして、生活者への新たな価値提案を通してお役立ちの深化を推し進めております。
以上の結果、当連結会計年度の研究開発費の総額は、1,826百万円となりました。
当連結会計年度におきましても、生活者にとっての価値を重視し、生活者にお役立ちできる機能を持った製品の創出に向けた活動を行いました。具体的には「頭髪」・「皮膚」・「体臭」の3つの主要な科学分野に対してそれぞれ以下の項目に重点を置き、マンダムらしい独自の研究開発に注力し製品開発を行ってまいりました。
①頭髪科学分野では、
・ヘアダメージに対するケア技術の開発
・トレンドに合わせたスタイリング剤の開発とその機能性評価技術の開発
・毛髪の加齢変化に対応したスタイリング剤の開発
・男性の頭皮状態と頭皮状態の改善に関する研究
・機能・使いやすさに優れたヘアカラー技術の開発
②皮膚科学分野では、
・安心・安全に繋げる刺激低減技術の開発
・男性特有の皮膚生理や加齢変化に着目した印象肌研究とスキンケア機能素材の開発
・女性特有の肌変化のメカニズム解析とその変化に対応できる機能素材の開発
・皮膚浸透性の向上を図るスキンケア製剤技術開発
・快適な使用感や使い心地に関わる製剤技術の開発
③体臭科学分野では、
・若年男性およびミドル男性、および女性の体臭に関する研究
・男女ボディケア素材およびデオドラント素材の開発
・次世代のグルーミング・ボディケアを想定した製剤技術の開発
また、当社グループにおける研究開発は、生活者へのお役立ちを目指した、新しい価値創造を支える独自技術の開発や、新素材の探索と応用に関して中長期的な活動も展開しております。化粧品(医薬部外品を含む)の機能や使用感の向上を目指した、皮膚における感覚刺激に着目した研究取り組みから、当連結会計年度は、清涼成分や防腐剤などにより引き起こされる不快刺激を効果的に低減し、さらに臭気の少ない新規成分を見出しました。本技術は、より快適な清涼化粧品や、使用感の優れた女性化粧品の開発に活用していく予定です。
2015年6月に大阪大学大学院薬学研究科に設置しました「先端化粧品科学共同研究講座」においても引き続き、再生医療に用いられる幹細胞関連技術などの化粧品への応用を目指した共同研究を進めております。当連結会計年度は、ヒト汗腺のコイル構造に着目し、生体に近い状態の汗腺における発汗収縮の動きを可視化、数値化することにより、汗腺収縮評価法を初めて確立することに成功しました。この成果は、発汗時の汗腺収縮を抑える次世代型制汗剤への応用に活かしてまいります。
一方で、「動物実験を全廃し、実施しない方針とする」当社の考働規範の下に研究開発を進めていく中で、さらなる安全性確保と機能性追求をはかるため、2018年度で11回目となる「マンダム動物実験代替法国際研究助成」の継続取り組みと新規代替法開発に向けた共同研究に参画するなど、新たな代替法の導入に向けた取り組みを継続的に進めております。
さらに、研究開発活動の推進に際し、国内外の大学等の公的研究機関および企業との技術開発ネットワークの拡充をはかっており、最新研究設備の導入と合わせて、より一層の研究開発体制の充実・強化にも努めております。
当連結会計年度における研究開発活動と結果の概略は以下のとおりです。なお、当社の研究開発活動については、特定のセグメントに関連づけられないため、全社一括で記載しております。
(1) 国内マンダム化粧品事業
国内化粧品業界は、経済産業省化粧品月報の出荷データによりますと、当連結会計年度におきましては、数量、金額ともに増加し、回復基調で推移しましたが、競争環境は引き続き激化しております。このような市場状況のもと、当社の製品開発は以下に重点を置き、新製品の投入に努めました。
① 男性化粧品市場
当社のコア事業である男性化粧品におきまして、スタイリング製品では「GATSBY(ギャツビー)」ブランドから、ヤング男性に最近人気の適度なツヤでラフ感のある「ネオクラシカルヘア」を実現し、長時間持続させる「弾力性ポリマー」を配合した「スタイリンググリース」シリーズ全4品をリニューアル発売致しました。また、「LUCIDO(ルシード)」ブランドの、40歳頃から感じる髪質変化の悩みに対応する「スタイリング」シリーズから、「浸透性アミノ酸」を配合したエイジングケア処方の「ヘアワックス」4品を発売致しました。
