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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100J2NI (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 元旦ビューティ工業株式会社 研究開発活動 (2020年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等


当社の研究開発活動には、発明研究と基礎研究開発、製品化のための応用研究開発及び既存製品のための改良研究開発があり、主に開発室(2020年3月31日現在3名)と白州技術センター(2020年3月31日現在8名)が連携して担当しております。
当期における研究開発費の総額は84,847千円であります。なお、当社は社内研究が主であり、担当者が複数の案件に携わっているため、研究開発内容別の費用算出が困難であり、記載を省略しております。
なお、研究開発内容別の研究目的、主要課題及び研究成果については次のとおりであります。

(1)大型建築用樋

中・大型物件に適した、シャープな意匠をもつ軒樋の研究開発と製品化を行いました。
樋の大きさが可変となっており、建物規模によって樋幅の調整や、屋根勾配に合わせた樋など設計の要望に応える形状でオーダー製造が可能です。設計の要望に沿うことで当社製品の採用可能性が高まり、競争力向上につながります。
先端わずか60mmシャープな外観のため、意匠的に軒樋を目立たせたくないという建築にも適しています。樋を保持する補強材は樋の内部から支える構造で、強度を保ちながら外から見えないよう意匠にこだわりました。
当社独自開発をした落ち葉除けカバーを取り付けることで、落ち葉等による樋の詰まりを防ぎ、メンテナンスを軽減することができます。
当期中に大型樋の工事が始まり、既に実物の優れた意匠と機能を実証済みです。
また当社の屋根材とセットで使用することで、既存製品の販売量を増やすこともできました。今後も多くの案件に対応することで技術を蓄積することが期待できるとともに、優れた意匠の事例を客先にて紹介することで販売促進にも繋がることが期待できます。

(2)住宅向け平滑葺屋根(マッタラールーフ7型Ⅱ)

一般住宅屋根に適した、断熱性能を持つ平滑葺屋根の研究開発と製品化を行いました。
屋根表面に凹凸の少ないフラットな意匠で、断熱性能を確保した高強度・高水密性能が特徴の製品です。もともとフラットで風の影響を受けにくい構造ですが、強風を受けた際にも屋根材がアルミ押出材の吊子に強固に引っ掛かり、高い耐風圧性能を発揮します。また屋根材とキャップ材の継ぎ目には内部に隠し樋を設けており高い排水性を備えました。
屋根材本体の製作機械をコンパクトにすることで各工事現場に機械ごと運び入れることができ、工事現場での屋根本体の製作が可能となりました。本体と同時に使用するキャップ等の屋根関連部材も比較的物流コストの低い路線便で運搬可能なようにダウンサイジングを行い、大型トラック等の入れない場所へも部材の納入・施工が可能となりました。物流などのコスト・施工地の広さがネックとなりこれまでターゲットになりにくかった一般住宅案件にも対応できるようになり、市場の広がりによる販売の拡大が見込まれます。

(3)新型本瓦棒

瓦屋根の重厚な外観を忠実に再現する、金属製の本瓦棒屋根の研究開発と製品化を行いました。
建物屋根の上部から下部に向けて降りながら施工を進めるバッキング工法を採用し、施工済みの屋根を職人が踏むことが無いため、新設屋根完成時の傷・汚れを最小限に抑えることができます。そのため、美しい状態で施主へ物件を引き渡すことが可能です。またビス等を極力減らし、ツメで固定する施工方法で効率の良い施工が可能です。
金属瓦は陶器瓦に対して非常に軽量であり、地震の被害も軽減することができます。
著名な寺社で瓦屋根の改修で使用された実績があり、広く一般の方々の目に触れることで当社の製品・技術のPRだけでなく当社の知名度向上にもつながり、今後の販売促進に効果があると考えられます。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01433] S100J2NI)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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