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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100FI3V

有価証券報告書抜粋 アライドアーキテクツ株式会社 事業の内容 (2018年12月期)


沿革メニュー関係会社の状況

当社グループは、インターネットを利用したウェブサービスの運営等を通じて、顧客企業に対し、ソーシャルメディア(※1)等を利用したプロモーションやマーケティング活動を総合的に支援する事業(以下「ソーシャルメディアマーケティング支援事業」といいます)を展開しております。

20世紀は企業による情報発信が消費者にそのまま届く、企業が力を持っていた時代だとするなら、21世紀は消費者がインターネットによって能動的に情報を取捨選択し、さらにソーシャルメディアを通じて自ら情報発信を行う、消費者中心の時代だといえます。
当社グループは、企業におけるソーシャルメディアマーケティング等の効果的な活用の支援をし、企業の情報流通や生活者の消費行動に変化をもたらし、ひいては、生活者個人の利便性を向上させ、より豊かな社会の実現に向けて貢献することを目指しております。

当社グループの事業は、ソーシャルメディアマーケティング支援事業のみの単一事業であり、セグメント情報を記載しておりませんが、具体的には、以下の3つの市場領域で事業を展開しております。

(1)ファンリレーションシップデザイン
近年、マーケティング市場で「企業に関心・愛着を持つ生活者=ファン」という概念の認知が進み、企業はこれらをビジネスに活用すべくソーシャルメディアやウェブサイトを駆使してファン作りやファンとの交流に努めています。一方、「ファン」という言葉の持つ意味が多様化し、マーケティング施策も複雑化しているのが実情です。
こうした背景から、当社は、「企業に関心・愛着を持つ生活者」のみならず「企業が発するメッセージに共感し、企業とのコラボレーション(共同作業)を楽しむ生活者」を次世代のファンと独自に再定義し、企業とファンとの最適な関係構築の実現を目指し、「ファンリレーションシップデザイン」という構想を掲げ、企業のプロモーションやマーケティング活動の支援を行っております。
具体的には、自社開発の各種SaaS(※2)を顧客企業に提供することで、限られた人員リソースや広告予算の中でもより多くの成果を上げられるための支援を行っております。また、当社が顧客企業に対して広告制作や運用に係るプランニング、コンサルティングを提供することにより、顧客企業のマーケティングや販売促進を効果的に行うための支援もあわせて行っております。


①SNSマーケティング支援
Facebook、Twitter、Instagram、LINEなど国内外の主要なSNSを活用したマーケティング施策を支援しております。具体的には、公式アカウントの開設・運用支援、キャンペーンプロモーション、店舗と連携したセールスプロモーション、SNS広告の運用代行など、SNSの影響力・拡散力を最大限に活用したマーケティング戦略を立案・実行しております。
②ファンマーケティング支援
企業/ブランドと、リアルな場やウェブサイト上で接点を持った生活者と最適かつ長期的なつながりを作り出し、「ファン」を拡大するためのを支援しております。
③UGC(※3)マーケティング支援
生活者によってSNSなどに投稿された写真や動画、口コミなどのコンテンツを収集し、投稿者の許諾のもと、広告クリエイティブや企業/ブランドのオウンドメディア(自社運営サイト)などへの効果的なマーケティング活用の支援をしております。

(2)越境・インバウンドプロモーション
当社は、主に中華圏に向けてプロモーションを行いたい企業や地方自治体等を対象に、越境EC市場やインバウンド市場に向けたプロモーション支援を行っております。
中国に向けたプロモーションでは、多数のフォロワーを抱えるインフルエンサーを活用したコンテンツの生成・拡散が効果的であり、当社でもこのような施策を支援するサービスを幅広く提供しております。
具体的には、在日中国人の口コミを短期間で収集・活用できる越境プロモーション支援サービス「チャイナタッチ」の提供や、中国で最大規模のSNSである微博(Weibo)の公認サービスであり、微博(Weibo)や微信(WeChat)上のインフルエンサーを活用し、企業の広告コンテンツを拡散することができるプラットフォームサービス「WEIQ」の提供、各種SNSアカウントの運用や広告出稿等を行っております。
なお、「WEIQ」は、微博(Weibo)のグループ会社であるIMS新媒体商業集団(以下「IMS社」といいます)が運営するプラットフォームサービスであり、当社は、IMS社と日本における「WEIQ」の独占販売契約を締結しております。


(3)クリエイティブプラットフォーム
海外子会社であるCreadits社(※4)は、広告クリエイティブに特化したグローバルプラットフォーム「CREADITS®」(※4)を通じて、あらゆるデジタル広告フォーマットに合わせた広告クリエイティブの提供を行っております。
顧客企業は、「CREADITS®」上で広告クリエイティブのリクエストを行うことで、契約プラン(月額固定料金)に応じて付与される購入権チケット「CREADITS(クレディッツ)」と引き換えに、世界中の広告クリエイターから質の高い広告クリエイティブを短時間で得ることができます。加えて、クリエイティブのアイデア提案や最適化など、広告クリエイティブの活用に必要なサポートを包括的に受けることが可能です。
また、「CREADITS®」は、デジタルメディア運営事業者(Facebook、Instagram、Google等)、顧客企業及び広告クリエイターにそれぞれ以下のメリットを提供するサービスであります。
(ア)デジタルメディア運営事業者のメリット
デジタルメディア運営事業者は、より多くクリック・購入・視聴される広告クリエイティブを、より多くのユーザーに見せることで、限りある広告在庫からのメディア収益を最大化させることが可能となります。
(イ)顧客企業のメリット
デジタル広告を経常的に出稿している企業にとって、メディアの種類や目的に適した広告クリエイティブを活用することは非常に重要である一方で、様々なメディアに即した質の高い広告クリエイティブを多数用意することに多くの企業が課題を抱えております。「CREADITS®」を利用することで、品質の良い広告クリエイティブを比較的安価で素早く入手することが可能であり、広告クリエイティブに関する多くの課題解決に貢献することが可能となります。
(ウ)広告クリエイターのメリット
広告クリエイターは、「CREADITS®」を通すことで、場所等の労働環境にとらわれずに業務ができるほか、成果に応じた報酬が分配されることから、よりユーザーに支持される広告クリエイティブを多く制作することによって、生産性と収益を最大化させることが可能となります。

(注)上記文章中の※の箇所の用語解説は以下のとおりです。
※1 ソーシャルメディア・・・インターネット上でユーザーが情報を発信し形成していくメディアのことであり、電子掲示板、ブログ、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)、クチコミサイト等、利用者の発信した情報や利用者間のつながりによってコンテンツを作りだす要素を持ったウェブサイトやネットサービスの総称であります。
※2 SaaS(Software as a Service)・・・ソフトウェアをユーザー側に導入するのではなく、ベンダ側で稼働し、ソフトウェアの機能をユーザーがネットワーク経由で利用する形態をとるサービスの総称であります。
※3 UGC・・・ウェブサイトのユーザーによって生成・制作された コンテンツ(User Generated Content)の総称。
※4 CREADITS©/Creadits社・・・2018年7月に、ReFUEL4 Pte. Ltd.が提供する広告クリエイティブに特化したグローバルプラットフォーム「ReFUEL4®」(リフュールフォー)について、当該サービスが提供する価値やビジネスモデルをよりわかりやすく表現することを目的にサービス名称を「Creadits®」(クレディッツ)に変更いたしました。当該子会社の商号変更は、主要サービスの名称変更にあわせて変更いたしました。
[事業系統図]

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沿革関係会社の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E30053] S100FI3V)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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