フェイスケア製品としましては、「GATSBY」ブランドの、男性特有の肌悩みと洗顔時の気持ち良さを徹底追及した「洗顔」シリーズから、顔のアブラ除去に注目した「ストロングクリアフォーム」と、毛穴汚れの除去に注目した「ディープクリーニングスクラブ」を加えた全5品をリニューアル発売致しました。さらに、長年の男性肌研究および、マンダム独自の印象肌研究の知見を活用し、「いつでもすぐに見た目印象を高めたい」「今よりいい肌状態になりたい」「肌トラブル(乾燥、肌荒れ、ベタつき、ニキビなど)を何とかしたい」という3大肌ウォンツに対応した「スキンケア」シリーズから、テカリ・乾きのない好印象肌をすぐに実現できる「クリアアップスキンローション」と日差しやヒゲそりダメージ、汗・皮脂によるトラブルから肌を守る「パーフェクトスキンプロテクター」を加えた全6品をリニューアル発売致しました。また、「LUCIDO」ブランドの「洗顔」シリーズから、マンダム独自の男性肌研究から生まれた、40歳からの男のエイジングケア(年齢に応じたお手入れ)洗顔料として、特にアブラが気になる方への「オイルクリア洗顔フォーム」と、年齢とともにさまざまな肌変化が気になる方への「トータルケア泡洗顔」を発売致しました。さらに、「スキンケア」シリーズから、ベタつかずスーッと爽快な使用感で春夏でも心地良く使え、年齢とともに気になる7つの肌悩み(カサつき、シミ、乾燥小じわ、カミソリ負け、テカリ、くすみ、ハリ不足)を1本の使用ですべて対策する「薬用 トータルケアひんやり化粧水」を発売致しました。
ボディケア製品としましては、「GATSBY」ブランドから、マンダム独自のデオドラント技術「クリーンフィルター処方」で制汗・殺菌作用を長時間持続させ、出てきた汗もキレイな汗(ニオイの抑えられた汗)に保ち、さらに、マンダム独自の素材「白色活性炭」配合で、ニオイの元となる汗・皮脂を徹底吸着する「プレミアムタイプデオドラント」シリーズとして、ワキなどの集中ケアにおすすめのロールオン、スティックと、全身のニオイを簡単にケアできるスプレーの全6品のラインアップに加え、肌に押し当てて噴射させる新感覚ジェットロールオンを発売致しました。さらに、既存の「デオドラントスプレー」シリーズにも「クリーンフィルター処方」を採用し、特長の異なる3種のパウダーを配合しサラサラ感の持続効果を向上させた「パウダータイプ」3品と、原液、噴射剤の調整により、瞬間冷却効果とクール感の持続効果を向上させた「アイスタイプ」3品をリニューアル発売致しました。また、「LUCIDO」ブランドの「ニオイケア」シリーズから、マンダム独自の体臭研究から生まれた、日本初、3種の有効成分(リゾチーム塩酸塩、イソプロピルメチルフェノール、パラフェノールスルホン酸亜鉛)で頭皮汗臭まで防ぐ「薬用 頭皮とカラダのデオドラントジェットスプレー」を発売致しました。
白髪ケア製品としましては、「LUCIDO」ブランドから、染色を妨げないコンディショニング成分の配合と、髪は良く染まるが肌は染まりにくい染料を新配合するという2つの独自技術によって、スピーディ染色が可能な「カラーリンス」2品を発売致しました。
② 女性トイレタリー市場
女性トイレタリーにおきましては、ヘアメイク&ヘアケア製品では、「LUCIDO-L(ルシードエル)」ブランドから、まとめ髪だけでなく気になる浮き毛、前髪キープにも使えるスタイリングスティック「#マルチアレンジスティック」を発売致しました。さらに「超高圧処理アルガンオイル」を配合でしなやかに輝く美髪に仕上げる「オイルトリートメント」シリーズから、浸透ダメージ補修タイプの「#EXヘアリペアオイル」を発売致しました。
ボディケア製品としましては、モワッとした頭周りの脂っぽいニオイが気になる女性のために、日本初、3種の有効成分(リゾチーム塩酸塩、イソプロピルメチルフェノール、パラフェノールスルホン酸亜鉛)で、頭皮汗臭まで防ぐ「モワトレ」シリーズ「薬用 デオドラントショット」全2品を発売致しました。さらに、使う時も持ち歩く時もハッピーな気分に変えてくれる「ハッピーデオ」シリーズから、マンダム独自の「Kai-tech技術」により女性がより快適に感じるクール感を実現した「ボディシート」8品のリニューアル発売に加え、止まらない顔汗をスーッと冷やし、メイクの上からでも使える「フェイスシート」を発売致しました。また、持ち運びに便利な携帯サイズでいつでもどこでも汗やニオイが気になった時にサッと使える「ボディミスト」4品をリニューアル発売致しました。さらに、フラワーオイルでやわらか肌に導く「ディアフローラ」シリーズから、フラワーオイルのヴェールで手肌はもちろん、爪までツヤやかにうるおう「ハンド&ネイルクリーム」の新香調を発売致しました。
③ 女性コスメティック市場
女性コスメティックにおきましては、クレンジング・洗顔製品では、「Bifesta(ビフェスタ)」ブランドから、美容オイルの効果で濃いメイクもするんと落としながら、もっちりとしたツヤ美肌に導く「クレンジングオイル」2品を発売致しました。さらに、ワントーン明るいつるすべ素肌に導く「ブライトアップ洗顔」シリーズとして、角質柔軟成分配合で毛穴・角質ケアができる「クリア」、天然保湿因子配合でしっとりうるおう「モイスト」、そして、保湿性洗浄成分配合で洗顔と同時にライトメイクも落とせる「デュアルクレンジング」の全3品のラインアップで発売致しました。
