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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100JKS0 (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 東京ボード工業株式会社 事業等のリスク (2020年3月期)


従業員の状況メニュー研究開発活動

本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュフローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは以下の通りであります。当社グループはこれらのリスク発生の可能性を認識したうえで、発生の回避及び発生した場合の対処に努める方針であります。
なお、以下の記載内容は当社グループにおける事業場のリスク全てを網羅しているものではありません。また、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 新設住宅着工戸数が業績に与える影響について

当社グループの業績は、新設住宅着工戸数に大きく影響を受けます。当社グループの製品は、集合住宅やマンションの新設着工数に、床材が影響され、また新製品「壁武者」も戸建住宅の新設着工に影響を受けます、コロナ感染拡大防止の影響下でなくとも、新設住宅着工戸数が大幅に減少するような状況が生じた場合には、当社グループ業績及び財務状態に影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、新設住宅着工戸数が影響する割合を減らすべく、非住宅への製品拡販及び、廃棄物処理事業や一般貨物運送事業にも力を入れ、リスク分散に努めております。

(2) 有利子負債への依存について

当社グループは佐倉工場の建築費用を複数の金融機関から借入金及び社債の発行により調達しており、当連結会計年度末に大幅に返済したものの、未だ有利子負債への依存度が高い水準にあります。現行の金利水準が大幅に上昇に上昇したとき、又は当社グループの業績が著しく悪化し財務制限条項に抵触した場合は、借入先金融機関の請求により当該借入について期限の利益を喪失し一括返済を求められるなど、当社グループの業績及び財務状態に影響を及ぼす可能性があります。当社グループといたしましては、安定的な収益向上に努めてまいります。財務制限条項については、各金融機関との話し合いを通し、条項の見直し等の交渉を行っております。

(3) 木質廃棄物の確保について

当社グループは主力製品のE・V・Aボードは、木質廃棄物が主たる原材料であります。本書提出現在、新型コロナウイルス感染拡大防止策等の影響下、経済活動の停滞により廃木材の集荷は減少しております。想定する廃木材確保が困難となった場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。当社グループといたしましては、木質以外の廃棄物との同時運搬や更なる運送効率を上げて、より多くの廃木材回収を確保致すよう努めております。

(4) 為替変動により原油価格上昇と接着剤原料について

E・V・Aボードの原材料の一つである接着剤原料は、安定した取引先より供給されておりますが、為替の変動や産地情勢の影響にて原油価格等が高騰し仕入価格が上昇する場合があります。接着剤の原価価格上昇を販売価格に転嫁できない場合は、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。当社グループといたしましては、製造は勿論、運搬等にも大きく影響するため、接着剤使用料の削減や 、新規接着剤の開発及び燃費効率の良い運搬車や運転技術等の講習をおこなって、影響を最小限にできる様務めております。


(5) 自然災害等について

地震や台風等の自然災害や火災等の事故により、当社グループの生産拠点等の設備が大きな被害を被る可能性があります。具体的には、生産活動の停止や出荷の遅延による売上高の大幅な減少、生産拠点の修復に係る多額の費用拠出、サプライチェーンの寸断による経済活動の低迷が想定されます。当社グループといたしましては、BCPの観点からも被害の最小化及び事業継続体制の強化をはかってまいります。

(6) 新型コロナウイルス感染拡大の影響について

当社グループは新型コロナウイルス感染拡大の影響により、経済活動低迷による製品出荷の減少及び木質廃棄物集荷の減少等により当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
当社グループといたしましては、感染症拡大の予防策として、グループ内の従業員とそのご家族に向けた感染防止策を作成し、役員及び従業員に周知徹底しております。また政府及び地方自治体からの要請は勿論のこと、状況変化に臨機応変に対応し、従業員の命の問題として取組み、不要不急の外出の自粛・在宅勤務及びテレワークの投資及び推進や時差通勤等の感染防止に努めております。

(7) 法的規制等について
① 廃棄物の処理及び清掃に関する法律
当社グループは、E・V・Aボードの原材料調達を目的に木質廃棄物を収集運搬して、木材チップに破砕(中間処理)しております。廃棄物の処理及び清掃に関する法律(以下「廃掃法」という)に基づく産業廃棄物収集運搬業(ティー・ビー・ロジスティックス株式会社・TB関西物流株式会社)並びに産業廃棄物処分業(当社・横浜エコロジー株式会社)の事業許可を各都府県知事から取得しております。
また、下記表記載以外にも収集運搬過程では道路運送車両法や自動車から排出される窒素酸化物の特定地域における総量の削除等に関する特別措置法等、処分過程においては労働安全衛生法、環境保全やリサイクルに関する諸法令等による規制を受けております。当社グループといたしましては、関連する職種の従業員等に、廃掃法の教育を徹底しコンプライアンスに努めております。

