有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100IZDQ (EDINETへの外部リンク)
メディキット株式会社 研究開発活動 (2020年3月期)
当社グループは、環境が大きく変化する中、多様化、高度化して広汎な範囲にわたる顧客ニーズに応える製品を研究
開発して、価値提供を追求することを基本方針としております。このため情報収集および基礎から応用までの製品化に
わたる研究開発の役割を分担し、5課・38名のスタッフにて活動しています。内容は①顧客ニーズの情報収集、②既存
製品の改良、③医療現場で行われている安全対策について医療機関からの提案、④患者のQOL(Quality of Life)
への寄与に関する医療機関からの提案、および⑤カテーテル技術応用展開になります。なかでも医療現場で行われてい
る安全対策について医療機関からの提案である誤刺事故防止機構付き針製品、およびインターベンション(アンギ
オ)・IVR関連の血管内治療用カテーテル製品の研究開発にウエイトを置いております。このような取り組みによっ
て当連結会計年度の研究開発費は218,544千円(売上高比率1.1%)となりました。
なお、医療機器の製造・販売事業の単一セグメントであるため、品目区分別に記載しますと次のとおりであります。
人工透析類
2019年度は、当社のスタンダードの透析用留置針である「ハッピーキャスCLs」に改良を加え、止血弁を内蔵した外
套針と安全機構が搭載された「新型CLs」の開発を進めてきました。また、既存の安全機構付の製品である「ハッピー
キャスNEO」および「ハッピーキャスC-Pro」の生産性向上と品質安定化に向けた改良にも取り組んでまいりました。
「C-Pro」につきましては、臨床使用時の製品品質の向上を目的として外套針のキンク対策を実施し安定化を図りまし
た。さらに安全機構部の作動時の精度向上に特化し、部品の設計検証を継続実施中です。その他、顧客要望に伴い「識
別のし易さ」を目的とした包装(内箱)表示に関してもリニューアルを行っております。さらに海外展開として
「Supercath NEO」についてはオーストラリアへの輸出を開始し、欧州市場への輸出拡大も継続して進めております。
また、「ハッピーキャスC-Pro」の台湾への輸出を開始しました。
静脈留置針(麻酔)類
誤刺防止の安全機構と血液暴露防止の止血弁を持つセーフティタイプの静脈留置針マーケットリーダーとして、改善
改良に取り組み、次世代の安全留置針の研究開発を行っております。今年度は内針を抜去する際に自動的に針先をカバ
ーし、血液飛散のリスクを最小化することをコンセプトとしたパッシブタイプの針刺し防止機構付の静脈留置針「スー
パーキャス7」の販売を一部の施設で開始しました。次年度からパッシブタイプの安全機構を必要とする施設への拡販
を本格的に進めてまいります。
「スーパーキャス5」につきましては、海外向けとして「24G、24Gの翼付き製品および26G製品のハーフインチサイ
ズ」をラインナップに追加し、販売を開始しました。さらに、26G製品につきましては、国内の製造販売認証を取得
後、販売開始し、特に小児の領域を中心にプロモーションを進めております。また、海外展開として今年度は米国市場
への販路拡大の為、ICUメディカル向けとして専用デザインの変更、外箱の変更、26G翼付き製品の追加に関する対応を
しております。北米・南米・欧州・アジア・オセアニア市場への販売活動についても継続して力を入れております。
インターベンション(アンギオ)類
カテーテル、およびカテーテルイントロデューサ(シース)の研究開発、ならびに医療現場のニーズに沿った新製品の
開発を行っております。2019年度はカテーテル製品の主力である末梢血管用シースレスガイディング「ParentPlus」の
耐キンク性能を大幅に向上させた「メディキットガイディングシースキット」の販売を開始しました。新しいサイズで
ある7Frもラインナップに追加し、下肢の病変を治療する併用デバイスのツールとして次年度の拡販を目指します。
またラディアルアプローチ用のシースに関して、潤滑性コーティングを付与する技術を開発し、現在設計検証を進め
ており、次年度の臨床使用評価および市場投入を目指します。
加えて、前年度から不整脈分野で使用される付加価値の高い製品の開発活動を継続しており、KOL施設のドクターか
らの意見を反映しながら鋭意設計検証活動を進めております。今年度動物実験までを完了し、次年度の製造販売承認申
請を目標に進めております。
