有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100J16X (EDINETへの外部リンク)
三菱重工業株式会社 研究開発活動 (2020年3月期)
当社グループ(当社及び連結子会社)は、各製品の競争力強化や今後の事業拡大につながる研究開発を推進している。
セグメントごとの主な研究開発の状況及び費用は次のとおりであり、当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は総額で146,864百万円である。なお、この中には受託研究等の費用73,197百万円が含まれている。
(1) パワー
エネルギー供給や環境対応に係る市場ニーズに対応した付加価値の高い製品とソリューションビジネスの拡大に対応した技術の研究開発に取り組んでいる。
当セグメントに係る研究開発費は39,604百万円であり、主な研究開発は次のとおりである。
・AI・IoT技術を活用し顧客や地域のエネルギー利用の最適化を支援するソリューション「ENERGY CLOUDⓇ Service(エナジークラウドサービス)」や、社会・経済・環境の3つの側面からの質の高いエネルギーインフラのあるべき姿を定量的に示した指標「QoEnTM(クウォン)」の開発
・水素社会の実現に向けた、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のプロジェクトへの参画による「水素専焼対応型DLN(Dry Low NOx)ガスタービン」の開発や、アンモニア利用ガスタービンコンバインドサイクルの開発
・発電効率を高めることでCO2排出量を低減する、次世代空気冷却システムを採用した「空冷式1650℃級ガスタービン」の実機開発
・原子力の安全性向上に資する技術、将来炉(高速炉、小型炉、高温ガス炉ほか)、経済産業省公募プロジェクトへの参画による東京電力福島第一原子力発電所等の事故対応技術等の開発
(2) インダストリー&社会基盤
各産業向けの基礎設備及び社会インフラ等を提供するために、市場・需要の多様化に対応した製品固有の研究開発を行うとともに、共通性のある、最新かつ高度な先進技術の幅広い製品適用に取り組んでいる。
当セグメントに係る研究開発費は23,283百万円であり、主な研究開発は次のとおりである。
・エンジン発電装置に再生可能エネルギーと蓄電池を組み合せ、環境に優しい安定した電力を供給するトリプルハイブリッド自立給電システム「EBLOX(イブロックス)」の開発
・機能性とデザイン性を両立し、安全で快適なオペレーションを実現する多機能集中制御システム「SiCOS(サイコス)」を搭載した、カウンターバランスタイプのバッテリー式フォークリフト「ALESIS(アレシス)」の開発
・業界トップクラスの高効率化とR32冷媒採用による大幅な環境負荷低減を実現した空冷ヒートポンプチラー「MSV2」の開発
・独自の2軸/4軸ディスク方式の採用により、高粘度下水汚泥や各種産業排水汚泥に幅広く適合し、詰まりにくい構造と優れた省エネ性を実現した「高粘度汚泥対応乾燥機」の開発
(3) 航空・防衛・宇宙
日本のリーディングカンパニーとして、長年にわたり航空・防衛・宇宙開発で培った技術を駆使して、最先端の製品開発に取り組んでいる。
当セグメントに係る研究開発費は73,006百万円であり、主な研究開発は次のとおりである。
・世界最高レベルの運航経済性と客室快適性を兼ね備えたリージョナルジェット旅客機「三菱スペースジェット」の開発
・低コストで高い信頼性を有する「H3ロケット」の開発
・民間航空機に用いられる製造自動化、3Dプリンタによる金属積層造形技術、レーザ超音波浸透探傷検査技術等の革新的製造技術の開発
・複数無人機の運用をAI技術でサポートする沿岸警備システムの開発
・重要インフラの制御システム等に向けたサイバーセキュリティ技術の開発
・衛星データをAI技術で解析し、災害救助等に貢献する広域状況把握技術の開発
(4) その他・共通
当社グループ次期製品の市場競争力確保のために必要となるキー技術や、次期・次世代の製品開発に必要かつ複数製品の共通基盤となるプラットフォーム技術開発に取り組んでいる。
「その他・共通」に係る研究開発費は10,969百万円であり、主な研究開発は次のとおりである。
・再生可能エネルギーの調整力・予備力向上に向けた蓄エネ技術の開発
・先進AI技術を用いたリスク要因検出支援技術及び業務プロセス全般への自然言語処理活用技術の開発
