有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100I85I
JUKI株式会社 研究開発活動 (2019年12月期)
当社グループの研究開発活動は、お客様に価値を提供できる商品の開発、新規分野製品向けの商品の開発、そのために必要となる要素技術の開発を行っております。本活動の当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は5,398百万円(売上高比率5.4%)であります。研究開発活動の成果としての工業所有権総数(国内外の特許+意匠権)は当期末において2,178件となりました。
(1) 当社グループ全社に共通した研究開発活動
① 本社の研究開発活動
お客様ニーズをベースに、新製品を支える基盤技術のさらなる向上とともに差別化に必要となるコア技術の研究・開発に取り組んでおります。また、お客様の課題を解決するために営業、開発及び製造の連携強化を推進しております。② 環境に配慮した研究開発活動
2009年3月から「JUKIエコプロダクツ認定制度」をスタートし、当連結会計年度は18機種が認定されました。また、今後の活動としましては、持続可能な社会の実現に向けた商品・サービスの提供力の強化に高いレベルで技術開発を進めてまいります。(2) セグメント別商品開発活動
① 縫製機器&システム事業
縫製する際の調整値(縫い目の長さ、押え高さ、押え圧、上糸張力など)をデジタル化した機種を拡充し、多品種の素材ごとに最適な縫い目を記憶、再現可能となり、より綺麗な縫い目を実現しました。(2本針本縫針送り「LH-4500Cシリーズ」/電子本縫千鳥縫「LZ-2290Cシリーズ」/入力機能付き電子サイクルマシン「AMS-221F」/ポストベット本縫総合送り水平大釜糸切り「PLC-2700Vシリーズ」)デジタル化と並行し、縫製工場全体を設備稼働管理システム「JaNets」でネットワーク化し、「つながる・見える」スマートファクトリをご提案できるよう開発を強化してまいりました。
また、ロボットとミシンの融合など縫製作業全体の自動化の実現に向けた開発を推進してまいりました。
今後もお客様のニーズにお応えするため、商品開発に積極的に取り組んでまいります。
② 産業機器&システム事業
既に発売中の高速コンパクトモジュラーマウンタ「RX-7シリーズ」、新型汎用マウンタ「RS-1」及び3D基板外観検査機「RV-2-3DH」などこれら個々の操作性、品質に一層の磨きをかけ実装統合システム「JaNets」を強化することで工場全体の生産性向上を提案できるように取り組みました。またSMT分野以外の組み立てに対しても新たにマルチタスクロボットを発売し、部品挿入とネジ締め工程のように異なった作業を同時にできる自動化提案も行いました。今後も自動倉庫(ISM)から製品検査まで工場内のあらゆる工程を融合し、お客様に対して新たなソリューション提案を行ってまいります。(3) 海外開発拠点商品開発活動
海外拠点においては、中国、ベトナムに開発拠点、ヨーロッパ、アメリカに開発分室を設置し、市場密着しお客様のニーズをすばやく取り入れ、本社と連携した商品開発に取り組んでまいります。
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01596] S100I85I)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。