有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100FIUK
サントリー食品インターナショナル株式会社 研究開発活動 (2018年12月期)
当社グループでは、安全、安心に裏付けられた「おいしさ」を価値の中心に据え、国内・海外に研究開発を担当する部門・部署を設置し、高付加価値商品の開発に取り組んでいます。
当社グループ横断での研究開発活動は、R&D部が行っています。
R&D部では、当社グループにおけるR&D戦略の立案・実施、R&Dに関する資源投入・配分計画の立案・実施、競争力の源泉となるグローバル中長期技術戦略の立案、関係部署との連携による技術戦略の推進と完遂、商品開発活動の支援を行っています。
また、グループ各社においても、研究開発部門を有するグループ各社が研究開発活動を行っています。
セグメント別の研究開発活動は次のとおりです。
[日本事業]
研究開発活動の担当部署は、ジャパン事業本部内の商品開発部及び開発生産推進部です。
商品開発部では、飲料の中味開発に関して、基本戦略に基づく中味開発戦略(中長期及び年次計画)の立案・推進・管理、新規原料の探索・開発、香味評価及び安全性リスク評価による新価値創出、新製品中味の香味・品質・収益性の設計、新製品中味開発における研究開発投資効率の追求、既存製品中味の原価・品質チェック及び再設計、中味製造に関する標準規格類の起案を行っています。
開発生産推進部では、主に飲料の開発・設計・生産に関する基本戦略に基づく生産戦略(中長期及び年次計画)の立案・推進・管理、基本戦略に基づく商品化戦略(容器開発含む)の立案・実施、新製品開発・生産計画の調整・実施及び収益性・投資効率の追求を行っています。
当社の研究開発活動は、神奈川県の商品開発センターにおいて行っています。
当連結会計年度は、「サントリー天然水」「BOSS」「伊右衛門」「サントリー烏龍茶」等のブランド強化を行うとともに、様々なカテゴリーにおいて新商品を投入しました。
ブランド別に見ると、「サントリー天然水」ブランドにおいて、従来品に比べ、製造充填時のガス圧を大幅にアップし、適度にミネラルを含んだ「サントリー 南アルプスの天然水」に強い炭酸が加わることで、爽快な刺激と後味のよさを感じられる中味に仕上げた「サントリー 南アルプススパークリング」「同レモン」等を発売しました。また、独特な味わいがあり、カフェインを含む茶葉である“グアユサ”、コクがあり後キレの良い爽快な辛みのジンジャー、クリアな清涼感のミントを使用し、自然が育んだ素材の、エナジー感のある味わいに仕上げた「サントリー 南アルプス PEAKER ビターエナジー」を発売しました。
「BOSS」ブランドでは、「クラフトボス」シリーズの新たなラインナップとして、ブラックコーヒーにミルクポーションとガムシロップを1個ずつ加えた甘さを想定し、コーヒーの豊かな香りとともに、満足感があるのにすっきりと飲める“かろやかな甘さ”を実現した「クラフトボス ブラウン」を発売しました。
「伊右衛門」ブランドでは、これまでの高い評価の中味をベースに、香りが豊富な“一番茶のかぶせ茶”を使用し、急須で淹れたお茶のようなホッとする香りを強化し、更に、旨み、渋みが豊富な茶葉を使用することで、すっきりとしたキレと余韻のある味わいに進化させ、サントリー緑茶「伊右衛門」をリニューアルしました。
「サントリー 烏龍茶」ブランドでは、「お通じの習慣を改善する」ことが報告されているイヌリンを配合するとともに、軽発酵茶(ウーロン茶)を使用し、ほどよいコクがありながら、爽やかな香りが感じられる、すっきりとした味わいのサントリー「おいしい腸活 流々茶(るるちゃ)」(機能性表示食品)を発売しました。
[欧州事業]
欧州では、「Schweppes」「Ribena」「Pulco」をはじめとする既存ブランドにおいて、消費者の更なる健康志向の高まりに合わせて、おいしさはそのままに、砂糖含有量を低減させた中味リニューアルや容器の小容量展開等の活動を実施しました。フランスでは、ティーとフルーツフレーバーの爽やかな味わいの組み合わせを楽しめるお茶ブランド「MayTea」から、新たに「Green tea-based Jasmin」「Black tea-based Blueberry」「Green tea-based Yuzu citrus」の3フレーバーを発売しました。スペインやベルギーでは、フランスで販売を行ってきた「MayTea」を新たに展開しました。
[アジア事業]
インドネシアでは、PT SUNTORY GARUDA BEVERAGEが、インドネシアのお客様の嗜好に合わせたフレーバードウォーター「Good Mood」ブランドから新たに「Strawberry」「Blackcurrant」の2フレーバーを発売しました。また、「MY TEA」ブランドからインドネシアの伝統的な急須で淹れたお茶を意味する新商品「Teh Poci」を発売しました。ベトナムでは、健康価値を主軸においたお茶ブランド「TEA+」ブランドから新たに「Oolong Lemon」を発売しました。
[オセアニア事業]
オセアニアでは、高まるお客様の健康、ナチュラル志向に対応し、既存ブランドの小容量展開や低カロリー商品のラインナップ強化等、中味設計・パッケージに関する研究開発活動を実施しました。オーストラリア及びニュージーランドでは、オーガニック原料を用いた発酵茶飲料コンブチャ「Amplify」ブランドから「Original」「Raspberry Lime」「Ginger Lemon」等6フレーバーを発売しました。
[米州事業]
米州では、2017年に引き続き、消費者の健康志向の高まりを踏まえ、新たなビジネスの展開に向けた取組みを行いました。
以上により、当連結会計年度における研究開発費は、日本事業64億円、欧州事業18億円、アジア事業6億円、オセアニア事業2億円、米州事業0億円となり、研究開発費の総額は90億円となりました。
当社グループ横断での研究開発活動は、R&D部が行っています。
