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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100G185

有価証券報告書抜粋 日本電設工業株式会社 研究開発活動 (2019年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等


研究開発は部門ごとに、「設備工事業としての事業活動に資する開発」、「鉄道電気工事の特異性を活かした開発」、「安全な施工方法に関する開発」、「関連企業との共同開発」、「働き方改革に資する開発」を中心に進めている。
当連結会計年度における研究開発費の総額は、198百万円であり、部門ごとの主な研究開発の内容は次のとおりである。

(1) 鉄道電気工事部門 126百万円

「強力吸引車外付けレシーバータンクの開発」
電車線支持物の柱基礎掘削作業に使用している強力吸引車は掘削土レシーバータンクが軌陸車と一体型であることからタンク容量(0.2m3)が小さいため、作業を中断し吸引した掘削土をレシーバータンクから取出し線路脇に仮置きしたのち、再掘削作業を行っていることから掘削時間を要していた。
今回、開発した「外付けレシーバータンク」は、容量を従来の3.75倍(0.75m3)にし、強力吸引車と「外付けレシーバータンク」を別置し、強力吸引車の接続ホースを簡単に繋ぎ替えする構造としたことで、作業を中断することなく継続作業を可能とした。
本開発により、掘削時間の短縮と作業効率の向上を図った。
「二段階電圧検出機能付き交流電車線検電器の開発」(文部科学大臣表彰 創意工夫功労者賞)
電車線路の停電作業は、検電器を用いて通電されていないことを確認し作業着手しているが、既存の検電器では、誘導電圧か通電電圧かを判別ができないため、交流区間では隣接線や他回線からの誘導電圧により検電器が鳴動し、停電作業を中止することがあった。
今回、開発した「二段階電圧検出機能付き交流電車線検電器」により、誘導電圧か通電電圧かを鳴動音とLEDランプの点灯色にて判別できるようになった。
本開発により、作業員の安全性向上を図った。

(2) 一般電気・情報通信工事部門 72百万円

「積算業務支援プログラムの開発」(特許出願中)
一般電気工事を受注するにあたり、施主から提示された設計図面(PDF)より各種使用器具と数量を手作業で拾い出し、積算書類を作成するのに時間を要していた。
今回、開発した「積算支援プログラム」は設計図面(PDF)から各種使用器具のシンボルマークを読み取らせ、個々の使用器具名称と数量を自動集計し、集計表の作成も可能とした。
本開発により、各種使用器具名称と数量の拾い出し誤り防止及び積算書類作成の作業効率向上を図った。
「軽量型スタンションの開発」
高所作業や開口部付近での作業に設置している墜落防止用仮設手すり(スタンション)は鉄製で重量があることから、作業員の負担増となっている。
今回、開発した「軽量型スタンション」はアルミ製で軽量化を図り、単一工具でスタンション本体の組み立て及び分解ができる構造としたことで、さまざまな構造物に容易に取付け取外しを可能とした。
本開発により、作業員の負担軽減と作業効率の向上を図った。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00115] S100G185)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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