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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100G4GF

有価証券報告書抜粋 アキレス株式会社 研究開発活動 (2019年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

省エネ、環境、健康、をキーワードに、これまでの技術を向上・進化させ、独創性のある製品を提案し続けるために、当社のコア技術であるプラスチック加工(成型・製膜・発泡)を軸に研究開発活動を行ってまいりました。
省エネ商品としては、新規発泡剤を用いて優れた断熱性能が保持できる高性能断熱材の開発、環境配慮型の商品としては、遮熱性・保湿性に優れた生分解性のマルチフィルムの開発、健康を促進する商品としては、快適な睡眠をサポートする温度調節機能を持ったウレタンフォームの開発等、市場が最も求めていることに貢献可能な商品を開発しております。
当連結会計年度における当社グループ全体の研究開発費は、1,442百万円であり、各事業の研究開発の目的、主要課題、成果および研究開発費は以下のとおりであります。
なお、研究開発費には各事業に配分できない基礎研究費387百万円が含まれております。


(1)シューズ事業
ジュニアスポーツシューズブランドである「瞬足」は、トレンドスニーカーを意識したファッション性の高い「SL BY SYUNSOKU(エスエル バイ シュンソク)」を上市し高い評価を得ております。また、女子小学生に絶大な人気を誇るファッション誌「ニコ☆プチ」のスクールブランド「n☆p school(ニコ☆プチスクール)」と共同開発したコラボシリーズを発売し好評を得ております。国内インジェクションでは、子供の足の成長を考えた当社独自の「足育設計思想」によるラスト設計とニット素材を採用した新商品を上市し、丸洗いできる機能性も加え販売しております。自社開発素材を採用した「MEDIFOAM」では新素材の持つ機能性を活かし、走るリカバリーシューズという新発想で好評を得ており、G2モデル(レースモデル)を新たに加え充実を図りました。衝撃吸収、圧力分散素材「ソルボセイン」を採用した「アキレス・ソルボ」では天然皮革(レザー)のソフト感の向上を追求しPUインジェクション製法の特性を活かし高い評価を得ております。
当事業に係わる研究開発費は370百万円であります。

(2)プラスチック事業
合成皮革関係は、ハイブリット車向けのハンドル用合成皮革を立上げ、順調に売上げを伸ばしました。また、北米、東南アジア向けなど輸出用PVCレザーの開発、販売を推進しました。
フィルム関係では、家庭用のフロアマットおよびテーブルマットとして、従来の一般タイプに抗菌タイプを追加し、さらにビニールハウス向け農業用フィルムで培った独自塗工技術の採用により、ベタつきを抑制し、ロールアップを可能にしたアーク光対策フィルム「アキレスウェルディングカーテンロールスクリーンタイプ」を開発し上市しました。
建装関係は、海外の商業施設向けとして、汚れ防止、表面強化性能を持つフリース壁紙の新コレクションを発表し、販売を開始しました。
引布関連商品では、極薄のゴムシートを開発し、評価段階に入っています。また、オイルフェンス向けのゴム引布も開発し上市に結び付いております。マリン関連商品では、米国向けにレスキュー用アルミRIBボートを上市した他、スタンドアップパドルボードを開発し発表しております。
当事業に係わる研究開発費は484百万円であります。

(3)産業資材事業
軟質ウレタン関係は、機械的強度が高く、台所用漂白剤などに用いられる次亜塩素酸系薬品に対して耐性のある機能性ポリウレタンフォーム「Xstretch(エクストレッチ)」(商標出願中)を開発しました。
硬質ウレタン関係は、現場発泡システム原液において、さらなる環境負荷低減と市場展開を視野に低GWPガスであるHFOを用いた冷凍冷蔵倉庫用の処方を開発しました。
工業資材関係は、シリコンウエハー搬送時の衝撃を吸収する構造を持ち、自動化に対応した12インチ用HWSウエハー搬送容器「NA-300LA」の販売を開始しました。
当事業に係わる研究開発費は199百万円であります。

(4)独自技術による成長分野への新商品を担う研究開発本部では、ウレタンの独自配合技術により、反発弾性、衝撃吸収性、耐久性に優れた新素材を開発しました。ランニングシューズ「MEDIFOAM」への展開の他にもウォーキングシューズ、疲労軽減マット等に新たな機能を付加する新素材として展開しております。
また、耐久性に優れた防汚処理剤を開発しており、車輌分野を中心とした合成皮革への応用に取り組んでおります。さらに、導電性ポリマーを用いた新しい無電解めっき技術では、薄膜の電磁波シールドシートが、共同開発先から販売された他、新たに開発した光透過性合皮と立体の透明電極を組み合わせた次世代のタッチパネルを共同開発して高い注目が得られました。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01096] S100G4GF)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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