開発して、価値提供を追求することを基本方針としております。このため情報収集および基礎から応用までの製品化に
わたる研究開発の役割を分担し、5課・38名のスタッフにて活動しています。内容は①顧客ニーズの情報収集、②既存
製品の改良、③医療現場で行われている安全対策について医療機関からの提案、④患者のQOL(Quality of Life)
への寄与に関する医療機関からの提案、および⑤カテーテル技術応用展開になります。なかでも医療現場で行われてい
る安全対策について医療機関からの提案である誤刺事故防止機構付き針製品、およびインターベンション(アンギ
オ)・IVR関連の血管内治療用カテーテル製品の研究開発にウエイトを置いております。このような取り組みによっ
て当連結会計年度の研究開発費は218,544千円(売上高比率1.1%)となりました。
なお、医療機器の製造・販売事業の単一セグメントであるため、品目区分別に記載しますと次のとおりであります。
人工透析類
2019年度は、当社のスタンダードの透析用留置針である「ハッピーキャスCLs」に改良を加え、止血弁を内蔵した外
套針と安全機構が搭載された「新型CLs」の開発を進めてきました。また、既存の安全機構付の製品である「ハッピー
キャスNEO」および「ハッピーキャスC-Pro」の生産性向上と品質安定化に向けた改良にも取り組んでまいりました。
「C-Pro」につきましては、臨床使用時の製品品質の向上を目的として外套針のキンク対策を実施し安定化を図りまし
た。さらに安全機構部の作動時の精度向上に特化し、部品の設計検証を継続実施中です。その他、顧客要望に伴い「識
別のし易さ」を目的とした包装(内箱)表示に関してもリニューアルを行っております。さらに海外展開として
「Supercath NEO」についてはオーストラリアへの輸出を開始し、欧州市場への輸出拡大も継続して進めております。
また、「ハッピーキャスC-Pro」の台湾への輸出を開始しました。
静脈留置針(麻酔)類
誤刺防止の安全機構と血液暴露防止の止血弁を持つセーフティタイプの静脈留置針マーケットリーダーとして、改善
改良に取り組み、次世代の安全留置針の研究開発を行っております。今年度は内針を抜去する際に自動的に針先をカバ
ーし、血液飛散のリスクを最小化することをコンセプトとしたパッシブタイプの針刺し防止機構付の静脈留置針「スー
パーキャス7」の販売を一部の施設で開始しました。次年度からパッシブタイプの安全機構を必要とする施設への拡販
を本格的に進めてまいります。
「スーパーキャス5」につきましては、海外向けとして「24G、24Gの翼付き製品および26G製品のハーフインチサイ
ズ」をラインナップに追加し、販売を開始しました。さらに、26G製品につきましては、国内の製造販売認証を取得
後、販売開始し、特に小児の領域を中心にプロモーションを進めております。また、海外展開として今年度は米国市場
への販路拡大の為、ICUメディカル向けとして専用デザインの変更、外箱の変更、26G翼付き製品の追加に関する対応を
しております。北米・南米・欧州・アジア・オセアニア市場への販売活動についても継続して力を入れております。
インターベンション(アンギオ)類
カテーテル、およびカテーテルイントロデューサ(シース)の研究開発、ならびに医療現場のニーズに沿った新製品の
開発を行っております。2019年度はカテーテル製品の主力である末梢血管用シースレスガイディング「ParentPlus」の
耐キンク性能を大幅に向上させた「メディキットガイディングシースキット」の販売を開始しました。新しいサイズで
ある7Frもラインナップに追加し、下肢の病変を治療する併用デバイスのツールとして次年度の拡販を目指します。
またラディアルアプローチ用のシースに関して、潤滑性コーティングを付与する技術を開発し、現在設計検証を進め
ており、次年度の臨床使用評価および市場投入を目指します。
加えて、前年度から不整脈分野で使用される付加価値の高い製品の開発活動を継続しており、KOL施設のドクターか
らの意見を反映しながら鋭意設計検証活動を進めております。今年度動物実験までを完了し、次年度の製造販売承認申
請を目標に進めております。
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02354] S100IZDQ)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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