有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100J20L (EDINETへの外部リンク)
株式会社テクノ菱和 研究開発活動 (2020年3月期)
当社では空調衛生設備工事に関して、「空気と水のテクノロジー」を基本理念として、お客様のニーズに応える最適な環境システムの提供を目指しております。従来からの主力開発分野であるクリーンルーム関連技術及び静電気障害対策に関して、個別のニーズに適応した開発活動を継続しつつ、産業用空調分野全般における省エネルギー空調システム、エネルギーの遠隔監視や分析・設備診断技術の研究開発に注力しております。
この結果、当連結会計年度における研究開発費の総額は303百万円でした。
なお、子会社においては、研究開発活動は特段行われておりません。
また、冷熱機器販売事業及びその他の事業に関する研究開発活動は行っておりません。
主な研究開発成果
○ HEPAフィルタ自動リークシステム「HALiSCANNER」の開発
クリーンルームの天井に設置された高性能なHEPAフィルタに自動リーク試験を行うシステムです。HEPAフィルタはパーティクルの捕集効率が99.97%以上の高性能なフィルタです。しかし、取り付け方の不備やパッキンの劣化、ろ材の傷などにより漏れ(リーク)が発生していると本来の性能が損なわれてしまいます。当システムは、従来手動で試験していた作業を自動化し、省力化と信頼性向上を図るシステムです。
○ R&DセンターZEB技術の検証と改善
2018年10月にBELS Nearly ZEB認証が交付された、R&Dセンターの省エネ技術について運用実績を解析し、さらなる改善対策を行っています。また室内の温度分布データなどから快適性の評価も行っています。
主な空調設備:デシカント外調機、水蓄熱槽、床吹き出し空調、天井輻射空調
○ 技術支援ソリューションの実施
各事業所を通じて、施工現場やお客様のご要望へ対応するため、技術支援を行っています。具体的には、クリーンルーム内の気流可視化、異物の化学分析、CFDシミュレーション、静電気に関するセミナーなどです。
○ 小規模向け中央監視システム「TECBEAMS lite」の開発
中央監視システム「TECBEAMS」は1996年から半導体、製薬、食品など幅広い産業界で採用されておりますが、多機能で高性能であるため、コスト的に厳しい小規模な工場や事業所ビルなどの物件では導入が見送られ、人手による運用に頼らざるを得ませんでした。これらの物件においても省力化やさらなる品質向上を提供するために、比較的小規模な監視ポイント500点以下の物件向け中央監視システム「TECBEAMS lite」を開発しました。
当システムはTECBEAMSと同様にコストパフォーマンスに優れたコントローラを用いて、表示操作部にはWindows OSを利用しないタッチパネルを利用することで、OSにとらわれない長期利用と安定稼働を提供します。
将来的な工場拡張の際などにコントローラはそのままでTECBEAMSに拡張することや、クラウド型遠隔監視システム「smartSOLAVICE」とも連携が容易なことなど、お客様の運用に合わせてフレキシブルに対応します。
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00225] S100J20L)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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