(主要な法的規制)
対象法令等名監督官庁法的規制の内容
収集運搬
(積替保管含む)
廃棄物の処理及び清掃に関する法律環境省産業廃棄物の収集運搬に関する許可基準、運搬及び保管、委託契約、マニフェストに関する基準が定められております。
中間処理廃棄物の処理及び清掃に関する法律環境省産業廃棄物の中間処理に関する許可基準、処理及び保管、委託契約、マニフェストに関する基準が定められております。


(主要な行政指導)
対象監督官庁行政指導行政指導の概要
施設の設置及び維持管理各自治体施設の設置及び維持管理の指導要網廃棄物処理施設の設置及び維持管理に関する基準が定められております。
県外廃棄物規制各自治体県外廃棄物の指導要網県外からの廃棄物の流入規制に関する基準が定められております。


「廃掃法」は、1997年及び2000年に大幅な改正が行われましたが、その後も2003年以降毎年のように改正され、廃棄物排出事業者責任や処理委託基準、不適正処理に対する罰則などの規制が強化されております。特に2010年の改正では、廃棄物排出事業者責任の強化のための規定が多数追加されたことに伴い、廃棄物排出事業者による処理業者に対する監視も厳しくなってきております。
また、2000年6月には「循環型社会形成推進基本法」が制定され、廃棄物を再生可能な有効資源として再利用すべくリサイクル推進のための法律が施行されております。当社グループの事業に関係する「建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律」など各産業、素材別のリサイクル関係法令が整備されております。更に、環境問題に対する世界的な関心も高まり、廃棄物の再生資源としての循環的利用、環境負荷の低減に対する社会的ニーズが高まっております。当社グループは、法的規制の改正などは当社経営方針とマッチしており、積極的に廃棄物の再資源化事業に投資を行ってまいりますが、今後の法的規制及び行政指導の動向によっては経営成績に影響を与える可能性があります。当社グループといたしましては、法改正の情報をいち早く入手し体制を整えると共に、積極的に法改正をビジネスチャンスとしてとらえ新しい循環型社会の構築の模索に努めてまいります。

イ.許可の更新、範囲の変更及び新規取得について
当社グループの木材チップ製造である産業廃棄物処理業は、各都府県知事の許可が必要であり、事業許可は有効期限が5年間(優良産業廃棄物処理業者認定制度による優良認定を受けた場合は7年間)で、事業継続には許可の更新が必要となります。また、事業範囲の変更及び他地域での事業開始、処理施設の新設・増設に関しても許可が必要となっております。当社グループのこれらに関する申請が廃棄物処理法第十四条第5項または第10項の基準等に適合していると認められない場合は、申請が不許可処分とされ、事業活動に重大な影響を及ぼす可能性があります。
なお、廃掃法第十四条第3項及び8項において、「更新の申請があった場合において、許可の有効期間の満了の日までにその申請に対する処分がされないときは、従前の許可は、許可の有効期間の満了後もその処分がされるまでの間は、なおその効力を有する」旨規定されております。

ロ.事業活動の停止および取消し要件について
廃掃法には事業の許可の停止要件(廃掃法第十四条の三)並びに許可の取消し要件(廃掃法第十四条の三の二)が定められております。不法投棄、マニフェスト虚偽記載等の違反行為、処理施設基準の違反、申請者の欠格要件(廃掃法第十四条第5項第2号)等に関しては事業の停止命令あるいは許可の取消しという行政処分が下される恐れがあります。当社グループは、現在において当該要件や基準に抵触するような事由は発生しておりませんが、万が一、当該要件や基準に抵触するようなことがあれば、事業活動に重大な影響を及ぼす可能性があります。
当社グループといたしましては、イ)ロ)共にコンプライアンスの徹底を図ることで優良認定を継続し事業許可停止を防止できるよう努めております。


(東京ボード工業株式会社)
取得年月許認可等の名称所管官庁等許認可等の内容許可番号有効期限
1991年6月14日産業廃棄物処分業東京都中間処理第01320012468号2025年6月13日
1993年12月10日産業廃棄物処分業埼玉県中間処理第01120012468号2025年12月9日