R&D部では、当社グループにおけるR&D戦略の立案・実施、R&Dに関する資源投入・配分計画の立案・実施、競争力の源泉となるグローバル中長期技術戦略の立案、関係部署との連携による技術戦略の推進と完遂、商品開発活動の支援を行っています。
また、グループ各社においても、研究開発部門を有するグループ各社が研究開発活動を行っています。
セグメント別の研究開発活動は次のとおりです。
[日本事業]
研究開発活動の担当部署は、ジャパン事業本部内の商品開発部及び開発生産推進部です。
商品開発部では、飲料の中味開発に関して、基本戦略に基づく中味開発戦略(中長期及び年次計画)の立案・推進・管理、新規原料の探索・開発、香味評価及び安全性リスク評価による新価値創出、新製品中味の香味・品質・収益性の設計、新製品中味開発における研究開発投資効率の追求、既存製品中味の原価・品質チェック及び再設計、中味製造に関する標準規格類の起案を行っています。
開発生産推進部では、主に飲料の開発・設計・生産に関する基本戦略に基づく生産戦略(中長期及び年次計画)の立案・推進・管理、基本戦略に基づく商品化戦略(容器開発含む)の立案・実施、新製品開発・生産計画の調整・実施及び収益性・投資効率の追求を行っています。
当社の研究開発活動は、神奈川県の商品開発センターにおいて行っています。
当連結会計年度は、「サントリー天然水」「BOSS」「伊右衛門」「サントリー烏龍茶」等のブランド強化を行うとともに、様々なカテゴリーにおいて新商品を投入しました。
ブランド別に見ると、「サントリー天然水」ブランドにおいて、従来品に比べ、製造充填時のガス圧を大幅にアップし、適度にミネラルを含んだ「サントリー 南アルプスの天然水」に強い炭酸が加わることで、爽快な刺激と後味のよさを感じられる中味に仕上げた「サントリー 南アルプススパークリング」「同レモン」等を発売しました。また、独特な味わいがあり、カフェインを含む茶葉である“グアユサ”、コクがあり後キレの良い爽快な辛みのジンジャー、クリアな清涼感のミントを使用し、自然が育んだ素材の、エナジー感のある味わいに仕上げた「サントリー 南アルプス PEAKER ビターエナジー」を発売しました。
「BOSS」ブランドでは、「クラフトボス」シリーズの新たなラインナップとして、ブラックコーヒーにミルクポーションとガムシロップを1個ずつ加えた甘さを想定し、コーヒーの豊かな香りとともに、満足感があるのにすっきりと飲める“かろやかな甘さ”を実現した「クラフトボス ブラウン」を発売しました。
「伊右衛門」ブランドでは、これまでの高い評価の中味をベースに、香りが豊富な“一番茶のかぶせ茶”を使用し、急須で淹れたお茶のようなホッとする香りを強化し、更に、旨み、渋みが豊富な茶葉を使用することで、すっきりとしたキレと余韻のある味わいに進化させ、サントリー緑茶「伊右衛門」をリニューアルしました。
「サントリー 烏龍茶」ブランドでは、「お通じの習慣を改善する」ことが報告されているイヌリンを配合するとともに、軽発酵茶(ウーロン茶)を使用し、ほどよいコクがありながら、爽やかな香りが感じられる、すっきりとした味わいのサントリー「おいしい腸活 流々茶(るるちゃ)」(機能性表示食品)を発売しました。
[欧州事業]
欧州では、「Schweppes」「Ribena」「Pulco」をはじめとする既存ブランドにおいて、消費者の更なる健康志向の高まりに合わせて、おいしさはそのままに、砂糖含有量を低減させた中味リニューアルや容器の小容量展開等の活動を実施しました。フランスでは、ティーとフルーツフレーバーの爽やかな味わいの組み合わせを楽しめるお茶ブランド「MayTea」から、新たに「Green tea-based Jasmin」「Black tea-based Blueberry」「Green tea-based Yuzu citrus」の3フレーバーを発売しました。スペインやベルギーでは、フランスで販売を行ってきた「MayTea」を新たに展開しました。
[アジア事業]
インドネシアでは、PT SUNTORY GARUDA BEVERAGEが、インドネシアのお客様の嗜好に合わせたフレーバードウォーター「Good Mood」ブランドから新たに「Strawberry」「Blackcurrant」の2フレーバーを発売しました。また、「MY TEA」ブランドからインドネシアの伝統的な急須で淹れたお茶を意味する新商品「Teh Poci」を発売しました。ベトナムでは、健康価値を主軸においたお茶ブランド「TEA+」ブランドから新たに「Oolong Lemon」を発売しました。
[オセアニア事業]
オセアニアでは、高まるお客様の健康、ナチュラル志向に対応し、既存ブランドの小容量展開や低カロリー商品のラインナップ強化等、中味設計・パッケージに関する研究開発活動を実施しました。オーストラリア及びニュージーランドでは、オーガニック原料を用いた発酵茶飲料コンブチャ「Amplify」ブランドから「Original」「Raspberry Lime」「Ginger Lemon」等6フレーバーを発売しました。
[米州事業]
米州では、2017年に引き続き、消費者の健康志向の高まりを踏まえ、新たなビジネスの展開に向けた取組みを行いました。
以上により、当連結会計年度における研究開発費は、日本事業64億円、欧州事業18億円、アジア事業6億円、オセアニア事業2億円、米州事業0億円となり、研究開発費の総額は90億円となりました。
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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E27622] S100FIUK)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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