シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100IADF (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 中野冷機株式会社 研究開発活動 (2019年12月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等


当連結会計年度は研究開発費として354百万円を投入し、主に下記のような研究開発を行いました。

日本
(1) 新型ショーケース投入及び省力化の推進
低温リーチインケースのフルモデルチェンジを実施し、庫内容積拡大、施工性向上、省エネ性向上、生産性向上を図りスーパーマーケット、ドラッグストアへの展開を推進しました。
また店舗の省力化対応として、スライド棚の改良軽量化、内蔵ケースのフィルタ清掃簡易化(PAT登録)などを実施し、新規出荷製品以外にも顧客既存製品への現地改造の展開を推進しました。

(2) 省エネ法トップランナー対応への内蔵ケースの開発
2020年4月施行に対して製品開発と準備を進めています。主要内蔵ケースへのインバータ機搭載、本体の省エネ性能改良などモデルチェンジを実施しました。
製品カタログにも達成率表示を行い全体機種の80%を達成しました。残り20%は4月までに完了予定としております。

(3) 新冷媒への取組み
フロン排出抑制法対応として、自然冷媒CO2をスーパーマーケット及びコンビニエンス・ストアに導入し夏の過酷環境にも安定して運転できる制御システムを確立しました。2020年度も引き続き導入を計画していきます。
また、温暖化係数が低い低GWP冷媒についても省エネ性、運転安定性などを評価し主要コンビニエンス・ストアに導入し、スーパーマーケットにも導入提案を実施しました。

(4) 新制御システムとクラウドシステムの開発
従来の店舗監視システム(センサムセイバープレミアム)をモデルチェンジして、監視、省エネ制御以外に新たに異常予知や電力デマンド制御などの機能を充実させ、事前の異常対応が可能なシステムとしました。
また、各店舗チェーンを一元監視、管理できるクラウドシステムを開発して、顧客のコールセンターと連係できるようにしました。

(5) ロボティクス・AI企業や大学との共同開発連携
将来の無人店舗やスーパーの省人化に向けて、ロボティクス技術や制御技術を持つ企業や大学と共同開発を実施し、2019年12月に商品取り出しの稼働部分の試作を完成しました。
2020年度は更に画像認識やAI利用を図り制御精度を高めてシステム製品として完成させ、2020年度末に顧客向けにプレゼンテーションを行うことを目標としております。

中国
(1) 現行機種のマイナーチェンジ
現行機種の品質と制御系を変更しました。新型棚の全機種標準化、LED標準装備としました。
制御面においては、デフロストをケース個別制御とし自社製、他社製冷凍機を問わず制御可能としました。

(2) コンビニエンス・ストア向けケース及びホット什器の開発
中国市場においては、コンビニエンス・ストアの要求多様化及びホット什器の一括購入化が進みショーケースのみの販売が減少傾向にあります。
・バックドアリーチインケース
売り場面積的にウォークイン冷蔵庫が設置できない小面積店舗対応としてバックドアリーチインケースを開発しました。
・小型湯煎ケース
売り場面積の縮小化に伴い、湯煎トレイを円形から角形に変更した4尺の小型湯煎ケースを開発しました。
・饅頭ケース・ホットケース・おでん什器(開発中)などを開発しております。
・ホット&コールドケースの下部コールド、上部をホット/コールド切替え可能にしたケースを開発しました。

(3) 果物専用ウォークインケース
ウォークイン冷蔵庫にオープンケース用の棚を設置できるようにした前面引戸タイプを開発しました。

(4) 一体空冷型冷凍機の開発
エマーソン製スクロール圧縮機を搭載し、コの字形とした凝縮器の設計によって、低騒音及び省スペースを実現しました。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01671] S100IADF)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。