有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100G542
山陽特殊製鋼株式会社 研究開発活動 (2019年3月期)
当社グループでは、山陽ブランドのグローバル化による持続的成長の追求を基本方針とし、研究開発・品質競争力の強化による技術先進性の更なる追求を推進しております。このため、第10次中期経営計画では、基盤研究と商品・技術開発の機能を明確化するとともに、中長期の研究開発企画機能を強化することで、グローバル展開を見据えた高信頼性商品と新技術の迅速かつ継続的な創出を図ってまいります。また、グループ会社間の連携による相乗効果の早期発現も図ってまいります。
当社グループの研究開発は、当社「研究・開発センター」を中心に推進しており、当連結会計年度の研究開発費の総額は1,773百万円であります。また、必要に応じて、大学および需要家の研究機関などとも密接に連携して研究開発を推進しております。
セグメントごとの研究の目的、主要課題、研究成果および研究開発費は次のとおりであります。
(鋼材事業)
(1) 研究の目的
① 自動車、環境・エネルギーおよびロボット関連産業など、成長が期待される分野に投入する高機能商品の開発
② 軸受用鋼、構造用鋼、ステンレス鋼および工具鋼など、主力製品の製造プロセスの改善による品質・コスト競争力の強化
(2) 主要課題
① 軸受鋼製造プロセス・材料評価技術の高度化と長寿命鋼の開発
② 電動化に対応した自動車・産機向け構造用鋼の開発
③ 環境・エネルギー分野向け高機能ステンレス鋼の開発
④ 過酷化する加工・成形環境に対応した工具鋼の開発
⑤ CAE解析技術を活用したシミュレーションの高度化と製造プロセスへの適用
(3) 研究成果
① 更なる高清浄度鋼製造技術の開発
② 高性能構造用鋼の商品化
③ 高機能ステンレス鋼の商品化
④ 高性能工具鋼の商品化
⑤ CAEを用いた製造プロセス最適化と生産性向上
(4) 研究開発費
当事業に係る研究開発費は1,071百万円であります。
(粉末事業)
(1) 研究の目的
成長が期待される金属粉末関連製品における技術開発および商品開発
(2) 主要課題
電子材料・磁性材料・自動車・産業機械分野などにおける新たな金属粉末製品の開発
(3) 研究成果
機能性粉末材料の商品化
(4) 研究開発費
当事業に係る研究開発費は665百万円であります。
(素形材事業)
(1) 研究の目的
素形材事業における技術およびコスト競争力の強化
(2) 主要課題
① 最適金型の迅速設計技術の確立などによる技術競争力の強化
② リングローリングのCAE解析技術の確立
(3) 研究成果
① CAE解析技術を駆使した型鍛造品製造技術の確立
② リングローリング品のCAE解析技術を活用した品質改善
(4) 研究開発費
当事業に係る研究開発費は37百万円であります。
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01243] S100G542)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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