(注)法令違反の要件及び主な許可停止、取消事由については以下のとおりであります。
「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」
第十四条の三 都道府県知事は、産業廃棄物収集運搬業者又は産業廃棄物処分業者が次の各号のいずれかに該当するときは、期間を定めてその事業の全部又は一部の停止を命ずることができる。
違反行為をしたとき、又は他人に対して違反行為をすることを要求し、依頼し、若しくは唆し、若しくは他人が違反行為をすることを助けたとき。
その者の事業の用に供する施設又はその者の能力が第十四条第五項第一号又は第十項第一号に規定する基準に適合しなくなったとき。
第十四条第十一項の規定により当該許可に付した条件に違反したとき。
第十四条の三の二 都道府県知事は、産業廃棄物収集運搬業者又は産業廃棄物処分業者が次の各号のいずれかに該当するときは、その許可を取り消さなければならない。
第十四条第五項第二号イ(第七条第五項第四号ハ若しくはニ(第二十五条から第二十七条まで若しくは第三十二条第一項(第二十五条から第二十七条までの規定に係る部分に限る。)の規定により、又は暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律の規定に違反し、刑に処せられたことによる場合に限る。)又は同号トに係るものに限る。)又は第十四条第五項第二号ロ若しくはヘに該当するに至ったとき。
第十四条第五項第二号ハからホまで(同号イ(第七条第五項第四号ハ若しくはニ(第二十五条から第二十七条までの規定により、又は暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律の規定に違反し、刑に処せられたことによる場合に限る。)又は同号トに係るものに限る。)又は第十四条第五項第二号ロに係るものに限る。)に該当するに至ったとき。
第十四条第五項第二号ハからホまで(同号イ(第七条第五項第四号ニに係るものに限る。)に係るものに限る。)に該当するに至ったとき。
第十四条第五項第二号イ又はハからホまでのいずれかに該当するに至ったとき(前三号に該当する場合を除く。)。
前条第一号に該当し情状が特に重いとき、又は同条の規定による処分に違反したとき。
不正の手段により第十四条第一項若しくは第六項の許可(同条第二項又は第七項の許可の更新を含む。)又は第十四条の二第一項の変更の許可を受けたとき。
2都道府県知事は、産業廃棄物収集運搬業者又は産業廃棄物処分業者が前条第二号又は第三号のいずれかに該当するときは、その許可を取り消すことができる。


(横浜エコロジー株式会社)
取得年月許認可等の名称所管官庁等許認可等の内容許可番号有効期限
2005年11月1日産業廃棄物処分業横浜市中間処理第05620122518号2024年7月31日

(注)法令違反の要件及び主な停止、取消事由については東京ボード工業(株)の廃棄物処理業の記載内容と同様であります。


(ティー・ビー・ロジスティックス株式会社)
取得年月許認可等の名称所管官庁等許認可等の内容許可番号有効期限
1998年5月22日産業廃棄物収集運搬業東京都収集・運搬第1300053819号2022年5月21日
1998年6月1日産業廃棄物収集運搬業千葉県収集・運搬第01200053819号2022年5月31日
1998年6月16日産業廃棄物収集運搬業埼玉県収集・運搬第01107053819号2022年6月15日
2000年5月11日産業廃棄物収集運搬業神奈川県収集・運搬第01402053819号2024年5月10日
1998年6月1日産業廃棄物収集運搬業茨城県収集・運搬第00801053819号2022年5月31日
1998年8月17日産業廃棄物収集運搬業栃木県収集・運搬第00900053819号2022年8月16日
1999年3月26日産業廃棄物収集運搬業山梨県収集・運搬第01900053819号2023年3月25日
2000年1月4日産業廃棄物収集運搬業群馬県収集・運搬第01000053819号2024年1月3日
2000年5月9日産業廃棄物収集運搬業静岡県収集・運搬第02201053819号2024年5月8日
2001年2月27日産業廃棄物収集運搬業長野県収集・運搬第2009053819号2025年2月26日
2011年10月20日産業廃棄物収集運搬業岩手県収集・運搬第00300053819号2023年10月19日
2011年10月25日産業廃棄物収集運搬業宮城県収集・運搬第00400053819号2023年10月24日
2019年6月14日産業廃棄物収集運搬業富山県収集・運搬第01601053819号2024年6月13日
2019年6月19日産業廃棄物収集運搬業新潟県収集・運搬第01509053819号2024年6月18日
2019年12月10日産業廃棄物収集運搬業福島県収集・運搬第00707053819号2024年12月9日
2019年11月8日産業廃棄物収集運搬業山形県収集・運搬第00609053819号2024年11月7日
2020年1月31日産業廃棄物収集運搬業愛知県収集・運搬第02300053819号2025年1月30日
2017年12月15日特別管理産業廃棄物収集運搬業東京都収集・運搬第1350053819号2022年12月14日
2017年12月19日特別管理産業廃棄物収集運搬業千葉県収集・運搬第01250053819号2022年12月18日
2017年12月20日特別管理産業廃棄物収集運搬業神奈川県収集・運搬第01450053819号2022年12月19日
2018年12月20日特別管理産業廃棄物収集運搬業埼玉県収集・運搬第01150053819号2023年12月18日