セグメントごとの主な研究開発の状況及び費用は次のとおりであり、当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は総額で146,864百万円である。なお、この中には受託研究等の費用73,197百万円が含まれている。
(1) パワー
エネルギー供給や環境対応に係る市場ニーズに対応した付加価値の高い製品とソリューションビジネスの拡大に対応した技術の研究開発に取り組んでいる。
当セグメントに係る研究開発費は39,604百万円であり、主な研究開発は次のとおりである。
・AI・IoT技術を活用し顧客や地域のエネルギー利用の最適化を支援するソリューション「ENERGY CLOUDⓇ Service(エナジークラウドサービス)」や、社会・経済・環境の3つの側面からの質の高いエネルギーインフラのあるべき姿を定量的に示した指標「QoEnTM(クウォン)」の開発
・水素社会の実現に向けた、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のプロジェクトへの参画による「水素専焼対応型DLN(Dry Low NOx)ガスタービン」の開発や、アンモニア利用ガスタービンコンバインドサイクルの開発
・発電効率を高めることでCO2排出量を低減する、次世代空気冷却システムを採用した「空冷式1650℃級ガスタービン」の実機開発
・原子力の安全性向上に資する技術、将来炉(高速炉、小型炉、高温ガス炉ほか)、経済産業省公募プロジェクトへの参画による東京電力福島第一原子力発電所等の事故対応技術等の開発
(2) インダストリー&社会基盤
各産業向けの基礎設備及び社会インフラ等を提供するために、市場・需要の多様化に対応した製品固有の研究開発を行うとともに、共通性のある、最新かつ高度な先進技術の幅広い製品適用に取り組んでいる。
当セグメントに係る研究開発費は23,283百万円であり、主な研究開発は次のとおりである。
・エンジン発電装置に再生可能エネルギーと蓄電池を組み合せ、環境に優しい安定した電力を供給するトリプルハイブリッド自立給電システム「EBLOX(イブロックス)」の開発
・機能性とデザイン性を両立し、安全で快適なオペレーションを実現する多機能集中制御システム「SiCOS(サイコス)」を搭載した、カウンターバランスタイプのバッテリー式フォークリフト「ALESIS(アレシス)」の開発
・業界トップクラスの高効率化とR32冷媒採用による大幅な環境負荷低減を実現した空冷ヒートポンプチラー「MSV2」の開発
・独自の2軸/4軸ディスク方式の採用により、高粘度下水汚泥や各種産業排水汚泥に幅広く適合し、詰まりにくい構造と優れた省エネ性を実現した「高粘度汚泥対応乾燥機」の開発
(3) 航空・防衛・宇宙
日本のリーディングカンパニーとして、長年にわたり航空・防衛・宇宙開発で培った技術を駆使して、最先端の製品開発に取り組んでいる。
当セグメントに係る研究開発費は73,006百万円であり、主な研究開発は次のとおりである。
・世界最高レベルの運航経済性と客室快適性を兼ね備えたリージョナルジェット旅客機「三菱スペースジェット」の開発
・低コストで高い信頼性を有する「H3ロケット」の開発
・民間航空機に用いられる製造自動化、3Dプリンタによる金属積層造形技術、レーザ超音波浸透探傷検査技術等の革新的製造技術の開発
・複数無人機の運用をAI技術でサポートする沿岸警備システムの開発
・重要インフラの制御システム等に向けたサイバーセキュリティ技術の開発
・衛星データをAI技術で解析し、災害救助等に貢献する広域状況把握技術の開発
(4) その他・共通
当社グループ次期製品の市場競争力確保のために必要となるキー技術や、次期・次世代の製品開発に必要かつ複数製品の共通基盤となるプラットフォーム技術開発に取り組んでいる。
「その他・共通」に係る研究開発費は10,969百万円であり、主な研究開発は次のとおりである。
・再生可能エネルギーの調整力・予備力向上に向けた蓄エネ技術の開発
・先進AI技術を用いたリスク要因検出支援技術及び業務プロセス全般への自然言語処理活用技術の開発
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02126] S100J16X)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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