フェイススキンケア製品としましては、「Barrier Repair(バリアリペア)」ブランドの、なりたい肌の仕上がり感と配合美容成分で選べる「シートマスク」シリーズから、ビタミンC誘導体(アスコルビン酸硫酸2Na)及びボタンエキス配合でみずみずしくパッと明るい肌仕上がりの「透明肌」と、ローヤルゼリー配合でやわらかく超ふっくらな肌仕上がりの「やわらか」を発売致しました。さらに、「スキンケア」シリーズから、洗顔後、化粧水前のひと塗りで、肌のすみずみまで浸透(角質層まで)して潤いを引き込む導入美容液「ナノショットブースター」を発売致しました。
(2) インドネシア事業
インドネシア事業では、男性化粧品市場におきまして洗顔製品では、「GATSBY」ブランドからインドネシアの男性洗顔市場では初となる若者の洗顔意識の変化に対応した泡タイプ洗顔「FACIAL MICRO FOAM」2品を発売致しました。また、デオドラント・フレグランス製品では、「GATSBY」ブランドから、ロングセラー商品となっている「URBAN COLOGNE」の資産を活用したデオドラント効果と香りの両方を重視する若者へ対応したデオドラント「URBAN ICE DEO STONE&SPRAY」シリーズ全12品を発売致しました。
女性コスメタリー市場におきまして、フレグランス製品では、「PUCELLE(ピュセル)」ブランドから、若者女性のトレンド変化を踏まえた「PUCELLE MIST COLOGNE」シリーズにつきまして新アイテム3品を加えリニューアル発売致しました。女性コスメティック市場におきましては、「PIXY(ピクシー)」ブランドのリブランディングを実施し、新たなブランドイメージに基づいてベースメイクカテゴリーに新たな2シリーズを発売し、さらにターゲットセグメントをより細分化して棲み分けた「UV WHITENING 4 BEAUTY BENEFITS」シリーズ、「MAKE IT GLOW」シリーズを発売致しました。また、クレンジング製品では、日本を含めたアジア周辺各国で高い支持を得ている「Bifesta」ブランドからHalal対応処方の「CLEANSING LOTION」シリーズ4品を発売致しました。
(3) 海外事業
中国事業では、事業の中核であるスタイリング剤の更なるシェア拡大を目指し、男性向けスタイリング市場で「GATSBY」ブランドで好調に推移する「DRESSING POMADE」シリーズからシリーズNo.1の整髪力となる「DRESSING POMADE ULTIMATE LOCK」1品を追加発売しました。また、伸長率の高い「ヘアスプレー」剤型から着実に実績を伸ばしている「GATSBY STYLING SPRAY EX-ULTRA TOUGH」のミニサイズ1品を追加発売し、より多くの生活者が購入しやすい商品企画の提案を行なっております。
香港事業では、2017年のVOC(揮発性有機化合物)規制に対応したヘアスプレー「SET&KEEP SPRAY ULTRA HARD」の発売に引き続き、2018年は、ヘアスプレー特有のツヤを抑えて自然な風合いでスタイルを固定できる「SET&KEEP SPRAY MAT & HARD」1品を発売しております。 また、女性向け「Barrier Repair」ブランドから既存「Facial Mask」シリーズとは異なる、仕上がりタイプ別に機能成分を配合した「Barrier Repair Facial Mask」シリーズ5品を発売致しました。
韓国事業では、アジア各国へのトレンド発信の影響力を高めつつある韓国ヤング男性の調査を実施しており、新たなトレンドスタイルに対応した「ウォーターベースのノンエアゾールスプレー」剤型の「GATSBY WATER SPRAY ULTRA HOLD」1品を発売致しました。
タイ事業では、女性向け「Bifesta」ブランドから現地生活者の嗜好を調査し、日本では、まだ展開をしていない「Bifesta Cleansing Lotion Sensitive」を3品(270ml、60ml、Refill)発売致しました。
アジア各国においても、日本市場同様に現地生活者の調査をベースとして、生活者への新たな価値提案を通してお役立ちの深化を推し進めております。
以上の結果、当連結会計年度の研究開発費の総額は、1,826百万円となりました。
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