有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100J2ZJ
株式会社ヒラノテクシード 研究開発活動 (2020年3月期)
持続可能な社会の実現には、環境負荷の少ない設備開発は必要不可欠であり、プロセスの効率化、設備のダウンサイジング、広幅化・高速化による生産性の向上、製品不良等の廃棄の削減など、生産現場での技術要求は年々高レベルとなっております。
当社グループにとっての技術開発は、長年培われた「熱と風、ライン制御の技術」をもとに、それらユーザーニーズを形にする技術開発を基本理念とし、グループ各社における商品開発の舞台となる実験施設「テクニカム」で顧客立会いによるプロセス開発・検証実験を行い、受注案件への即時展開を行っております。
「テクニカム」には小型テスト機から生産機同等規模まで11台の設備があり、レオメータや走査電子顕微鏡(SEM)など最新の測定機器を設置し、市場動向の変化を的確にとらえ提案型企業として開発に取り組んでおります。
近年のAI技術やリモート技術の発達と、労働人口の減少傾向により、設備機械においても自動運転及びリモートメンテナンスの要求が高まりつつあります。
これらの要求に応えるべく、「テクニカム」を活用した設備の予知保全技術の実装も始まっております。
また、「テクニカム」を、顧客や当社独自の製品改善・改良、開発に限らず、大学などの学術研究機関、部品・装置メーカーとの共同開発の場としても広く提供し、業界全体の技術開発にも貢献しております。
さらに2019年10月に稼働した木津川工場に、「商品開発室」を設置し開発体制の拡充に努めております。
当社の技術開発、商品設計の場で発明された保有特許は期末日現在で92件となっております。
当社グループが世界に類を見ない特徴として、株式会社ヒラノテクシードが技術を保有するウェットコーティング(液体の塗工)と株式会社ヒラノK&Eが技術展開するドライコーティング(個体物による塗工)をグループ内で共有できる体制があり、高機能化が求められる機能性フィルムにおける当社グループの大きな強みとなっております。
現在、研究開発活動は当社の設計部商品開発課、機械部技術課及び連結子会社であるヒラノ技研工業株式会社、株式会社ヒラノK&Eの技術担当を含む合計約30名、総社員の1割に当る要員で業務の対応に努めております。
当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は、311,961千円となっております。
(塗工機関連機器)
塗工機械分野ではリチウムイオン二次電池電極塗工装置における塗工均一性の向上や多層化、安定走行技術の構築を継続すると共に、平行して全固体電池や燃料電池等、次世代電池に対応するべく、技術開発を進めてまいります。
ヒラノ技研工業株式会社では、後工程となる二次電池用新型高圧プレス装置を開発しており、二次電池市場における市場拡大を図っております。
光学機能フィルム分野では、生産性向上のためフィルムの広幅化が進められる中で、塗工精度、走行性の確保、装置・部品の精度維持向上のため、技術開発ばかりでなく、光学特性を向上させる機構開発にも努めております。
また、材料搬入搬出の自動化対応、IoT及びリモート技術を利用した操作性向上に付随する省力・省人化を目指した製品開発にも取り組んでおります。
当部門に係わる研究開発費は、151,039千円となっております。
(化工機関連機器)
化工機械分野では、電子、通信部材、環境エネルギー分野で活用されている積層セラミックコンデンサ用セラミックシートの成膜プロセスにおいて、超薄膜並びに厚膜シート成形、高精度膜厚形成と再現性安定化に向けた技術開発に注力し、全世界の市場をリードしております。
さらに、産業資材関係におけるプリント基板材料や炭素繊維等の、シート成形、熱処理装置の開発に取り組んでおります。
テクニカムのシート成形機では、性能向上や高付加価値化を目指し、自動化、省力化、高効率、高精度を追求した開発に取り組んでまいります。
当部門に係わる研究開発費は、160,921千円となっております。
当社グループにとっての技術開発は、長年培われた「熱と風、ライン制御の技術」をもとに、それらユーザーニーズを形にする技術開発を基本理念とし、グループ各社における商品開発の舞台となる実験施設「テクニカム」で顧客立会いによるプロセス開発・検証実験を行い、受注案件への即時展開を行っております。
「テクニカム」には小型テスト機から生産機同等規模まで11台の設備があり、レオメータや走査電子顕微鏡(SEM)など最新の測定機器を設置し、市場動向の変化を的確にとらえ提案型企業として開発に取り組んでおります。
近年のAI技術やリモート技術の発達と、労働人口の減少傾向により、設備機械においても自動運転及びリモートメンテナンスの要求が高まりつつあります。
これらの要求に応えるべく、「テクニカム」を活用した設備の予知保全技術の実装も始まっております。
また、「テクニカム」を、顧客や当社独自の製品改善・改良、開発に限らず、大学などの学術研究機関、部品・装置メーカーとの共同開発の場としても広く提供し、業界全体の技術開発にも貢献しております。
さらに2019年10月に稼働した木津川工場に、「商品開発室」を設置し開発体制の拡充に努めております。
当社の技術開発、商品設計の場で発明された保有特許は期末日現在で92件となっております。
当社グループが世界に類を見ない特徴として、株式会社ヒラノテクシードが技術を保有するウェットコーティング(液体の塗工)と株式会社ヒラノK&Eが技術展開するドライコーティング(個体物による塗工)をグループ内で共有できる体制があり、高機能化が求められる機能性フィルムにおける当社グループの大きな強みとなっております。
現在、研究開発活動は当社の設計部商品開発課、機械部技術課及び連結子会社であるヒラノ技研工業株式会社、株式会社ヒラノK&Eの技術担当を含む合計約30名、総社員の1割に当る要員で業務の対応に努めております。
当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は、311,961千円となっております。
(塗工機関連機器)
塗工機械分野ではリチウムイオン二次電池電極塗工装置における塗工均一性の向上や多層化、安定走行技術の構築を継続すると共に、平行して全固体電池や燃料電池等、次世代電池に対応するべく、技術開発を進めてまいります。
ヒラノ技研工業株式会社では、後工程となる二次電池用新型高圧プレス装置を開発しており、二次電池市場における市場拡大を図っております。
光学機能フィルム分野では、生産性向上のためフィルムの広幅化が進められる中で、塗工精度、走行性の確保、装置・部品の精度維持向上のため、技術開発ばかりでなく、光学特性を向上させる機構開発にも努めております。
また、材料搬入搬出の自動化対応、IoT及びリモート技術を利用した操作性向上に付随する省力・省人化を目指した製品開発にも取り組んでおります。
当部門に係わる研究開発費は、151,039千円となっております。
(化工機関連機器)
化工機械分野では、電子、通信部材、環境エネルギー分野で活用されている積層セラミックコンデンサ用セラミックシートの成膜プロセスにおいて、超薄膜並びに厚膜シート成形、高精度膜厚形成と再現性安定化に向けた技術開発に注力し、全世界の市場をリードしております。
さらに、産業資材関係におけるプリント基板材料や炭素繊維等の、シート成形、熱処理装置の開発に取り組んでおります。
テクニカムのシート成形機では、性能向上や高付加価値化を目指し、自動化、省力化、高効率、高精度を追求した開発に取り組んでまいります。
当部門に係わる研究開発費は、160,921千円となっております。
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01548] S100J2ZJ)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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