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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100J2DM (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 アイダエンジニアリング株式会社 研究開発活動 (2020年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等


当社グループでは、開発本部を中心に技術本部等と連携し基盤技術の強化・確立及び基幹商品の強化と次世代主力製品開発を基本方針として研究開発に取り組んでおります。

当連結会計年度の研究開発費の総額は、1,140百万円であり、そのほとんどを日本セグメントで計上しております。なお、当連結会計年度において、当社の「ハイテン材対応の高速トランスファープレスライン」が日刊工業新聞社主催の「第62回(2019年)十大新製品賞」において「モノづくり賞」を受賞しました。受賞した製品は高張力鋼板の自動車部品等の生産性を従来のプレスラインに比べて30%高めることができる高精度なトランスファープレスラインです。

当連結会計年度の研究開発活動の主なものは、次のとおりであります。
新技術・基盤技術の開発

(1) プレス用サーボモーターシステムの開発

当社のサーボプレスは、減速機を介さずに直接駆動するダイレクトサーボ駆動方式を採用し、低速から大きなパワーと繊細な動きで圧倒的なパフォーマンスを発揮します。この性能を発揮するため、その駆動源であるサーボモーター及びサーボシステムは自社開発しております。世界最強クラスの「低速・大トルク」サーボモーター、少ないモーター台数で大型プレスを駆動できる超大出力サーボモーター、高速な振り子運転や複雑なモーションを可能とする高パワーレートサーボモーター、環境にやさしい高効率なサーボモーター等、サーボプレスの能力を最大限発揮させるための研究・開発を継続して進めております。

(2) 軽量化素材の成形システム開発

自動車の軽量化や安全性能の向上を狙い、当社においても軽量・高強度材・難成形材の成形工法を追及し、サーボプレスを活用した高精度・高強度アルミ合金部品の生産システムや、より生産性の高い超高張力鋼板(ハイテン)の冷間プレス成形システムの実用化に向けた開発を進めております。

基幹商品の強化

(1) 大型高速精密プレス(VEM-4000)の開発

世界的に自動車の電動化が進むなかで、モーターコア生産用の高速プレス機の需要が増加しています。これらの市場に向けて更なる高精度を追求した高速精密プレス機を開発し、商品化を進めています。

(2) アジア市場向けタンデムラインの開発

サーボプレスの導入に抵抗を持つアジア市場に向けて、メカプレス(NC1)と搬送装置(オートハンド型ロボット)で構成し、高速な連続同調制御を行うタンデムラインを開発しました。このタンデムラインは速度35ストローク/毎分の高い生産性を実現しました。

(3) アルミ対応大型コイルラインの開発

車体軽量化に伴うアルミ材の使用の増加を受けて、独自の張力制御を行い、コイル材の解れや緩み等を解消し、アルミ材の擦れキズを防止する大型コイルラインを開発しました。

(4) 汎用ストレートサイドプレスの機種拡充(NS1-3000)
ストレートサイドプレスNS1シリーズは、ワイドなスライド左右エリアとフルロング6面スライドガイドによる耐偏心荷重性能で高精度な汎用プレスとして高い評価を得ています。このたび新たに、8面スライドガイドを採用して耐偏心荷重性能を更に向上させた加圧能力3000kN機を開発し、シリーズ拡充を図りました。


事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01545] S100J2DM)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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