(注)法令違反の要件及び主な停止、取消事由については東京ボード工業(株)の廃棄物処理業の記載内容と同様であります。

(TB関西物流株式会社)
取得年月許認可等の名称所管官庁等許認可等の内容許可番号有効期限
2007年4月16日産業廃棄物収集運搬業東京都収集・運搬第01300134402号2022年4月15日
2007年4月25日産業廃棄物収集運搬業大阪府収集・運搬第02700134402号2022年4月24日
2007年6月26日産業廃棄物収集運搬業滋賀県収集・運搬第02500134402号2022年6月25日
2007年7月17日産業廃棄物収集運搬業兵庫県収集・運搬第02801134402号2022年7月16日
2007年8月15日産業廃棄物収集運搬業京都府収集・運搬第02600134402号2022年8月14日
2007年9月10日産業廃棄物収集運搬業奈良県収集・運搬第02901134402号2022年9月9日
2007年10月23日産業廃棄物収集運搬業奈良市収集・運搬第10210134402号2022年10月22日
2010年10月8日産業廃棄物収集運搬業愛知県収集・運搬第02300134402号2020年10月7日
2012年4月26日産業廃棄物収集運搬業神奈川県収集・運搬第01407134402号2022年4月25日
2012年6月5日産業廃棄物収集運搬業和歌山県収集・運搬第03000134402号2022年6月4日
2020年2月12日産業廃棄物収集運搬業岡山県収集・運搬第033001344022025年2月11日

(注)法令違反の要件及び主な停止、取消事由については東京ボード工業(株)の廃棄物処理業の記載内容と同様であります。

② JISマーク認証
当社グループの主要製品は日本工業規格のJISマーク認証を受けており、登録認証機関による3年毎の定期審査も継続的に実施されております。しかしながら、当該審査の結果、品質や性能または品質管理体制などに重大な不良または不備などがあった場合には、JISマーク認証が取り消され、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、開発中の新製品について、JISマーク認証を予定した時期までに受けられない場合、市場投入が遅れ当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループといたしましては、マーケティングから開発及び製造販売までの期間を最短にすべく開発等の人員確保育成等を進めてまいります。またコンプライアンスを徹底することによりJIS法違反が無いように努めております。

(8)特定の取引先への依存について
当社グループの2020年3月期の売上高に占める上位3社であるSMB建材株式会社、伊藤忠建材株式会社及び双日建材株式会社を併せた売上高比率は51.3%であります。SMB建材株式会社、伊藤忠建材株式会社及び双日建材株式会社は建材を扱う商社であり、各社とは円滑な取引を継続しておりますが、取引先の個別の事情や最終ユーザーであるゼネコンなどの事情により、取引条件の悪化や取引関係の解消または契約内容の大幅な変更等が生じる場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。当社グループといたしましては、商品毎に各取引先のバランスが取れる様に販売してまいります。

(9)特定の仕入先への依存度が高いことについて

当社グループは、業務効率等の観点から、接着剤原料について特定の仕入先に取引を集中させており、東北接着剤株式会社からの仕入高は、2020年3月期において当社グループ全体の接着剤原料仕入高の55.8%となっております。当社グループは同社との間で締結した取引基本契約書に基づき接着剤原料を仕入れておりますが、同社との契約が、期間満了、更新拒絶、解除その他の理由で終了した場合においても、当社グループがメーカーへ直接発注を行うことが可能であり、当社グループの業務に支障が生じる可能性は低いと考えております。
ただし、何らかの理由により、当社グループが同社からの仕入が出来なくなるような事態が生じた場合には、一時的に当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

(10)継続企業の前提に関する重要事象等

当社は、当連結会計年度において営業損失3,294,807千円、経常損失3,342,859千円を計上しており、3期連続して営業損失及び経常損失を計上しております。これらの状況により、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。
当社は当該状況を解消すべく、新型コロナウイルス感染拡大の影響が不透明な状況下ではありますが、以下のとおり対応を進めてまいります。
① 置床用PBの販売をさらに推進させるとともに、構造用PB「壁武者」及びフロアー用PB等、他の市場へ参入し売上増をめざすべく営業と開発を増員し活動を強化しております。
② テレワーク等働き方改革による業務再構築及び人員の再配置を実施するとともに、在庫圧縮や運送効率化等による経費削減を行い事業収益の改善と更なる役員報酬削減を含む本社費用等の間接部門経費支出の見直しを実施してまいります。
③ 更なる製造技術開発により、製造経費の削減を行ってまいります。
これらの当社独自の対応策を実施することに加えて、各種取引先との緊密な連携関係を高め、必要に応じた協力体制を築くことによりキャッシュフローの改善と財務体質の強化を図り当該状況の解消、改善に努めます。また、販売計画未達分の資金が必要となるため、上記対策の他、追加の資金調達や資金繰りの安定化に努めるべく取引金融機関等と協議を継続して進めております。
今後も上記施策を推進し、収益力の向上と財務体質の強化に取り組みますが、これらの改善策ならびに対応策は実施中であり、現時点では継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められます。

従業員の状況研究開発活動


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